ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

PCが壊れまして・・・・。(その1)

2010-10-08 23:19:52 | 音楽
実は、月曜から今日まで、サブ・マシーンとして使おうと思っていたPCが壊れて大変でした。

去年から、HDビデオカメラを購入して以来、私のメインのPC(2005年に購入した東芝のノートパソコン、Dynabook。理由は海外でもサポートが受けられる為。)での作業がかなり辛く、良く作業途中でフリーズしたため、

結局、メモリを1.5Gに増設。サクサク動くようになったものの、

今度は、容量が足りなくなり、外付けのHDDを増設して問題を解決・・・・、

と思いきや、

DVDに焼くようになると、動画編集&DVDに焼く作業で半日という時間が費やされるので、サブ・マシーンをほぼ無料で手に入れ、その作業用に使おうと、

2TBのHDDを増設して使用しようと思ったら、

ウィンドウズが起動しなくなり、ネットで色々とこの状況を解決しようと色々と試みましたが、時間と日数をとられるばかりで、

結局、ハードに問題があるのでは、と思い、秋葉原の東芝PC工房に持って行き、調べてもらった結果ハードディスクが損傷しているとの事。

という事で、かなり悪戦苦闘させられたそのPCを引き取り、そのまま秋葉原の町に繰り出して、結局中古のPCを買いました。

しかし、流石、秋葉原、中古PCが安い!

しかも、2005年以来、パタリと必要以上のPC関係の事に首を突っ込まなくなっていた私にとって、かなり新鮮でした。(今更ですがw)

しかも、町が、変わってる!(今更ですがw)あんなにメイド服着た女の子がいっぱいいるとは(今更ですがw)。

という事で、あちこち行って色々回った挙句、色々散財してしまったものの、結構良いスペックのPCを購入し、色んなアクセサリーも買い揃えました。

余談ですが、私のメインのPCは、CPUがノートパソコンの癖にかなり良い物がついているため、内蔵のファンでは冷却が上手くいかず、

ある時から、熱暴走により自動的にPCの電源が作業途中に切れてしまうようになった為、

ついに、最近は小型扇風機を横に置いて作業しないと、どうにもこうにも、何にも出来なかったのですが、

夏だから耐えられた横殴りの風は、作業中のパソコンも、指も思いっきり冷却するので、何かと修行だな、と耐えてきていたものの、

冬も近づいたゆえ、本日、冷却ファン付の台を買いましたw。

内蔵のUSB2.0ポートの異常な少なさ(その割りに外付けのモニター用のポートとか、S-video出力などが充実しているw)も、外部アクセサリーを購入してかなり快適になりました。


やっぱり、PCは楽器と同じで、凝り出すと、使い勝手が良いもの、気に入ったものが欲しくなるなぁ、なんて思います。

明日、ニューマシーンが到着するので、落ち着いたらメインのPCもリカバリーしてみようと思っています。

Arabian Night Fever vol.1 後記

2010-10-08 01:33:10 | 音楽
3月に名古屋で活躍されているAmaniさんと共演した事がきっかけとなり、

Amaniさん、Izumiさん、Jamilaさん、Mayumiさん、Reehaneさん、Sibelさんという6名の小松舞踊団の元、現ダンサー陣によるショーの伴奏を勤めさせていただきました。

皆、同期のダンサーという事でもあり、テクニック的なものなど、非常にレベルが高く、かなり見応えがあったショーだったと思います。

ところで、リハーサルの時、アラディーンとの初共演となったダンサー陣は、即興部分(タクシーム)をどう踊って良いか分からず、というような感じになり、色々と試行錯誤していて、本番は流石に実力のあるダンサーばかりなので、しっかりと踊っていただきました。

ともあれ、生演奏との共演って、ダンサーにとっては、やはり大事な事なんだと思います。

生演奏の醍醐味は、きっとタクシームにある、と私は思っていて、ここをどう踊るのか、という所にセンスが必要なのだと思います。

とはいえ、奏者もオリエンタル音楽の事が分かっていないと駄目な訳ですが。

さて、当日、ダンサー人のアイデアにより、なんと小松先生が見にいらっしゃいまして、弟子達のパフォーマンスを楽しんでいらっしゃいました。

小松先生は、駄目出しをしっかりされるそうで、皆、ちょっと怖かったようでしたが、その話を聞いて、それはプロとして素晴らしい態度だな、と思いました。

発表会、仲間内のハフラなら、褒めて、讃えあうのは物凄く大事な事ですが、

お金を取る側として人前で踊る、という事になった場合、プロとしての責任が出てきます。

友人、知人やコアなファンで無い限り、その演者に対して「アレが駄目だった」なんて言わないに決まっています。

あまりクヨクヨするのも良くはありませんが、第三者的に自分のパフォーマンスを厳しくチェックするという視点を忘れたら、単なる「趣味」の領域に留まってしまうでしょう。

ともあれ、小松先生は最後のフィナーレにも出てくださり、かなり上機嫌で、しかも、そんなに駄目出しは無かったそうでした。

いつか小松先生にアラディーンの伴奏で踊ってもらいたいものです。