Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

地震から1週間・・・

2011-03-18 22:47:37 | 日記
この度の大規模な震災により被害を受けられた皆様へ、心からお見舞い申し上げます。

あまりの被害の甚大さ、失われた命の多さに、心が押し潰されそうな日々を送っています。
全ての日本人が、それだけでなく世界中が、被災された方々と悲しみを共にしています。
離れていても、現地に行くことができなくても、自分に出来る形でなんとか力になりたいと。

私の周りでも、様々な支援の動きがあります。
皆が手を差し伸べようとしています。

どうか、一人でも多くの方が助かり、少しでも笑顔を取り戻すことができますように。
一日も早い復旧を。

強く、切実に、願っています。

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Maria Callasのお客様で、いつもイベントに必ず来てくださる方の中に、
八戸に住んでいる方がいらっしゃいます。
ご連絡先を控えておらず、かすみ共々、心配しながらもご連絡する手段がありません。
ご無事でしょうか?お怪我はありませんか?

心配です・・・

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1週間ぶりの日記更新です。

先週の金曜日、午後2時46分。
オフィスで通常通り仕事をしていた私は、揺れ始めはまったく気にせずにいました。
耐震構造のビルの上層階なので、小さな地震でも大きく揺れるように出来ているためです。

ですが、少し待っても揺れは収まらず、立っていられないほどの大きな揺れに。
デスク上に積んであるものはガタガタと崩れ、あちらこちらで大きな音が聞こえました。
物が落ちてきそうだったのですぐに机の下に避難して揺れが収まるのを待ちましたが、
人生で初めて「死ぬかもしれない・・・」と、地震を怖いと思った瞬間でした。

揺れが収まってしばらくすると、窓の外に黒煙が見えました。お台場あたりです。
すぐにワンセグで地震情報を確認していると、またもう一度大きな揺れが・・・
まわりも騒然としていましたが、新しいビルで耐震構造だという事がわかっていましたので、
このオフィス街で外に出るよりはビルの中が安全だと判断し、皆その場に留まりました。

すぐに家族と連絡をとろうとしましたが、回線が混みすぎてまったくつながらず、
2時間ほどしてやっと全員の無事を確認することができました。
電車や道路も大混乱になり帰宅難民決定でしたので、会社に泊まるつもりでしたが、
都内の親族の家に身を寄せることができ、あったかいお布団で眠ることができました。

翌日電車の復旧を待って帰宅すると、テレビでは悲惨な光景が繰り返し映されていました。
地震、津波、原発・・・日本でこんな事が起こっているとは半ば信じられないような事ばかり。
数日経ち、原発の危機や停電等色々な事がありすぎて、なんとか日常生活を送っていても、
日記の更新をする気力がまったく起きませんでした。

あれから1週間経ち、都内では電車も電気も仕事もなんとかなる程度には戻り、
私もやっと音楽を聴くだけの心の余裕がでてきました。

深刻な被災地の現状、都内でも起こる物資の不足、未だ収まらない原発・・・
心が重くなるような出来事が続く毎日ですが、今私にできることをやっていくしかありません。
非被災地にいる私達が節電や募金に努めながら、できるかぎり日常を取り戻していき、
生産や消費をして日本経済の停滞を防ぐこと。
それが被災地の復興にも繋がっていくと信じ、粛々と毎日を送りたいと思います。

茶道のお師匠さんも茨城でライフラインの寸断、家中のものが壊れ、被害にあわれました。
まだ大変な中でも、明日からはお稽古を再開されるそうです。

私も今日からまた、ブログを再開します。