Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

イタリア料理教室【基本上級・10月】

2019-03-27 23:28:14 | イタリア料理

昨日の記事に続いて、今日もオーダーメイドレッスンでお願いした、参加できなかった分のイタリア料理教室の再レッスンです


10月のレッスンなので、渡り蟹や蟹など、秋らしい食材が出てきます


まずは前菜から作っていきます。今日の前菜は「Minestra di verdure」。野菜をたっぷり使った、ミネストローネのようなお料理です


お鍋にオリーブオイルをひいて、みじん切りのパンチェッタと玉ねぎをじっくりと炒めます。


1cm角に切った玉ねぎ・人参・セロリも加えてじっくり炒め、しんなりしたら水・トマトペースト・ローズマリー・茹でた白インゲン豆を加え、15分ほど煮込みます。


半量を取り出してミキサーにかけピューレ状にしてから鍋に戻し、塩コショウで味を整えれば完成です


続いてのパスタは「Linguine con salsa di granchio」。渡り蟹はイタリアでも限られた州でしか獲れませんが、身を食べることはあまりなく、主に出汁として使うそうです


フライパンにオリーブオイルをひいて潰したニンニク・鷹の爪を入れて火にかけ、香りが移ったら渡り蟹を入れて炒め、赤くなったらブランデーを加えてアルコールを飛ばします。


トマト缶、水を入れて10分ほど煮込んだら、茹でたリングイネを入れて混ぜ合わせ、オリーブオイルを加えて乳化させ、塩コショウで味を整えます。


日本では渡り蟹のパスタというとトマトクリーム仕立てが多いですが、その場合は鷹の爪を入れず、煮込んだ後に生クリームを加えるそうです


最後はメインの「Pollo con crema di castagna」。こちらは先生のオリジナルレシピなのだそうですよ



鳥もも肉を食べやすい大きさに切り分け、塩コショウをして小麦粉をまぶします。フライパンにオリーブオイルをひいて皮目から焼き、きつね色になったら返して茹で栗を加えます。


白ワインを加えてアルコールを飛ばしたら、マロンピューレと生クリームを事前に混ぜ合わせておき加えます。水分が少ないようなら水を加えて10分ほど煮込み、塩コショウで味を調えたら、茹でたアスパラガスと一緒に盛りつければ完成です


全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムです


前菜は野菜とお豆の食べるスープ。半量をピューレにしているので、持ったりとしていて食べ応えのあるスープに仕上がっています。お豆はお好みのものに変えて良いそうですよ


パスタは渡り蟹のリングイネ。カニから良いダシが出ていて、クリーム系ではないのですが、とっても美味しいソースに仕上がっていました。カニ身はほとんど取れませんので、別のカニ身を添えても良いかもしれないですね


メインはチキンのマロンクリーム煮。無糖のマロンピューレというのは初めて使ったのですが、栗の味がとてもしっかりしていて美味しかったです


この時期だと一緒に煮込むための栗が手に入らないので、甘栗を使うか、マッシュルームに変えてしまっても良いそうです




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