株に出会う

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なかなか活況だが

2005-05-06 15:39:18 | 株に出会う
今日は、2日と同様に連休の谷間ではあるが、市場は活況だったようだ。昨日予測したDeNA(2432)とエキサイトについては、利益確定の売りに押されたようだ。特にエキサイトはどうしたことか。解き放たれたかに見えたが、ここのところの上昇が大きく反動がでたかも知れない。いずれも大型株なので手を出していないが、一旦押されたケースは再度買い上がることが多いので、連休明けに注目。

唯一の保有株だったスパークスは本日反騰した。230Kが壁となるかと思ったが、238Kの壁までも突き崩してしまった。ちょっと売るのが早かったがやむを得ない。行動ファイナンス理論がいっていることであるが、どうしても人は利益が出ているときはSensitive(早く利確したい気持ち)になり、損失が出ているときは楽観的(そのうち戻すだろうと希望的観測を心に抱いてしまう)になってしまうものである。こうしたときは、ドローダウンという手法があるそうだ。売却予定(今回は230K)を越えそうなときは、そこで売らずに我慢し、そこ(230K)からの上昇分の例えば半値(今日の高値は242Kなので、マイナス6K)に落ちるまで我慢する。(今回は、236K)そうすると、230Kで売ろうとしていたところが、235Kあたりで売れることになる。今日のスパークスは238Kで止まっているので、まだ保有継続ということとなる。理屈では分かってはいるのだが、行動ファイナンス理論通りに動いてしまうのが人間である。ともあれ、前回のスパークスの損失はこれで半分以上取り戻した。

今日の注目株のうち、カブドットコム(8703)はやはり2日に反転していた。午後1番で571Kで買いを入れてあったが、場は572Kで出来てしまい、そのまま、昨日の高値574Kを越えるあたりから株価が加速してしまったので結局買えずじまい。致し方ない。これまで長期低落の株なので、月曜日の様子を見てからでも遅くないと思っている。4月27日の安値を抜くかどうかで本日終わっており、戻り売りが出る可能性も高いが、それを抜く様な勢いがあれば買い出動をかけたい。

今日、引けに買ったのは4327SHLである。結構売りもしつこく出ていたが、220Kを下回ることはほとんどなく、たぶん売り枯れたのではないかと判断したため。引け際に223Kで買いを入れたが、同じことを考えていた人間がいたらしく全部は買えなかった。来週の反転継続に期待。

その他、注目していたイートレ(8701)やDサウンド(3350)、テリロジーは出来高が少なくもみ合いと判断し見送った。月曜日に安値からの反転をして気になっていたロジコム(8938)とセキュアードアセット(2392)はセオリー通り上にいってしまった。朝はイートレと日本SHLを中心に値動きを見ていたので安いところを拾えず。駄目だなあ。

ここにきて相場全体がかなり押し上げられており、上がっているからといって、うかつに買いを入れると足をすくわれる可能性がある。高いところを買ってもよいのは、更に高いところで買う人間がいる場合だけである。気がつけば皆下りていたでは目があてられない。現在、チャート的には買い出動が可能なのはわずかしかない。例えば、4751サイバーエイジェント。これは、引け際に419Kで買いを入れたのだがタッチの差で買えなかった。418Kで終わっているので、よかったような、失敗したような妙な気分である。
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