今日はまだ寒さが残っていましたが、すっきりと晴れた一日でした。
やっぱり週末にお天気がいいと、幸せ度が増しますね
今日は午前中はゆっくりして、午後からお茶のお稽古へ。
先月が2回しか行けなかったので、振り替えで今月は毎週お稽古があります。
数日前に終わってしまいましたが、今日は雛祭りをテーマに着物を選びました。
「季節感のある着物」の第5弾、3月は雛祭りの着物です。
といっても、お雛様が描いてあったりするわけではないのですが・・・
今回の着物は貝桶が描かれています。
雛道具の中でもっとも重要なもの、それは「貝合わせの道具」です。
貝合わせとは、平安時代に始まった美しい絵や金彩を施した蛤を使う遊びですが、
蛤は対となる貝殻としか合わせられないことから、夫婦円満の象徴とされました。
公家や大名家の嫁入り道具として、美しい蒔絵を施した立派な貝桶に貝を入れ、
婚礼行列が婚家へ到着すると、「貝桶渡し」の儀式として一番先に納められたとか。
雛祭りに蛤のお吸い物を頂くのも、ここから来ています。
和の世界ではよく連想ゲーム的な趣向がありますが、今日の着物も連想ゲーム。
桜と鱗模様が出てきたら歌舞伎の「娘道成寺」を連想するように、
6月に三角形が出たら夏越祓の「水無月」というお菓子を連想するがごとく、
3月に貝桶や貝合わせがでてきたら、連想するものは「雛祭り」となります
着物はあられの地模様のある瑠璃紺の綸子地に、大きな貝桶が描かれた小紋。
八掛は柄から一色をとって、黄色をつけているので、可愛らしい印象です。
帯は白地に貝合わせの貝が織り出された、藤原織物の唐織の名古屋帯。
可愛らしい色使いの帯なので、着物の色の強さを中和してくれたかな。
帯揚げは久しぶりに色物を使いました。ピンクの綸子地に花模様が描かれています。
帯締めはサーモンピンク~黄色のグラデーションの組み紐。
今日のお稽古は八千代棚という戸がついた棚を使った薄茶点前でした。
お菓子は雛祭りなので雛人形を模したもの。茶花は相合傘椿
掛け軸は桃の節句なので、桃で有名な西王母が描かれていました。
床の間には大内塗りの雛人形や加賀手毬も飾られ、可愛い室礼でした
先生が私の着物の雛祭りコーディネートに気づいてくださったので、着て行ってよかった
やっぱり週末にお天気がいいと、幸せ度が増しますね
今日は午前中はゆっくりして、午後からお茶のお稽古へ。
先月が2回しか行けなかったので、振り替えで今月は毎週お稽古があります。
数日前に終わってしまいましたが、今日は雛祭りをテーマに着物を選びました。
「季節感のある着物」の第5弾、3月は雛祭りの着物です。
といっても、お雛様が描いてあったりするわけではないのですが・・・
今回の着物は貝桶が描かれています。
雛道具の中でもっとも重要なもの、それは「貝合わせの道具」です。
貝合わせとは、平安時代に始まった美しい絵や金彩を施した蛤を使う遊びですが、
蛤は対となる貝殻としか合わせられないことから、夫婦円満の象徴とされました。
公家や大名家の嫁入り道具として、美しい蒔絵を施した立派な貝桶に貝を入れ、
婚礼行列が婚家へ到着すると、「貝桶渡し」の儀式として一番先に納められたとか。
雛祭りに蛤のお吸い物を頂くのも、ここから来ています。
和の世界ではよく連想ゲーム的な趣向がありますが、今日の着物も連想ゲーム。
桜と鱗模様が出てきたら歌舞伎の「娘道成寺」を連想するように、
6月に三角形が出たら夏越祓の「水無月」というお菓子を連想するがごとく、
3月に貝桶や貝合わせがでてきたら、連想するものは「雛祭り」となります
着物はあられの地模様のある瑠璃紺の綸子地に、大きな貝桶が描かれた小紋。
八掛は柄から一色をとって、黄色をつけているので、可愛らしい印象です。
帯は白地に貝合わせの貝が織り出された、藤原織物の唐織の名古屋帯。
可愛らしい色使いの帯なので、着物の色の強さを中和してくれたかな。
帯揚げは久しぶりに色物を使いました。ピンクの綸子地に花模様が描かれています。
帯締めはサーモンピンク~黄色のグラデーションの組み紐。
今日のお稽古は八千代棚という戸がついた棚を使った薄茶点前でした。
お菓子は雛祭りなので雛人形を模したもの。茶花は相合傘椿
掛け軸は桃の節句なので、桃で有名な西王母が描かれていました。
床の間には大内塗りの雛人形や加賀手毬も飾られ、可愛い室礼でした
先生が私の着物の雛祭りコーディネートに気づいてくださったので、着て行ってよかった