3月24日(木)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。下に24日の海外市況
◆日経先物:9350円(-30円)OSC53%(+2%)3月22日のOSC52%、終値9530円から下落に転じたか?RSIは34%(+2%)
◆日経平均:9435円(-14円)OSC51%(+4%)3月15日のOSC25%、終値8605円から切り返しに転じる。RSIは35%(-2%)
◆TOPIX:854(-7)OSC55%(+5%)3月14日のOSC21%、終値847ポイントから切り返しに転じる。RSIは36%(-2%)
◆マザーズ指数:449(-2)OSC57%(+10%)3月14日のOSC25%、終値409から切り返しに転じる。RSIは37%(-2%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:86.51%(-1.6%)-3月24日現在。
マザーズ:89.15%(-1.6%)-3月24日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率27%(+6%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率14%(+-0%)
今日は4751サイバーエージェントのエントリーに失敗。ほぼ同値撤退してしまいました。13時過ぎからの転換線が基準線を上回ってからのサイバーは全く手が付けられませんでした。その前の急落局面が12時50分頃にあります。ここで277800円で買い指しをしていたのですが、それこそあっと言う間に浚われてしまい、276000円近くまでの棒下げ。
このタイミングの成り売り攻勢というのは、一目均衡表を後でよく見て分かりましたが、転換線が基準線を上から下回ってからその転換線に一時的に切りかえした、その時のカウンターパンチの一瞬の成り売り攻勢でした。見事と言うほかありません。この形では下では待っていてはいけなかったのです。
今日の教訓は、転換線が基準線を下から抜き去り、そこでの押し目があったとしても、転換線を割り込むことがないことを確認してから買いのエントリーに入る、ということです。しかし、この動きはほんの数秒の間に起こることがありますので、狙いを付けた銘柄の動きをじっくり観察しておく以外にはありません。
同様の動きが引け間際の9501東京電力でありました。ずっと後場の終盤まで転換線と基準線が拮抗しておりましたが、14時40分頃ついに上へと抜け出ました。この大型株にしてこのスピード。指し値では間に合わず、仕方なく一押しを待って894円で買い、903円で売りましたが、この株の明日のテクニカルな位置取りはまさに「上げ予想」となっております。但し、今日は-147円とかなり痛めつけられておりますので、明日、まだ持っている悲観的なホルダーが投げ終わった後の押し目で、上のような切り返しタイミングを見計らっての買いを入れても遅くはないでしょうね。
今日は一目均衡表の見方を改めて勉強したという点では収穫がありましたが、長くやっていて、未だにこんなことがきちんと技術としてマスターできていなかったとは全く情けないね。
【以下は24日の海外市況】
◆ドル・円:81.00円(+17銭)OSC49%(+5%)3月16日のOSC31%、終値79.82円から円安へと切り返し中。 RSIは41%(-5%)
◆ユーロ・ドル:1.418ドル(+0.008ドル)OSC61%(-1%)3月21日のOSC75%、1.422ドルからユーロ安に転じたか?RSIは59%(+3%)
◆USドルインデックス:75.72(+0.07)50MA(77.41)への下方乖離から反発中。基本は下落傾向続く。
◆米10年債利回り:3.36%(+0.02%)50MA(3.47%)割り込むも上昇中。(23日現在)
◆米3ヶ月国債:0.09%(-0.01%)対10年債スプレッド:3.27%(23日現在。3%切ると要注意。)
◆NYダウ:12171ドル(+84ドル)OSC57%(+2%)RSIは50%(+6%)3月16日のOSC46%、終値11613ドルから切り返しに転じる。
◆Nasdaq:2736(+38)OSC55%(+3%)3月18日のOSC44%、終値2643から切り返しに転じる。RSI44%(+8%)
