やっとメインのウードに弦を張り、そのウードで練習することができるようになりました~☆ その間、一つの営業ライブをこなす為に、1年間ほったらかしていた「イラキアン・ウード」を引っ張り出し、色々メンテナンスした結果、思った以上に良くなって、愛着が湧き・・・・。 愛着が湧き、最近良くやっている、マカームの練習用の小曲を弾くことによって、メインの「エジプシャン・ウード」に張っている釣り糸では、F弦としてはテンションが弱く、ハード・ピッキングに耐えられないことが判明。 結局「イラキアン・ウード」にはF弦用に、別の釣り糸を張ることによって問題を解決。 そしてそれが終わった後、荒紐でぐるぐるに巻かれ、新聞紙で包まれて完全乾燥を待っていた、まるで新巻きサケの様になっていた「エジプシャン・ウード」の接着面を調べ、完全に乾いたのを確認し、ようやく弦を張りました。 すると・・・。 ビョ~~~~ンという、シタールのような音が、D弦から発せられ・・・。 あれ? なんで??? ネックがまっすぐに戻ったから、今度はブリッジが低すぎて、弦と指板が微妙に触れてシタールの「さわり」のようになっていることが判明。 ネックが現に触っている部分を削ったり、色々な試行錯誤の結果、結局薄いプラスチックの板を、ブリッジにかませて高さを調節し、「さわり」問題を解決しました。 前回の日記で「災い転じて福と成す、となれば良いのですが・・・」と書きましたが、今回のトラブルは、まさに執念の末、 2つのウードを良好にメンテナンスした という結果になりました!!(拍手!!) 最悪と思われることも、解決に向けて、的確に、慎重に、忍耐強く努力すれば、最終的には、その最悪と思われた事態、そのものが機会となって、より良くなる。 「災い転じて福と成す」というのは、棚ぼた的な軽薄な楽観主義ではなく、 根底は「絶対良くなる」という確信的楽観主義をもとにした必死の努力の結果を目指す為の指標なんですね。 ともあれ、後は腕を磨くだけ!! 前進&努力あるのみ!! |