ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

雨ニモマケズ風ニモマケズ

2010年12月01日 | ひとりごと
昨日の夜からじゃじゃ降りの雨。しかも風もきつい。けれども気温が今すでに15℃もあって生暖かく、これはきっと今夜中にヒュルル~っと気温が下がり、明日からキリリとした冬になるんでしょうね。

昨日で切れたアウディの車検の〆切日。
ピラテスと仕事の合間にわたしが行こうと思っていたのだけれど、旦那も合間があるというので、今回は彼が車検場に行ってくれました。

数年前までは、前に住んでいた町中に小さな車検場があり、そこに日時を予約すると(予約してもいつも数十分待たされた)、ものの15分ぐらいで一通りの検査が終わり、受験済み証明のステッカーをフロントガラスの左下にペタンと貼ってもらっておしまい。
もし検査に通らない部分が見つかれば、既に車検を受けたという証明書をもらい、修理を済ませてから再度車検場に出向けばいいだけ。
車検そのものはすべて無料。うちのご老公フェアレディ、大奥の局アウディ、どちらも凄まじい走行距離の持ち主だけど、今だに2年毎の車検でオッケーです。
ところが、その車検場が廃止になり、うちから車で20分ぐらいの所にある、陸運局隣の、大きな車検場まで行かなければならなくなってしまいました。
ベルトコンベア式に、手際よく車検を行うレーンが5列もある巨大な車検場なのですが、そこは予約ができないので、ただ自分の都合のいい時に行き、運が良ければササッと済ませられるし、運が悪ければ長い時間列に並んで待たなければなりません。
昨日の旦那は運が悪い方なのでした……。
昨日が期限だったのだけど、このままだと仕事に間に合わないと判断した旦那。列から四苦八苦して抜け出し、家に戻ってきました。

で、今日は期限切れ一日目。旦那もわたしも午前中はまるまる空いているので、どちらが行ってもいいし二人でいってもいいし、などと言いながら、生暖かいどしゃ降りの中、近くのパン屋さんまで行き、軽く朝食を食べ、やっぱりもういっぺんボクが行ってくる、と言って、わたしを家で降ろしてくれました。かなり珍しい展開です。
それで、この記事を書いていたのですが……。
「ただいま~」
めっちゃ早いし……
「行ったことは行ったけど、パークウェイに入った途端にめちゃ混みやったし」

旦那の頭の中には『無理をする』、あるいは『我慢をする』、あるいは『待ってみる』の文字はありません。見事なほどに。
例え自分がどうしても観たいものがある場所でも、そこに行き着くまでの道が混雑していたり、その場所に大勢の人が集まっていて、『無理・我慢・待つ』が要求されそうだと判断するや否や、即行でその場所から離れるか、行くこと自体を断念します。
ましてや今回は、どうでもいいというか、面倒でたまらないけれど仕方が無いので行く所なので、もっと決断が早かったのだと思われ……。
「はい、今度はまうみの番」と、明るくキーを渡されました
「今日はめちゃくちゃ天気が荒れてるから、道も変な車が多いし。気ぃつけや~」とありがたいお見送りを受け、出発いたしました。

暴風雨の中、あちこちにけっこう深い水たまりができていて、そこを通る車がそのたびにスピードを落とすので、危ないったらありません。
無事に車検場まで行けますように!天国のおとん、守ってや!

無事着きました。
車検場への入り口です。さすがにこんな日はスカスカ!いつもだと、このゲートまでに辿り着くのに時間がかかるのに。


さあ入ります。


ここもスカスカ。これだとかなり早く済みそうです。


検査場の建物の直前に検問所があって、そこで登録書と保険証、そしてドライバーの免許証を見せなければならないのだけど、雨と風がすごくて、車の窓を開けただけでずぶ濡れになってしまいました。トホホホホ……。

やっぱりムチャクチャ空いていました。この3つのレーンの左横にあと2つのレーンがあります。いやあ、来るべきは嵐の日、ですね!(泣いたり笑たり忙しい……)


中の様子を撮影してはいけないみたいだったのですが、内緒でパチパチ……ああドキドキした。

ここは車から降りたドライバーが通る通路です。奥の方に暖房した小さなブースがあって、そこで検査が終わるのを待ちます。


今日は待つ時間も無いほどに、ものの数分で終わってしまいました。
  

またあと2年、コツコツ修理をしながら乗らせていただきます。






コメント (6)
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