Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

卒園式(別誂え・卵色地七宝絵草紙柄付下げ) / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理中級・3月)

2020-03-14 23:57:00 | 着物
COVID-19🦠の影響で様々な行事が中止される中、幸いにも園側のご尽力により、かなり規模を縮小・短縮することにはなりましたが、無事卒園式🎓を迎えることができました😊


朝からバタバタと支度をして、自分の着付けと娘の着付け&ヘアセットを行い、保育園へ🚙💨

あいにくの雨☔️でしたが、着物👘でも着られるようにと娘にはポンチョ型の雨コートを用意してあったので、振袖も袴も濡らさずに到着♪

娘の着物👘は先日の撮影で着たものと同じ、実家にあった子供用の総柄の振袖と、この日のために買った紫の袴です❤️


今日は娘が主役なのと、おそらく他の方は洋服でいらっしゃることを踏まえて、なるべく目立たない着物👘を選びました😊


着物は七宝の地模様のある「伊と幸」の朱子地をやわらかな卵色に染め上げて、牡丹・桜・橘・菊などが描かれた絵草紙をメインに、染め疋田を施した七宝や、松などをあしらった別誂えの一つ紋付き付下げ。

帯は地模様のある黒地に、大きな丸紋をメインとして、金糸や色糸で、松竹梅や菊桐や花菱など、吉祥図案が所狭しと織り上げられている「藤原織物」の袋帯。

帯揚げは菱形地紋のある白い綸子地に、ピンクの絞りで葵柄が表現されている輪出し。
帯締めは明るい橙~金の礼装用の平組紐。


本来であれば在園児・来賓・先生方・保護者に見守られての入場も、今日は先生方と保護者だけ。それでも子供たちは厳かな表情で、しっかりとした足取りで入室していきました。


十字架型のガラスから差し込む光とマリア様の絵に見守られた舞台の上には、卒園児の数の椅子とお花たち💐

例年よりも半分程度の時間で終わらせるため、かなり省略をした式になりましたが、子供たちからの感謝の言葉、聖句暗唱、合唱などがあり、先生方からのお言葉も頂いて、本当に感動的な式になりました❤️


例年だと在園児が寂しさで泣き、それにつられて卒園児も泣いてしまうのですが、今年は在園児がいないからかなんともカラッとしたお式で、こちらの写真も泣いているのではなくて、変顔をして笑っているところ💦


今年は女子9名のうち、娘を含めて3名が袴で出席しました。小学校の卒業式で人気と聞きますが、娘が卒業する頃には禁止になっているかもと思い、お手洗いの手助けなども堂々とできる年齢のうちにと着せました😆

本来であれば卒園式の後にはお食事🍱を含めた卒園パーティーもあるのですが、今年は中止。それでも子供たちは楽しそうに式後の時間を少し過ごして、2時間半ほどで解散となりました。

帰るときにはまだ雨☔️だったのですが、家について一息ついていると、窓の外は雪❄️に変わっていました。なんともすごい日に卒園式を迎えたものですね😳

夜は子供たちの寝支度を済ませて、ゆっくりディナーを楽しみました🍽

【イタリア料理教室:シチリア料理中級編・3月】


前菜はジャガイモ🥔のスフィンチョーネ。じゃがいもや玉ねぎに、アンチョビ・チーズ・トマトソース🍅を重ねてオーブンで焼く、今日のように寒い日にぴったりの一品です❤️


パスタ🍝はアンチョビとサフラン風味のヴァルミチェッリ。シンプルなパスタですが、サフランの香りが際立って、とっても美味しいのです💕


メインは甘酸っぱいポルペッテ。こうして甘酸っぱくすると日本の肉団子にとても近い気がします。ビネガーが効いているので、見た目よりもパクパク食べられてしまうお料理です😍