株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

関東大震災を超える規模の地震

2011-03-11 18:19:12 | 株に出会う
今回の地震、外国のメディアが色々と客観的なデータを伝えております。日本のメディアは目先の些末な被害状況のレポートばかり。以下、ウォール・ストリート・ジャーナルとブルームバーグの最新ニュースより。

今回の地震は、1900年以来5番目の規模の地震であり、1923年の関東大震災の時のマグニチュード7.9を超える8.9(先ほどのテレビでは気象庁は8.8と言っていたが)の規模の地震でした。この6年間では世界最大。

阪神大震災はマグニチュード6.9。(本当かな?未確認、7.2とか7.3とかの報告あり)
インドネシアのスマトラ沖の地震はマグニチュード9.1でした。(これは2004年)

この震災によって、巨額の借金を抱える日本の経済にとって痛手となるであろうとの報道も。

今のところ、ドル.円は大きく振れておりますが、現在82.78円です。あまり円安にはなっておりませんが、日本国債先物は0.66ポイント上げているそうです。(この不幸に乗じて国債を空売りする輩はやはり非難されるわなぁ。。。)

なお、ムーディーズやフィッチの格付け会社は、地震の影響を見定めるまでは国債格付けについて言及するのは早計だとしております。

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市場概況(3.10.11)

2011-03-11 07:23:37 | 市場概況
3月10日(木)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に10日の海外市況

◆日経先物:10440円(-160円)OSC43%(-8%)2月21日のOSC65%、終値10870円から下落に転じる。RSIは37%(-6%)
◆日経平均:10434円(-155円)OSC36%(-7%)3月4日のOSC54%、終値10694円から下落に転じる。RSIは37%(-5%)
◆TOPIX:931(-14)OSC32%(-8%)3月1日のOSC53%、終値964ポイントから下落に転じる。RSIは35%(-3%)
◆マザーズ指数:499(-13)OSC44%(-10%)3月7日のOSC67%、終値517から下落に転じる。RSIは48%(-11%)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証1部:99.32%(-13.9%)-3月10日現在。
 マザーズ:94.64(-9.2%)-3月10日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率11%(-14%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率65%(+26%)

後場はついに先物が10400円まで押されました。TOPIXのOSCが32%にまで押されておりますが、これは昨年8月以来の記録では最低値。後一息で調整完了と思われますが、今の段階での突っ込み買いは自爆行為に等しい。

今日の唯一のトレードは何だと思いきや、6594日本電産です。引けに今日の最高値をマーク。それを前場のせり上がりの最高値(7370円)の売りで40円抜き。このままもっておれば180円マイナスだったところ。危険な橋を渡ってしまったなぁ~。

日本電産は恐らくず~と不本意な下げが続いており、そして、先日の日立のHDD部門の売却でまた下げ、もうこれ以上の下げは理不尽過ぎるところまで来ておりました。

同じようなことが、6839船井電機にも言えます。しかし、両銘柄ともトコトン下げないと反発しないのですが、船井の場合はまだ余裕?があるところでの反発でしたので、綾戻しの反発。

それに対して、日本電産は昨年10月5日の7170円の安値に届いたのを見ての、その筋の仕掛け買いでしたから、売り方は余計に狼狽して買い戻しを余儀なくされ、その2つの流れが相乗効果を及ぼしたという形。いわば、窮鼠猫を噛む上げ。

いずれにしても、日本電産は後講釈でこのような底値分析が出来るわけですが、それを知らずに猪突猛進しての空売りだった訳ですが、もう少しで大ネズミに噛まれて大怪我するところだったわな。。。(写真の猫の「威光」に感謝せねば。今日はホタテを振る舞うぞ。)

