明後日は雨水。降る雪❄️が雨☔️へと変わり、氷が解けだすころです。昔からこの季節は春に向けて農耕の準備を始める目安とされてきました😊
初候である2/19~2/23は「土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)」。
中国から日本へ伝来した七十二候暦ですが、古代中国ではもともと雨水の初候は獺祭魚と言われていました。獺は魚🐟を捕らえたあと、それを岸に並べてなかなか食べようとしないことから、祭のお供え物をしたように見えたことによるとか。😳
この時期は柔らかくて美味しい春キャベツがたくさん出回りますね。また、布を染める藍の種を蒔く時期でもあるそうです♪
次候である2/24~2/28は「霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)」。
春霞がたなびき山野の情景に趣きが加わるころです。この時期は奈良の若草山、京都の大原、山口の秋吉台などでは風のない晴天☀️の日を選んで野焼き🔥が行われ、春の風物詩となっています。
また、二月十五日は菅原道真公の忌日にあたりますので、菅原道真公を祀る京都北野にある北野天満宮では、梅花祭が行われます。上七軒の芸舞妓による野点🍵を楽しむこともでき、年によっては雪中梅も楽しめるそうです💕
末候である3/1~3/5は「草木萌え動く(そうもくもえうごく)」。
草木が芽吹き出すころで、雨水のこの時期に降る雨☔️を「木の芽起こし」と言うのだそう。植物が花🌼を咲かせるのに大切な雨で、木の芽🌱が膨らむのを助けるように降ることからそう呼ばれるのだとか😳
この時期に咲き始める菜の花はいまや雛祭りに欠かせないようになりましたが、花開く前の蕾にはビタミンC、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています❤️
雛祭りと言えば蛤も欠かせませんね。蛤の貝は対となるもの以外はかみ合わないことから、夫婦和合の象徴とされ、古来より慶事の食材となっていました😊