◆上海総合:2947(-2)OSC60%(-1%)3月18日の49%、終値2906から切り返しに転じる。RSIは51%(-6%)
◆VIX指数:18.00(-1.17)200MA(21.39)を割り込み、200MA(21.39)も割れる。
◆WTI原油先物:104.69ドル(-1.06ドル)50MA(94.91ドル)に一時近づくも高値目指して反発継続中。
◆CRB指数:358.48(+1.45)50MA(344.17)を割り込んだ後急回復中。
◆NY金:1428.7ドル(-8.3ドル)50MA(1384.38ドル)に再度接近するも、急反発中。
◆バルチックドライ指数:1565(+22)50MA(1318)を遙か下方から抜いた後、4日連続の膠着状態から2日連続上昇中。
◆シカゴCME(円建て):9530円(+180円)
NY株は2連騰でこのところダウは5勝1敗と好調。メモリーのマイクロン・テクノロジーなど予想を上回る決算と、新規失業保険申請件数が38.2万件となったことが背景。失業保険申請件数はこのところ景気回復の目安とされる40万件をコンスタントに割りこんでおります。
全体としては、原油を始めとする商品高は継続。米景気指標は住宅を除き改善が続き、企業業績も良好な数字が続いております。商品については、東日本大震災の復興需要と中東情勢の悪化の2つから、なかなか下がりません。
日本の景気については電力問題でGDPの4割を占める東京電力管内の需要が冷え込むのは避けられませんが、これにより輸出が減り、復興のための輸入が増え、かつその資源が高騰を続けるとどうなるでしょうか?貿易赤字に落ち込み、国債の増刷により長い目では円安へと振れ、その結果、ますます輸入物価が上昇し、もはやデフレ脱却の言すら聞こえなくなる事態が想定されます。
つまり、日本経済のインフレへの劇的な転換ですね。1970年代初頭を思い出します。1年で30%の給料アップ調整です。更に復興税やら何やら税支出も増えますので、ますます年金生活者の生活が苦しくなるのは目に見えておりますね。
しかし、これは比較的貯蓄を持つ高齢者からの資産移転の動きと考えれば、この世の中、図らずも今回の大災害によりいわば「正しい道」への回帰を始めると考えれば、そうそう悲観することもありません。
年金生活者、覚悟あれ。。。
◆日経先物:9350円(-30円)OSC53%(+2%)3月22日のOSC52%、終値9530円から下落に転じたか?RSIは34%(+2%)
◆日経平均:9435円(-14円)OSC51%(+4%)3月15日のOSC25%、終値8605円から切り返しに転じる。RSIは35%(-2%)
◆TOPIX:854(-7)OSC55%(+5%)3月14日のOSC21%、終値847ポイントから切り返しに転じる。RSIは36%(-2%)
◆マザーズ指数:449(-2)OSC57%(+10%)3月14日のOSC25%、終値409から切り返しに転じる。RSIは37%(-2%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:86.51%(-1.6%)-3月24日現在。
マザーズ:89.15%(-1.6%)-3月24日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率27%(+6%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率14%(+-0%)
今日は4751サイバーエージェントのエントリーに失敗。ほぼ同値撤退してしまいました。13時過ぎからの転換線が基準線を上回ってからのサイバーは全く手が付けられませんでした。その前の急落局面が12時50分頃にあります。ここで277800円で買い指しをしていたのですが、それこそあっと言う間に浚われてしまい、276000円近くまでの棒下げ。
このタイミングの成り売り攻勢というのは、一目均衡表を後でよく見て分かりましたが、転換線が基準線を上から下回ってからその転換線に一時的に切りかえした、その時のカウンターパンチの一瞬の成り売り攻勢でした。見事と言うほかありません。この形では下では待っていてはいけなかったのです。
今日の教訓は、転換線が基準線を下から抜き去り、そこでの押し目があったとしても、転換線を割り込むことがないことを確認してから買いのエントリーに入る、ということです。しかし、この動きはほんの数秒の間に起こることがありますので、狙いを付けた銘柄の動きをじっくり観察しておく以外にはありません。