以下は10日の海外市況

◆ドル・円:82.94円(+20銭)OSC48%(+2%)3月2日のOSC33%、81.87円から円安へと切り返し中。 RSIは47%(+6%)
◆ユーロ・ドル:1.38ドル(-0.011ドル)OSC55%(-4%)3月4日のOSC65%、1.398ドルからユーロ安に転じたか?RSIは58%(-14%)
◆USドルインデックス:77.31(+0.59)50MA(78.21)に2月14日頃に近づいた後下落傾向続くも、切り返し中。
◆米10年債利回り:3.48%(-0.08%)50MA(3.48%)近辺で揉み合い中。(9日現在)
◆米3ヶ月国債:0.1%(-0.01%)対10年債スプレッド:3.47%(9日現在。3%切ると要注意。)
◆NYダウ:11985ドル(-229ドル)OSC48%(-3%)RSIは38%(-9%)2月18日の81%、終値12213ドルから下落中。
◆Nasdaq:2701(-51)OSC51%(-1%)2月18日のOSC78%から下落中。RSIは34%(-6%)
◆上海総合:2957(-45)OSC66%(-6%)2月23日の53%より切り返し中。RSIは59%(-3%)
◆VIX指数:21.88(+1.66)50MA(17.84)と200MA(21.92)の間での激しい振幅から200MAにタッチ。
◆WTI原油先物:102.98ドル(-1.85ドル)50MA(92.53ドル)を一気に抜き去り高値更新から揉み合い中から急伸し一服状態から下落気味。
◆CRB指数:354.57(-5.66)50MA(340.05)を大きく抜けて上昇し、乖離幅のほぼ上限に達して反落中。
◆NY金:1412.2ドル(-18.4ドル)50MA(1378.89ドル)を回復し過去最高値レベルからの反落。
◆バルチックドライ指数:1538(+66)50MA(1348)から遙か下方へと下落した後、10日続騰から3日反落後の10日連続の反発で、ついに50MAを綺麗に抜く。
◆シカゴCME(円建て):10275円(-95円)

中国の貿易赤字で、いよいよ世界的な景気の悪化懸念が拡がり、NY株も50MAまで一気に下落。新規失業保険申請件数も前週より6千件増えて39.7万件になりましたがこれは誤差の範囲。それよりも、サウジのデモ隊に警官隊が発砲したニュースや、ムーディーズのスペイン格下げなどでの欧州債務危機の再燃、そして、新興国のインフレによる株価下落と景気減速、それを後押しした原油の高止まり、といった複合要因がここまで重なれば、これまで頂上を目指して力を振り絞ってきた先進国の株式市場も、チョイと一服どころか「酸欠状態」を俄に意識しだして、慌てて下山する連中が多数出現するのもやむを得ません。

原油も金も何もかも道連れにされております。景気後退による需要減と、サウジまで波及した混乱による供給不安との綱引きが原油価格の動向を決める訳ですが、今のところは在庫の増加見通しが少し勝っている状態。

これらの混乱は、要するにマネーの過剰流動性によるエネルギー、食料、商品の価格高騰の大きな副作用ですね。しかし、過剰なマネーは何かに向かわないと利益を上げることは出来ません。利益を上げないと、時価会計をすれば「倒産状態」の欧米の金融機関を穏便に回復させる手段が失われます。ここでの性急な金利引き上げは、先進国では、金融機関に繋がれた酸素吸入器を外すようなものです。だからこそ、政策金利を上げてドル・キャリートレードを止めるわけにはいきません。やれば量的緩和を停止してリーマンショックを招いた日銀の二の舞に。

このやるせないジレンマ。やはり日本のように10年ほどは時間をかけて、じっくりと治療しなければならないのに、欧米諸国はできの悪いカンフル注射の使い過ぎ。
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3月10日(木)のつぶやき

2011-03-11 02:13:48 | 株に出会う
08:29 from web
フィスコの想定レンジは上限 10630円-下限 10530円とのこと。25日線に跳ね返され10500円では押し目買いが入りということで様子見気分が強まっております。
11:43 from web
前場終了段階の10DHMA超の銘柄数%は12%(-13%)、10DLMA未満の銘柄数%は65%(+26%)と一夜にして暗転。後場は先物が10430円の2月24日の安値を割り込むかどうか?これが割れると益々売り方優勢に。
15:27 from goo
市場概況(3.10.11) #goo_mariomari http://blog.goo.ne.jp/mariomari/e/f81d00574bbe1a92d186ee09f11e12f3
by mariomariot on Twitter
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