昨日はお世話になっているトルコ文化センターの音楽のクラス、ネイ、ダラブッカ、ウード、サズ、アゼルバイジャン歌謡の合同発表会でした。
センターと講師の間に入って色々と動いて下さった荻野先生を始め、皆さんお疲れ様でした!
当初から懸念していた音響システム、やはり懸念した通りのトラブルが発生したものの、立岩さんの機転により無事に解決し、滞りなく発表会も無事に終了しました。
参加した生徒さんも喜んで貰えて頑張った甲斐がありました。
私の担当するサズのクラスでは4名の生徒さんが出演。3人がサズで私がダラブッカで伴奏、後の一人はヴィオラで私がウードで伴奏、という形で、皆さん本番は上出来でした。
後半は講師による演奏という事で、一応、私はサズで演奏する予定でしたが、思った以上にスタッフとして集中しなければならなかった為、「やっぱり、こんな状況で不慣れな楽器演奏するのは満足いく結果にならない」と感じたので、
立岩さんに急遽お願いして、ウードで「Parfum de GItane(ジプシーの香り)」を弾きました。
演奏する前に色々と説明していて気づいたのが、私がウードに興味を持ったのも、私の師匠の常味さんと、立岩さんのインド・タブラの師匠の吉見さんとのデュオで「ジプシーの香り」を演奏している所を見たからなので、少し感慨深く演奏してました。
こうやって講師という側から生徒さんの発表会のお世話をして自分の事を振り返って見ると、発表会というモノは、必ず「上手く行かなかった」とか、緊張して上手く弾けなかった等、後味の悪い思いしたり、他の上級者を見て、頑張ろう、とか羨ましいとか、様々な思いをする訳ですが、
それらがあるからこそ飛躍的に伸びる訳であって、
また、楽器と格闘する事は、自分を高める行為であって、それは必ず自身の生活にも良い影響を与える事になります。
なので、今後も、地道に自分のペースで努力していって欲しいなぁ、と思う訳です。
ともあれ、皆さん、お疲れ様でした!