ウードの弦って日本では通信販売による方法以外に入手が困難なので、代用品を探していることは前回に書きました。
で、ついに巻き弦、つまり、D弦、A弦、F弦は、ダダリオ社や、ハナバッハ社製の「アルト・ギター弦」で良いということになり、安定供給が得られるようになって、問題解決。 。(アユムさん、ありがとうございます!!)
で、後の問題はナイロン弦、つまりG弦、C弦、そして高音のF弦。
以前、日本でのウードの師匠である、常味さんに「釣り糸」を紹介してもらい、その弦で問題がない、かのように見えたのですが・・・。
この前のリハでこともあろうに高音のF弦が「パツン」と勢いよく切れてくれ、結局、弦を購入しなければならなくなったのでした。
問題は、釣り糸のゲージ。
実は、常味さんから教えてもらっていたのですが、ゲージをメモするのを忘れていたので、どのゲージが良いのか正確には分からずじまい。
で、結局、張っていた弦の一部を実際に釣具屋に持っていって、実際の釣り糸を見て確認しながら購入することに。
しかし、問題は、釣り糸の精度&価格。
お店の人によると、「糸って安定した太さが得られるまで、機会をまわし続けなければならず、硬い糸になればなるほど、無駄が出てしまうので、ナイロン製とフロロカーボン製では値段が違う上、各メーカによって配合などが違うので、一概にどれが良いとはいえない」
ということは、つまり高い糸のほうが良いということ、らしいのです。
後、問題は常味さんのウードと私のウードは大きさが違う(私のほうが長い)ので、常味さんから得た糸では、張りが微妙に違ってくる点。
う~ん、どうするべきか・・・・。
と悩み、2時間ほどで、価格などで妥協し、G弦、C弦、F弦用を購入。
張ってみたところ、色々な要注意点などが発見され、あ~でもない、こ~でもないとあれこれ試行錯誤しながら数時間かけて張りました。
で、チューニングして、弾いてみたら、なんと弦事のメーカーがバラバラだったので、音色が微妙に違う!!
弦って奥が深いですね・・・。
実は釣り糸って、物凄く工夫がこれされているんですね。
そりゃ、ビ~ンって弾く音に違いが出るわけだ。
いずれにしろ、なんとなく、お気に入りの弦がこれ、って分かったので、次回は、そのメーカーで統一しようと思っています。
あ、明日は、Tanishq(タニシュク)&Henna(ヘナ)の主催する「カフェカイロ vol.2@高円寺Bolbol」に参加です。
アラディーンのライブ情報。
http://www18.ocn.ne.jp/~alladeen/news.htm
2月18日(日)
「Cafe Cairo」
@高円寺イラニアンレストランBolBol:
東京都杉並区高円寺北3-2-15-2F
03-3227-3277
http://bolbol.jp/
Open/18:00~
Show/19:30~ 2stage
Charge/2,500yen
ベリーダンス/Henna(Raqs Chandra)、Tanishq(Samanyolu)
及川景子/ヴァイオリン
松尾賢/ウード
平井ペタシ陽一/ダラブッカ
安藤亮輔/ダブル・ベース