団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

愛知県の教育委員会は、インチキを推奨して生徒の安全を考えない!

2012-02-07 06:39:20 | 日記
新聞によると、今年の4月から中学校では武道の必修化が始まり、柔道・剣道・相撲・なぎなたがその対象科目らしい。
どうして、今 相撲・なぎなたが必修科目の対象になるのか甚だ疑問です。
大体文部科学省の官僚は、勉強だけで運動は苦手という人が多いと思いますが、この時代に柔道・剣道・相撲・なぎなたなんて、戦前の教育を思い起こしてナンセンスも甚だしいと思います。
なにか必修化に裏があるように思えてならない。
生徒の為とはとても思えない。

一番懸念するのが柔道で、ここ28年間で114名も亡くなっているとのこと。
スポーツの中でも突出している数字だとのことです。
柔道の指導方法、安全への配慮が問われる今、私の住む愛知県の教育委員会は下記の事を平気で行っています。

「愛知県教育委員会が県柔道連盟へ委託し、中学、高校の体育教員を対象に2年に1度開いている
柔道の指導者講習(計6日)で、30年近く、受講者全員に段位(黒帯)が授与されていたことがわかった。

柔道の総本山・講道館(東京都)によると、黒帯の取得には「平均でも2年程度かかる」というが、
愛知の場合は短期間の上、審査も一般の昇段試験と違って試合の勝敗を考慮していない。
関係者からはこうした段位認定のあり方を疑問視する声が出ており、講道館でも実態を調査する方針だ。

同県教委によると、体育指導の質の向上を目的に1984年頃から、柔道経験がほとんどない「白帯」の
体育教員を集めて講習を実施。1年目は受け身などの基礎、柔道の歴史・理念、安全管理を学ぶ
「指導者養成講習」(2日間)、その1年後に実戦や審判などを経験する「段位認定講習」(4日間)という内容で、
毎回30人程度が受講している。

これまで全受講者が段位審査で“合格”し、黒帯を取得していることに、県柔道連盟は「柔道では
ほぼ初心者だが、体育教員としての運動能力はあり、6日間で全員が初段程度のレベルに達している。
講習内容も十分で段位認定に問題はない」と説明。

県教委も問題はないとの考えで、「段位はあった方が、無いよりは充実した指導ができる」として、
学習指導要領の改定で柔道などの「武道」が必修化される新年度は受講者枠を44人に増やす方針だ。 」


こんなインチキで先生の黒帯化を進めています。
たった6日で黒帯なんておかしい。
高校生がまる2年柔道を練習してやっと黒帯が取れるのが普通です。

こんなにわか指導者の元で事故が起きたら、愛知県教育委員会は責任をとるのか。
教育委員会の名がすたる。

コメント (6)
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