ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

じゃあもう無理ね⇒「安全だとは申し上げないと、国会でも何でも何回も答えてきた」原子力規制委員長田中氏

2014年07月17日 | 日本とわたし
福島の原発事故が起こり、
そのあと、なんの解決も得られないまま、汚染だけがどんどん増して、
住民は棄てられ、無視され、無かったことにされようとしているのに、
そんなことが、今の日本で、現在進行形で存在しているというのに、

いまだ、こんなふうに考えている人たちがいる。
こんなふうに考えざるを得ないと信じている人がいる。

原発というものの恐ろしさは、原発そのものが危険極まりないもので、
事故が起こらなくても、事後処理に途方もない時間とお金がかかるということだけでなく、
そういうものだからこそ、誘致において、凄まじいウソとカネと脅しが使われること。
だから、人が、ここまで狂ってしまうのだ。
ウソとカネを使う方も、ウソとカネを受け取る方も。

原発が生きている限り、日本は変わらないのだ。
原発を生かせている限り、日本は変われないのだ。
だからこそ、原発の息の根を止めて、日本を変えなければならないのだ。


↓以下は、幸雄さんがFacebookで教えてくださった、植草一秀氏の『知られざる真実』からの抜粋です。

原子力規制委員会の田中俊一委員長は、
基準への適合は審査したが、安全だとは私は言わない
と述べた。

どういうことか。

原子力規制委員会は、
「基準に適合しているかどうかを審査すること」
だけを任務としており、原発の安全性を保証する機関ではない

また、原子力規制委員会は、
稼働させるかどうかには関与しない
のである。

他方、政府も、
稼働させる政治判断をしない
立場である。

再稼働の判断は電力会社と立地自治体に委ねられる
国民の生命、幸福を追求する権利に、重大な影響を与えうる原発の再稼働が、
このような、無責任体制の下で推進されている

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-88b0.html


↓以下、きーこさんが、各局のニュースからまとめてくださったものを、ここに転載させていただきます。
転載はじめ

川内原発再稼働を待ちに待っている人々(NHKニュース9・7月16日放送)
田中俊一「安全だという事は私は申し上げません」


基準の適合性は見ていますけれども、
「安全だ」という事は私は申し上げません!





川内原発の再稼働を待ちに待っている人々

NHKニュース9(2014年7月16日放送)

街の人(公の方々ではないので、写真の掲載を控えます)

■地元ではない、街を歩いていた男性
原発の再稼働っていうのは、必要なところもあるのかなと思っています。
エネルギー価格とかそういうのを考えていった時に、
いー、安全性を確認すれば、必要な事なのかな。

■飲食店経営50代男性
一日でも早く再稼働してほしいし、これで食っている方も沢山いると思うんですよ。
見ての通り昼間でもこの商店街なんかがシャッター街になっているという事は、やっぱりそういうのが多いですよね。
影響が大きいと思いますね。

■タクシー運転手60代
動いてもらった方が、景気の活性化になりますよね。


News 23(2014年7月16日放送)

■地元市民
国からの審査が出れば、川内市の、ま、活性化っていうか
やっぱり原発に頼っている方が多いもんですから、そういうのではいいんじゃないかなとは思いますけど。

■岩切秀雄薩摩川内市市長


それはやはり、国が決めた基準をですね、審査しての結果ですから、安全だと思っています。

■三村明夫日本商工会議所会長

待ちに待ったというか、私はひとつの大きな、あーー、
私はひとつの大きな、ステップが前に進んだと、あーー、このように理解しております。


報道ステーション(2014年7月16日放送)

田中俊一 原子力規制委員会委員長

私どもとしては、十分、これで十分だと言ぃうつもりはないですけれども、
相当あの、我々があの、考えられることについては、あのー、
相当慎重に、きちっと評価をしてきたと。
一つのヤマを越えたと言ぃぃうところかと思います。

