10月10日(月祝)は「☆ダンススアラベスク☆生演奏ハフラ」でした。ご出演された皆様、お越し頂いた皆様、ダンスアラベスクの諸先生方、そして主宰のネニュファー先生、誠にありがとうございました!
今回のお話は、今年の1月にネニュファー先生事、マスミさんよりお話があって実現したハフラでした。WSも盛況でしたが、マスミさんの告知の記事でも書かれていたように、WSからハフラに至るまで、この企画に生徒さんが皆参加してくださるかどうか不安だったそうです。
皆さん、マスミさんの心意気に応じて意を決して参加されたようでしたが、終演後は、とても楽しそうにされていたのを見て、こちらも力になれたようで良かったです。
さて、裏方である我々は、前日の9日に、演奏者全員でリハーサルを行って最終的なチェックを行っていましたが、中々大変な作業でした。
ミュージシャンの頭の中には、イメージした理想の音の形があり、それに出来るだけ現実の音を近づけようとリハーサルを行う訳ですが、その時に「ココの部分はこうやって」とか、各メンバーに音のイメージを伝えて組み立てていく過程がとても重要なのです。
それが共有され、それぞれの役割が決まる事で曲になる訳です。
この過程では、演奏家の実力とか、取り組み方への姿勢など、様々な事が「音」となって如実に現れます。最終的には信頼関係による所と訳ですが、
今回のハフラは、様々あって、久しぶりの共演となったボタン式アコーディオン奏者の檜山学(ひやま まなぶ)に参加して貰う事が出来、いつもと違ったサウンドになって我々もとても楽しかったです。
彼は先日、ポルトガルにアコーディオンの世界的コンクールで審査員として参加していて、その時の逸話とか、アコ―ディンの演奏家を育てて行くには、など、色々な話が聞けて刺激を受けました。
ともあれ、久しぶりのシルクロード舞踏館でしたが、PAを組み上げる所から始め、サウンドチェックから何から何まで行う事になりましたが(笑)、演奏出来る音を組み上げるまでの過程も大変なのです。
こんな風に書くと、愚痴を書いていると間違われるかもしれませんが(笑)、マスミさんが仰っていたように、生演奏で行うショーでは、ミュージシャンがどういう事を行うか、という事も知ってもらいたい、と仰っていたように、何重もの過程を経て行われる訳です。
マスミさんがMCで話されていましたが、それこそ、10数年前に生演奏でショーを行っていた時には、演奏家も二人、試行錯誤しながら組み立てて行った、という逸話を話されていましたが、
そういう意味では、苦労されながら生演奏のショーをずっと企画されて続けてきたマスミさんならではの重みのある言葉だな、と聞いていて思った次第です。
と言う訳で、生演奏でのハフラ、というのは、まだまだ演奏家が少ない日本では奇跡的な事であって、とにかく体験して貰いたい、というマスミさんの意向に添えたと思っています。
これが機会となって「始まり」になると良いですね。
打ち上げの席でも、とても楽しく過ごさせて頂きました。
今後とも、よろしくお願いいたします!
(写真はマスミさんより、拝借)