同様の動きが引け間際の9501東京電力でありました。ずっと後場の終盤まで転換線と基準線が拮抗しておりましたが、14時40分頃ついに上へと抜け出ました。この大型株にしてこのスピード。指し値では間に合わず、仕方なく一押しを待って894円で買い、903円で売りましたが、この株の明日のテクニカルな位置取りはまさに「上げ予想」となっております。但し、今日は-147円とかなり痛めつけられておりますので、明日、まだ持っている悲観的なホルダーが投げ終わった後の押し目で、上のような切り返しタイミングを見計らっての買いを入れても遅くはないでしょうね。
今日は一目均衡表の見方を改めて勉強したという点では収穫がありましたが、長くやっていて、未だにこんなことがきちんと技術としてマスターできていなかったとは全く情けないね。
【以下は24日の海外市況】
◆ドル・円:81.00円(+17銭)OSC49%(+5%)3月16日のOSC31%、終値79.82円から円安へと切り返し中。 RSIは41%(-5%)
◆ユーロ・ドル:1.418ドル(+0.008ドル)OSC61%(-1%)3月21日のOSC75%、1.422ドルからユーロ安に転じたか?RSIは59%(+3%)
◆USドルインデックス:75.72(+0.07)50MA(77.41)への下方乖離から反発中。基本は下落傾向続く。
◆米10年債利回り:3.36%(+0.02%)50MA(3.47%)割り込むも上昇中。(23日現在)
◆米3ヶ月国債:0.09%(-0.01%)対10年債スプレッド:3.27%(23日現在。3%切ると要注意。)
◆NYダウ:12171ドル(+84ドル)OSC57%(+2%)RSIは50%(+6%)3月16日のOSC46%、終値11613ドルから切り返しに転じる。
◆Nasdaq:2736(+38)OSC55%(+3%)3月18日のOSC44%、終値2643から切り返しに転じる。RSI44%(+8%)
◆上海総合:2947(-2)OSC60%(-1%)3月18日の49%、終値2906から切り返しに転じる。RSIは51%(-6%)
◆VIX指数:18.00(-1.17)200MA(21.39)を割り込み、200MA(21.39)も割れる。
◆WTI原油先物:104.69ドル(-1.06ドル)50MA(94.91ドル)に一時近づくも高値目指して反発継続中。
◆CRB指数:358.48(+1.45)50MA(344.17)を割り込んだ後急回復中。
◆NY金:1428.7ドル(-8.3ドル)50MA(1384.38ドル)に再度接近するも、急反発中。
◆バルチックドライ指数:1565(+22)50MA(1318)を遙か下方から抜いた後、4日連続の膠着状態から2日連続上昇中。
◆シカゴCME(円建て):9530円(+180円)
NY株は2連騰でこのところダウは5勝1敗と好調。メモリーのマイクロン・テクノロジーなど予想を上回る決算と、新規失業保険申請件数が38.2万件となったことが背景。失業保険申請件数はこのところ景気回復の目安とされる40万件をコンスタントに割りこんでおります。
全体としては、原油を始めとする商品高は継続。米景気指標は住宅を除き改善が続き、企業業績も良好な数字が続いております。商品については、東日本大震災の復興需要と中東情勢の悪化の2つから、なかなか下がりません。
日本の景気については電力問題でGDPの4割を占める東京電力管内の需要が冷え込むのは避けられませんが、これにより輸出が減り、復興のための輸入が増え、かつその資源が高騰を続けるとどうなるでしょうか?貿易赤字に落ち込み、国債の増刷により長い目では円安へと振れ、その結果、ますます輸入物価が上昇し、もはやデフレ脱却の言すら聞こえなくなる事態が想定されます。
つまり、日本経済のインフレへの劇的な転換ですね。1970年代初頭を思い出します。1年で30%の給料アップ調整です。更に復興税やら何やら税支出も増えますので、ますます年金生活者の生活が苦しくなるのは目に見えておりますね。
しかし、これは比較的貯蓄を持つ高齢者からの資産移転の動きと考えれば、この世の中、図らずも今回の大災害によりいわば「正しい道」への回帰を始めると考えれば、そうそう悲観することもありません。
年金生活者、覚悟あれ。。。