株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

買い込まれる株の条件の1つ

2005-05-05 10:22:57 | 株に出会う
個人ごと(ブログはそもそも私ごとの随想でしたね)だが、妻が5月2日にソフトクリエイトを飛び乗って買ったそうである。(含み益既に7万くらい)この会社は昔渋谷の近くにあって、通(つう)が通うパソコンショップであり、かつ、当時はやったノベルのネットワークOSであるNetWareの技術者資格認定もやっている風変わりな店であった。

その店が新規上場するという。急いで目論見書を見たところ、なんとECのエンジンを中心とした法人向けのITのシステムインテグレーション等をやっているではないか。インターネット通販も20%程はやっているようだが、174名の陣容であざやかに業態変更を遂げている。ネットウェアの技術がその基礎を作ったのだろう。同様な会社にメッツという会社がある。量販店などで年賀はがきソフト、筆何とか(自慢かな)が売られていたが、その会社であるが、今は個人向けは一切やめてインターネットを使った遠隔監視のシステムを売っている。売上は大幅に落ちたが業績はかえってよくなったそうである。これもソフト制作の技術が効いているに違いない。また、経営者の判断力も大きいだろう。
両社とも、一品料理のソフト制作などの仕事でなく、基幹となるシステムをそれぞれのお客に合わせて少しカスタマイズするというビジネスを目指しているところがミソだと思う。この基幹部分をコア技術として確立してしまえば、後は、それにあわせてちょっとしたインターフェース部分を変えるだけで、できばえはまさにそのお客向けの一品料理と同じものか、それ以上(バグがとれているという意味で)のものが安価に提供できるのである。このことを東大の藤本教授は、中インテグラル、外モジュラーの製品と称した。

問題は、基幹技術の優位性を保てないと、ノベルのネットウェアのようになってしまうことである。ソフトクリエイトのECエンジンがどの程度の優位性をもっているかは、専門家の判断を仰ぐ他はないが、今のところは順調に株価を伸ばしているようである。私も押し目を待っていたが乗り遅れた。妻はそのあたりの思い切りがよいので、やけどもする代わりに今回のようによい思いをすることもある。

------5月6日のウォッチ株--------

今週、ウォッチ株の整理をする予定としていたが、もう少し時間を頂くとして、とりあえず、明日、チャート妙味からウォッチして、売買に走る銘柄の候補を上げておきたい。(特にイートレとSHLに注目)

1.8701 イートレード 朝方少し押されるかも知れないが、370Kを大きく割り込まないなら。
2.4327 SHL 中間決算も予想通り。チャート妙味は高騰前の水準。206Kを下回らないなら。
3.8703 カブドットコム PERが割高ということで低落しているが、2日に下げ止まり気配あり。
4.8739 スパークス RSIがコンバージェンスとなり、反発気配。短期反騰狙い。
5.3356 テリロジー 長期に高値切り下げの特異なチャート。出来高少ないが反発かも。
6.3350 ダイキサウンド 下げ止まったか。

他は、損切りしたセキュアードがいい形で終わっているので、引き続きウォッチ。ロジコムもどういう訳かいい形で2日は終わっている。
3754エキサイト、2432DNAは高値追い。参入はしないが高見の見物と行きたい。
コメント
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