ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

松本泰子 ヴォイス・ハウス発表会 後記

2014-07-14 02:30:11 | 音楽
発表会、終わりました~!!7月が始まって以来、この日まで、相当なプレッシャーがあったものの、大きなミスも無く、歌いきる事ができました。

指導者の泰子先生、ありがとうございました!また、コーラスを歌ってくれた女優の井上阿弥さん、感謝です。阿弥さんがコーラスをつけてくれたお陰で、ハモリも練習する事ができました。

さて、歌った曲は、シンディ・ローパーの「Time After Time」と、リマールの「Never Ending Story」の2曲でした。

どちらも、原曲のキーで歌ったのですが、もちろん、どちらもキーが高く、当初、練習を部屋向こうで聞いていた和田さんが「ケンちゃん、キーを下げた方がイイよ。まるで、ガチョウが首を絞められて鳴いているようだよ。」と言われたぐらい、高音部の伸びが悪かった訳ですが(笑)、

そこは、泰子先生、「いいんだよ、練習すれば出るようになるんだから!」と激励してくれ、泰子さんの指導どおり、練習に励みました。

いままで、何とか高いAフラットまでは出せていましたが、元々ロックが好きな私は苦しそうにガナル歌い方に慣れていたので、これを機に、「きれいに伸びる高い声」をマスターしてみようと思い立った訳です。

練習に励んでみると、マァ、喉の使い方と言うか、声の出し方と言うのは、本当に微妙なコントロールをしないといけないという事がだんだん自覚でき、体を使うこととか、色々なことが出来ないといけないという事も理解でき、

改めて、普段出している「声」を見つめざるを得ないぐらい、歌って大変なんだと実感しました。(歌手の皆さん、何当たり前な事を書いてんだ!と怒らないでください。スミマセン。)

ともあれ、この2週間、通りの外で私の声が聞こえるぐらい練習した結果、頑張ったらハイCまで出るようになり、気持ち良くリマールを真似る事が出来るようになりました。

改めて泰子さんの指導の的確さに感動です。自分も指導する側に居る訳ですが、こうやって学ぶ側に立ってみると違う視点が得られて勉強になります。

今後、この機会で得た能力を役に立たせて行きたいと思います。

皆さん、お疲れ様でした!

写真:左からミュージカル俳優の、白沢靖子さん、井上阿弥さん、松本泰子先生との記念撮影。

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