昨日の記事に続いて、今日もオーダーメイドレッスンでお願いした、参加できなかった分のイタリア料理教室の再レッスンです
10月のレッスンなので、渡り蟹や蟹など、秋らしい食材が出てきます
まずは前菜から作っていきます。今日の前菜は「Minestra di verdure」。野菜をたっぷり使った、ミネストローネのようなお料理です
お鍋にオリーブオイルをひいて、みじん切りのパンチェッタと玉ねぎをじっくりと炒めます。
1cm角に切った玉ねぎ・人参・セロリも加えてじっくり炒め、しんなりしたら水・トマトペースト・ローズマリー・茹でた白インゲン豆を加え、15分ほど煮込みます。
半量を取り出してミキサーにかけピューレ状にしてから鍋に戻し、塩コショウで味を整えれば完成です
続いてのパスタは「Linguine con salsa di granchio」。渡り蟹はイタリアでも限られた州でしか獲れませんが、身を食べることはあまりなく、主に出汁として使うそうです
フライパンにオリーブオイルをひいて潰したニンニク・鷹の爪を入れて火にかけ、香りが移ったら渡り蟹を入れて炒め、赤くなったらブランデーを加えてアルコールを飛ばします。
トマト缶、水を入れて10分ほど煮込んだら、茹でたリングイネを入れて混ぜ合わせ、オリーブオイルを加えて乳化させ、塩コショウで味を整えます。
日本では渡り蟹のパスタというとトマトクリーム仕立てが多いですが、その場合は鷹の爪を入れず、煮込んだ後に生クリームを加えるそうです
最後はメインの「Pollo con crema di castagna」。こちらは先生のオリジナルレシピなのだそうですよ
鳥もも肉を食べやすい大きさに切り分け、塩コショウをして小麦粉をまぶします。フライパンにオリーブオイルをひいて皮目から焼き、きつね色になったら返して茹で栗を加えます。
白ワインを加えてアルコールを飛ばしたら、マロンピューレと生クリームを事前に混ぜ合わせておき加えます。水分が少ないようなら水を加えて10分ほど煮込み、塩コショウで味を調えたら、茹でたアスパラガスと一緒に盛りつければ完成です
全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムです
前菜は野菜とお豆の食べるスープ。半量をピューレにしているので、持ったりとしていて食べ応えのあるスープに仕上がっています。お豆はお好みのものに変えて良いそうですよ
パスタは渡り蟹のリングイネ。カニから良いダシが出ていて、クリーム系ではないのですが、とっても美味しいソースに仕上がっていました。カニ身はほとんど取れませんので、別のカニ身を添えても良いかもしれないですね
メインはチキンのマロンクリーム煮。無糖のマロンピューレというのは初めて使ったのですが、栗の味がとてもしっかりしていて美味しかったです
この時期だと一緒に煮込むための栗が手に入らないので、甘栗を使うか、マッシュルームに変えてしまっても良いそうです
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