chi-koちゃんのブログで、広島にできたすごく素敵な映画館の話を読むうちに、ムクムクと映画館に行きたぁ~い!という入道雲が発生!
にゃ~にがにゃんでも今夜は映画にゃ~!
というわけで、映画よりも映画館に行きたかったわたしは、旦那から送られてきた候補作のメールを適当読みして、これ行っとこか!と決めたのが『127 Hours』
監督は、アカデミー賞作品賞を受賞した『スラムドッグ&ミリオネア』のダニー・ボイル。
ええやんええやん!あの映画、ちょっとキツいとこもあったけど、好きやったし。
今回は、ユタ州にある人気のない峡谷での、ジェーズ・フランコ演じる主人公の独り舞台。題名からしてええと、127時間ってことで、5日とちょっとの話だよね。
ふんふん……とそれだけの前知識をとりあえず軽く頭に入れて、映画館のあるチャーチストリートに出かけて行った。
映画館の向かえにある、我らが『レイモンズ』(このダイナーレストラン、気に入ってます!)に入り、まずは腹ごしらえ。
食べている途中に、いきなりけたたましいクラクションを鳴らしながら通りに消防車がやって来て、何事かと満員のレストラン客が窓の向こうを覗くと、わ~い!サンタクロースだよぉ~!カメラ持ってこなかったよぉ~!
こちらのサンタさん、ド派手に消防車に乗ってやって来る。ピカピカパアパア、そりゃもうめちゃうっさい!
時間が時間だけに、赤ちゃんを寝かしつけてる最中の家族は困るだろうなあ~などと、ふと心配してしまう。
よくよく見ると、チャーチストリートの三角広場に、でっかいツリーが設置されていて、その木の点灯式をやっていた。ガメラァ~!もとい!カメラァ~!
さて、肝心の映画の話。フィクションではなくノンフィクション、実話である。
2003年、ハイカーのアーロン・ラルストン氏は、一人でユタ州にあるブルー・ジョン・キャニオンに向かった。
そこで、落石してきた岩に右腕を挟まれ、身動きが取れなくなる。
この映画は、事故が起こってから脱出して、救出されるまでの127時間のサバイバル・ストーリー。
……と、簡単に説明するとこれで終わり。
ハイカーというよりも冒険フリークという方がふさわしいぶっ飛び野郎のアーロン氏。
その運命の日は一日のハイク予定であったため、手持ちの水、食べ物は、必要最小限しかもっていなかった。
手持ちの水がつき、水のリサイクルとして自らの尿を飲んで水分を補給したりしたものの、体力の限界を感じはじめ、脱出できる望みも薄れ、彼は家族への別れのメッセージをビデオ撮影したり、岩壁に自分の名前などを彫り付けたりして、自らの死を覚悟するまでに至る。
しかし最終的に、彼は、死より生きることを強く望み、そして選んだ。
その時彼がとった行動は、脱出するために、自らの右手を切断する、というものであった……きゃいぃ~ん
なにがかなんって、持ち合わせていたのが折りたたみ式のツールナイフ。しかも中国製で全く役立たずで、そんな全然切れへん、ただ尖ってる金属使て……あぁ~
いや、ほんま、あんなもん観れへんし。観とうないし。
旦那いわく、「あまりにもリアルで、あまりにも痛々しく、さすがにボクでも9割方観てなかったし……」
観終わった後、なにやらゾォ~ッとした悪寒が長々と残り、身体を温めるのに難儀した。
けど、映画はとてもいい感じで作られていた。
オープニングの、人、人、人であふれかえっているいろんな場所の映像が、同じ地球上に居るアーロン氏の孤独を強烈に浮き立たせる。
そして、実際にサバイバルしたアーロン氏の、信じられない強靭な精神力と体力、生への執念、これには本当に感動した。
アーロン氏本人の近影。
あのグロいシーン以外はすごくお勧め。ほんの数分のことなので、目隠しを持ってってはいかがでしょ?
それにしても……今夜わたしゃ心にかたく誓いました。
どこかに行く時は必ず、どこそこに行く。というメモを残して行こうと。
たとえそれが、あんな大自然なんかじゃなくても。そこらへんの近所のスーパーであったとしても……。
にゃ~にがにゃんでも今夜は映画にゃ~!
