株に出会う

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株はやはり需給バランスが大事か

2005-05-12 11:56:35 | 株に出会う
昨日気にしていた8938ロジコム。RSIより指標数値の方が株価に影響するようである。昨日の487Kから500Kへの切り返しは、10日の安値が500Kだったので、微妙なところだったが、本日500Kから下がらず、そのことを確認した買い手が買い上がったようだ。指数的には、565Kから500Kへの降下の過程で売り枯れていたということだろう。高値からの下落スピードが速いほど、損切りする人が多いので、売り枯れがはやくなる。それが私がラリーウィリアムズの本から設定した指数に現れているようである。

比較のためにもう一つ、3364ナルミヤ・インターナショナルの数字を見てみよう。5月2日から上がり始め、10日には381Kを付けている。10日の安値からのその後の高値との乖離は、今日の前場現在で16Kもある。そろそろ反発が期待できるところであるが、指数を見ると10日の466000から今日前場での436000まで、(私の場合、3月9日を500000と設定しています。)あまり下落が見られない。前回、4月26日の指数は、395000だった。つまり400000を切るような値だと楽々反転するのだが、まだ、みんなが投げきっていないのである。もう少し上がるのを固唾をのんで見守っているのが今の状況といえる。そういえば、色々な掲示板でMM人気に引っかけて、ナルミヤの宣伝が目に付く。
後場にどうころぶか分からないが、膠着状態だからといって、今のナルミヤには手を出すべきではないと判断している。RSIも昨日で61とまだまだ高い。ロジコムは昨日が48でおとといと同じ。(高値安値とも下がっているのに、RSIが上がっていることを、RSIコンバージェンスといって、反転のシグナルの一つだそうです。)

ところで、持ち株のフェイスは、伸び悩みのため、残りも前場で処分した。少し利益が少ないがしかたない。この株の5月9日の安値337kが当面の壁として意識されるところであるが、朝方に336Kまでは行ったが、そこからは324Kまで下落した。(前場の数字です)これはまだまだ利益確定の売り圧力と、高値圏でのホルダーの売り圧力が続いていると判断。セオリー通りだと、昨日の高値332Kを切るときに売るべきであったが、329Kでの売りとなってしまった。午後はまた風向きが変わるかも知れないので監視はするが、そもそも押し目での反転ねらいだったので、このような結果でもやむを得ないと思っている。

その他午前中に注目していたのは、6664オプトエレクトロニクスである。指数が4月18日以来に落ちている。4月19日は500円のストップ高をつけた銘柄である。引けにかけての反騰なりさらなる下落を見極めてから、試し買いをするかもしれない。まだ、売り枯れていないようであるが、底値をねらう投資家も多い。(結果はまた夜報告する)

-----本日の後場のトレード------

午前中の最後に書いたオプトエレクトロニクスだが、こんなに急に切り返すとは思わなかった。引けにかけて多少の反発を見せたことを確認して買いの予定だったので買い損じた。上昇中でもまだ売り玉が出てくると見たのが、今回は裏目に出た。

本日引けにかけて、スパークス(8739)とクインランド(2732)を購入した。スパークスは指標がまた5月2日まで落ちてきたのと、終値はマイナスだが、安値からの反転を確認して引けに227Kで購入。
クインランドは、CB発行が嫌気され投げ売り状態だったが、指数、安値更新、安値高値の乖離、の3拍子が揃ったので、引けに343Kで買った。339Kで差していたがなかなか降りてこず、10日のフェイスとは状況が違ったので、明日では少々遅いと思って買った。引けに成り買いが多く出て344Kで終わっているので、これまでの経験からすると、市場にハプニングさえ起こらなければ明日の反転が期待できると思う。

ところで、フェイスはやはりしこり玉があった。329Kで降りて正解であった。よく言えば、昨日より高く売るべきだったが、332Kの昨日の高値を下まわらない限り動きはとれないものである。
コメント
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