10月31日(火)は民音の主催した「バーレーン芸術団」公演を見て来ました。バーレーンと日本の外交関係樹立45周年記念行事としてのコンサートだったそうです。
編成は、アラブ・チェロ1、アラブヴァイオリン3、ウード、ネイ、カーヌーンが1つずつ、歌手が2、パーカッションが総勢で6、ダンサーが2という編成で、とても聞き応えがあり、素晴らしい演奏でした。
バーレーンの音楽は8分の6拍子が主体(演奏されていた曲の半分以上がそうでした。)で、手拍子がとても重要な打楽器になっており、フラメンコのパルマの様なコンビネーションで、叩かれるので、とても早くて複雑なフレーズが聞こえてきました。
何でも、バーレーンの昔の伝統的な産業は天然の真珠であり、真珠漁に出かけると、船の上で2~3ヶ月位暮らさなければならず、その間、楽しむ為に歌を歌う時は手拍子で伴奏をしていた事から、
手拍子は、バーレーンの音楽に大切な要素になっているのだそうです。
またダフが結構大事なポジションにあって、エジプトとは違う叩き方でした。
以前、クウェートの伝統音楽舞踊団と来日したコンサートを見に行った時、そのクウェートの音楽も8分6拍子が主なリズムだったのを思い出しました。
バーレーンもクウェートも同じペルシア湾沿いの国ですから、やはり文化が似ているのだと感じました。
当日席もあるようなので、お時間のある方は見に行かれると良いと思います。
多分、相当貴重な機会だと思いますので~。
11月
2日(木)よこすか芸術劇場
4日(土)カルッツかわさき
5日(日)相模女子大学グリーンホール
8日(水)釧路市民文化会館大ホール
9日(木)ニトリ文化ホール(札幌)