というわけで、映画よりも映画館に行きたかったわたしは、旦那から送られてきた候補作のメールを適当読みして、これ行っとこか!と決めたのが『127 Hours』
監督は、アカデミー賞作品賞を受賞した『スラムドッグ&ミリオネア』のダニー・ボイル。
ええやんええやん!あの映画、ちょっとキツいとこもあったけど、好きやったし。
今回は、ユタ州にある人気のない峡谷での、ジェーズ・フランコ演じる主人公の独り舞台。題名からしてええと、127時間ってことで、5日とちょっとの話だよね。
ふんふん……とそれだけの前知識をとりあえず軽く頭に入れて、映画館のあるチャーチストリートに出かけて行った。
映画館の向かえにある、我らが『レイモンズ』(このダイナーレストラン、気に入ってます!)に入り、まずは腹ごしらえ。
食べている途中に、いきなりけたたましいクラクションを鳴らしながら通りに消防車がやって来て、何事かと満員のレストラン客が窓の向こうを覗くと、わ~い!サンタクロースだよぉ~!カメラ持ってこなかったよぉ~!
こちらのサンタさん、ド派手に消防車に乗ってやって来る。ピカピカパアパア、そりゃもうめちゃうっさい!
時間が時間だけに、赤ちゃんを寝かしつけてる最中の家族は困るだろうなあ~などと、ふと心配してしまう。
よくよく見ると、チャーチストリートの三角広場に、でっかいツリーが設置されていて、その木の点灯式をやっていた。ガメラァ~!もとい!カメラァ~!
さて、肝心の映画の話。フィクションではなくノンフィクション、実話である。
2003年、ハイカーのアーロン・ラルストン氏は、一人でユタ州にあるブルー・ジョン・キャニオンに向かった。
そこで、落石してきた岩に右腕を挟まれ、身動きが取れなくなる。
この映画は、事故が起こってから脱出して、救出されるまでの127時間のサバイバル・ストーリー。
……と、簡単に説明するとこれで終わり。
ハイカーというよりも冒険フリークという方がふさわしいぶっ飛び野郎のアーロン氏。
その運命の日は一日のハイク予定であったため、手持ちの水、食べ物は、必要最小限しかもっていなかった。
手持ちの水がつき、水のリサイクルとして自らの尿を飲んで水分を補給したりしたものの、体力の限界を感じはじめ、脱出できる望みも薄れ、彼は家族への別れのメッセージをビデオ撮影したり、岩壁に自分の名前などを彫り付けたりして、自らの死を覚悟するまでに至る。
しかし最終的に、彼は、死より生きることを強く望み、そして選んだ。
その時彼がとった行動は、脱出するために、自らの右手を切断する、というものであった……きゃいぃ~ん
なにがかなんって、持ち合わせていたのが折りたたみ式のツールナイフ。しかも中国製で全く役立たずで、そんな全然切れへん、ただ尖ってる金属使て……あぁ~
いや、ほんま、あんなもん観れへんし。観とうないし。
旦那いわく、「あまりにもリアルで、あまりにも痛々しく、さすがにボクでも9割方観てなかったし……」
観終わった後、なにやらゾォ~ッとした悪寒が長々と残り、身体を温めるのに難儀した。
けど、映画はとてもいい感じで作られていた。
オープニングの、人、人、人であふれかえっているいろんな場所の映像が、同じ地球上に居るアーロン氏の孤独を強烈に浮き立たせる。
そして、実際にサバイバルしたアーロン氏の、信じられない強靭な精神力と体力、生への執念、これには本当に感動した。
アーロン氏本人の近影。
あのグロいシーン以外はすごくお勧め。ほんの数分のことなので、目隠しを持ってってはいかがでしょ?
それにしても……今夜わたしゃ心にかたく誓いました。
どこかに行く時は必ず、どこそこに行く。というメモを残して行こうと。
たとえそれが、あんな大自然なんかじゃなくても。そこらへんの近所のスーパーであったとしても……。