ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

真夏の夜のディナーショー(大阪)後記

2012-09-02 10:36:24 | 音楽
今年は、色々とお世話になっているドニアさんからのお仕事で、再来阪しました。

目的の一つとして、私が最も注目している奈良のカーヌーン奏者の音描き屋シンゴ君をドニアさんに紹介する事がありましたが、期待通り素晴らしい演奏を披露してくれました。

同じく、先日8月5日のスタジオ・コンスタンティノープルでのオープニング・ショーでも素晴らしい音を奏でたヴァイオリンの秦進一君も、本当に素晴らしかったです。

久しぶりに共演したパーカッショニストのRoba さんと、私、合計4人のカルテットの音は、想像以上に良かったと思います。

シンゴ君、進一君、共に、まだ26歳、最も伸びる時期なので、このまま貫いていって欲しいと思います。

演奏をして居て、シンゴ君、進一君の音を聞いて居て、本当に楽しかったな~。

関西は、オリエンタル音楽でいえば、人材も揃ってきているし、今後は大事な中心地になっていくと思います。

やはり、本気の人間、つまり「人材」が、その土地に、どれだけいるかが勝負になるのだと痛感します。

さて、ドニアさんと、そのトゥループのステラ8 が毎年公演を行っているという伊丹シティホテルの「真夏の夜のディナーショー」ですが、なんと200人のお客さんがお越しになられていて、ドニアさんの凄まじい人気を感じました。

確かに、ドニアさんの照明のプランとか、デハケとかの指示、また音楽に対するイメージをミュージシャンに伝える伝え方など、非常に的確で、なるほど、と勉強になることが多くありました。

共演するミュージシャンもそうですが、ドニアさんのような、アートとは何なのか、ステージに立つからには、見に来られた人に感動を与えなければ、等等、プロとしての意識をしっかり持った人達と、本当に良いショーを作って行きたいですね。

また、皆さん、よろしくです。

写真:記念撮影
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写真:クロッシュ(?)がダフに似ていたので(笑)、ついつい持ってしまって演奏しながら記念撮影。バンドメンバー&ドニアさんと
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