先日、ウードのハードケースを注文しに行きました。
前回の日記に書いたように、今のメインの楽器の7コースのウードもかなり使い込んできているので、楽器の指板を自分でリペアしたり、
弦の種類を見直したり、と色々やっていて、結果楽器が更に調子よくなってきました。
さて、楽器以上に考えなければならないのが「ケース」。
トルコに行ったときに購入したスポンジが厚手のソフト・ケースを愛用していますが、やはり満員電車の中に入るときは、いつも緊張しっぱなしです。
更に、12月には始めてのツアーを九州で行うので、いつも使っているハードケースは持ち運びが不便なので、それまでには何とかしたい。
イベントの詳細はこちらへ、
http://<wbr></wbr>www18.o<wbr></wbr>cn.ne.j<wbr></wbr>p/~alla<wbr></wbr>deen/ne<wbr></wbr>ws.htm
という事で、弦を購入している時にお世話になっている、下北沢のフォルテ楽器さんに相談したところ、岡野ケースさんを紹介して頂き、先日注文して来ました。
岡野さん、楽器のケースを作って、この道60年!という大ベテランの方で、今では全国からいろんな楽器のケースの注文受けて製作されています。
物凄く気さくな方で、色んな楽器のケースを作った話を教えていただきました。私が聞いただけでも、ヴァオリン、チェロ、ビオラ、ビオラ・デ・ガンバ、コルネット・ヴァイオリン、リュート、マンドリン、マンドセロ、ギター、ホルン、馬頭琴、コントラバス、アコーディオン、リコーダー等等。
楽器マニアである私にとっては物凄く刺激的な話で、楽しくお話を聞かせて頂きました。
さて、私のウードの方は手際良く、テキパキと、あっという間に型紙を取って準備完了。あとは完成を待つのみです。
ちなみに、サンプルとして見せていただいた、出来立ての馬頭琴のケースは本当に美しくて、軽くて一目惚れしてしまいました。
色々と注文も聞いてくださるので、本当に助かります。お値段もお手頃です。
とはいえ、こういった素晴らしい職人さんを支える部品のメーカーが廃業して無くなって行っているそうで、良い部品を手に入れるのも大変になって来ているとか。
私も以前は製造業界にいたので、状況は手に取るように分かります。メーカー受難の昨今を、国が保護するなり、何とか変えて欲しいものです。
長年培ってきたノウハウや技術は一朝一夕では出来上がりません。
もちろん、製造業界の毎年のラインの見直しは賞賛に値するし、その結果技術力がアップする訳ですが、
それを、単純なコスト・パフォーマンスとして追及していると、結局自分の首を絞める結果になる訳で、そういった考え方を根本的に見直すべきなのだと思います。
ともあれ、出来上がりが楽しみです。
岡野ケースさんのHPは以下に。(注文をとりたい方は電話で、との事です。)
http://<wbr></wbr>www6.oc<wbr></wbr>n.ne.jp<wbr></wbr>/~okano<wbr></wbr>21/
写真:岡野さんの工房とウードのハードケースの型紙の作成風景
前回の日記に書いたように、今のメインの楽器の7コースのウードもかなり使い込んできているので、楽器の指板を自分でリペアしたり、
弦の種類を見直したり、と色々やっていて、結果楽器が更に調子よくなってきました。
さて、楽器以上に考えなければならないのが「ケース」。
トルコに行ったときに購入したスポンジが厚手のソフト・ケースを愛用していますが、やはり満員電車の中に入るときは、いつも緊張しっぱなしです。
更に、12月には始めてのツアーを九州で行うので、いつも使っているハードケースは持ち運びが不便なので、それまでには何とかしたい。
イベントの詳細はこちらへ、
http://<wbr></wbr>www18.o<wbr></wbr>cn.ne.j<wbr></wbr>p/~alla<wbr></wbr>deen/ne<wbr></wbr>ws.htm
という事で、弦を購入している時にお世話になっている、下北沢のフォルテ楽器さんに相談したところ、岡野ケースさんを紹介して頂き、先日注文して来ました。
岡野さん、楽器のケースを作って、この道60年!という大ベテランの方で、今では全国からいろんな楽器のケースの注文受けて製作されています。
物凄く気さくな方で、色んな楽器のケースを作った話を教えていただきました。私が聞いただけでも、ヴァオリン、チェロ、ビオラ、ビオラ・デ・ガンバ、コルネット・ヴァイオリン、リュート、マンドリン、マンドセロ、ギター、ホルン、馬頭琴、コントラバス、アコーディオン、リコーダー等等。
楽器マニアである私にとっては物凄く刺激的な話で、楽しくお話を聞かせて頂きました。
さて、私のウードの方は手際良く、テキパキと、あっという間に型紙を取って準備完了。あとは完成を待つのみです。
ちなみに、サンプルとして見せていただいた、出来立ての馬頭琴のケースは本当に美しくて、軽くて一目惚れしてしまいました。
色々と注文も聞いてくださるので、本当に助かります。お値段もお手頃です。
とはいえ、こういった素晴らしい職人さんを支える部品のメーカーが廃業して無くなって行っているそうで、良い部品を手に入れるのも大変になって来ているとか。
私も以前は製造業界にいたので、状況は手に取るように分かります。メーカー受難の昨今を、国が保護するなり、何とか変えて欲しいものです。
長年培ってきたノウハウや技術は一朝一夕では出来上がりません。
もちろん、製造業界の毎年のラインの見直しは賞賛に値するし、その結果技術力がアップする訳ですが、
それを、単純なコスト・パフォーマンスとして追及していると、結局自分の首を絞める結果になる訳で、そういった考え方を根本的に見直すべきなのだと思います。
ともあれ、出来上がりが楽しみです。
岡野ケースさんのHPは以下に。(注文をとりたい方は電話で、との事です。)
http://<wbr></wbr>www6.oc<wbr></wbr>n.ne.jp<wbr></wbr>/~okano<wbr></wbr>21/
写真:岡野さんの工房とウードのハードケースの型紙の作成風景