■安倍晋三総理大臣

ま、これは、はー、えー、前進、ま、一歩前進、と、いうこと、なんだろうと。
え、規制委員会が、ま、科学的、え、技術的に、い、しっかりと、おー、え、審査をし、
えー、その上においてですね、えーー、それが、安全だと、おー、そういう結論がハァー、出ればですね、
立地、自治体の、ほぉー、皆さんの、お、ご理解をー、いただきながら、
あー、再稼働をま、進めていきたいと、考えて、え、います。

■細田博之 自民党電力安定供給推進議連

非常に喜ばしいことだと思っております。
これからも次々に申請が出されておりますのでね、
速やかな審査をしてほしいものだと。


■三村明夫 日本商工会議所

ま、待ちに待ったっていうか、
出来るだけ早い時期に稼働に結び付けて欲しいなと、
このように思っております。

■田中俊一

安全審査ではなくて、基準の適合性を審査したという事です。
ですからあのー、これも再三お答えしていますけれども、
あの、基準の適合性は見ていますけれども、
「安全だ」という事は私は申し上げません!

「安全だ」という事は私は申し上げませんということをいつも、国会でも何でも何回も答えてきたところです。

*******************************

国会で何度も話しているんじゃぁ、安倍は「安全という事じゃない」というのは知っているのね・・・。

安倍晋三:
規制委員会が科学的、技術的にしっかりと審査をし、
その上においてそれが、安全だと、そういう結論が出ればですね・・・


↑安倍は嘘つきだね。
それともバカすぎて、国会での田中俊一の話が理解できないのか!?

↑転載おわり


こんなはっきりとした原発無理論ありますか?
規制委員会が科学的、技術的にしっかりと(かどうかはわかりませんが)審査をし、
その上において、それが安全だと、そういう結論が出れば
っていうことなら、

ああもう、絶対に無理、廃炉にするしかない。
あかんわこりゃ。


ということですね。
コメント (9)
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敵は敵国ではありません。敵は戦争を始めさせる人々です。今度は私たちが憲法を守る番。声を上げよう!

2014年07月17日 | 日本とわたし
せんそうは
すべての「愛」を
こわす。




http://www.9jo-ishikawa.net/img/goods/2014_leaflet1.pdf

「戦争」という言葉は
遠くにありますか? 近くにありますか?
今、戦争を不安に思うのは、おかしいですか?

戦争は「よーいドン!」で始まるものではありません。
いつの間にか始まり、巻き込まれるものです。
過去の人々の証言が、それを教えてくれています。

そして現在はどうなのか。
今の政府は、どう動いているのか。

これほどの国民の悲劇に寄り添わず、
原発に固執するのはなぜなのか?
これほどの国民の反対意見を聞き入れず、
秘密保護法を取り決めたのはなぜなのか?

これほど平和を尊く訴えている、
日本国憲法を変えるというのはなぜなのか?



目をこらし、耳をすまして、
その出来事のうしろに隠されているものに、
気がつかなければなりません。

戦争は始まってしまえば、
それは「負け」です。
戦争で得をするほんの少しの人々に、
私たちみんなで負けるのです。

敵を見まちがえてはいけません。
敵は敵国ではありません。
敵は戦争を始めさせる人々です。

私やあなたや、
私たちの愛する子や孫が、
「殺して」はなりません。
「殺されて」はなりません。

戦争が終わって70年。
今日までこられたのは、
憲法に護られてきたからです。

さあ今度は、
私たちが憲法をまもる番です。
みんなで立ち上がり、
声をあげよう。



憲法前文
世界中の人々は
平和の中で生きる
権利がある

憲法9
永遠に
戦争はしない
軍隊は持たない

憲法12
自由と権利は
私たちの努力により
守らねばならない

憲法13
人はみな
幸せを求める
権利がある

憲法25
人はみな
人間らしく生きる
権利がある



今、声をあげよう。
日本国憲法の「愛」を失う前に。


◆九条の会・石川ネット ◆石川県憲法を守る会 ◆石川憲法会議


上記のポスター、リーフレットについては、石川ネット事務局まで問い合わせてください。
↓↓↓
http://www.9jo-ishikawa.net/index.html#newleaflet


そのリーフレットを使って、こんなすてきなブックカバーを作った方がいらっしゃいます。
こういうアピールの仕方もいいですね♪





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