ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

モリカケ・アッキード事件、本気出さないと、日本終わるよ!

2018年03月27日 | 日本とわたし
佐川さんの証人喚問、予想通りの、いえ、予想以上の、やっぱり佐川さんだった感100%の結果に終わりましたね。

でもこの証人喚問で納得する人が大勢いて、それで内閣の支持率が上昇したら、もう日本という国は終わり、アウトです。
海を越えたところから見ている者は、そういう思いで見守っています。
国会は虫の息。
野党の攻めも決め手を欠き、与党はこれで大疑獄の幕引きをしようとしています。
野党やマスコミに任せている場合ではない事態であることに、まだピンときていない人たちを、どのようにして巻き込むか。



こんな下劣なことを言う人が幹部だそうです、自民党という党は。





公文書改ざんという、極めて重大な非行が、誰の指示で、何のために実行されたのか、改ざんの要とも言える首相夫人の関与や影響はなかったのか、
いまだに全く解明されていないそれらの疑問の答えが明確に示されないままに終わった証人喚問を、勝ちと言う政治家の質の低さ。
自民党にはもう、まともな人間が居ないのでしょうか?
あんなに大勢の議員がいるのですから、全員が揃いも揃って劣悪なんてことはないと思いたいのですが…。





総裁がコレ↓ですから…。



「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と、壇上から指を差されたわたしたちが、「あんたのような人たちに負けるわけにはいかない」と、通りに出て立つなり声を上げるなりしなければならない時は今です。

「あとは国民が判断する」と、こちらに投げられたのですから。
そしてまた、「あと1〜2週間もしたら静かになる」と、たかを括っているのですから。


いずれにせよ、佐川さんは、いずれかの罪に問われることになるのですが、今回答えなかったことによって、さらに隠匿の疑いまでかかるわけです。




この問題は、こんなにこんがらなくてもよいはずです。
そもそもの始まりが、首相夫人である昭恵さんが、極右カルト団体『日本会議』に所属する男性が経営する幼稚園に足繁く通い、
講演をしたり、参観をしたり、園児たちが教育勅語を暗唱するのを目を細めて観たり、安倍首相ガンバレ!と叫ぶ園児に涙ぐんだり、
挙げ句の果ては『安倍晋三記念小学校』なるものの名誉校長を引き受け、その小学校建設のために、私に役立てることがあるならと、あれこれ間に入って協力したことなのです。





安倍首相をはじめ、自民党議員のほとんどが、この極右カルト団体『日本会議』と繋がっているのですが、ここがどれほど狂っているかというと、


そんな団体から神のように挙げ祀られている安倍首相とその妻昭恵さん。
その二人が、自分の地位や名前をいいように使わせて、国有地をタダ同然で売り渡した。
そのことを国会で追及され、カッとした首相が、「自分たちが関係したなら首相も議員も辞める」と啖呵を切った。
それから以降、関連省庁が隠匿と改ざんを重ね、1年もの間、デタラメの文書を元に国会の審議が行われてきた。



この首相ほど、国会を軽視し、いい加減な態度で臨んできた人はいません。
なのに首相であることはどうしようもない事実なので、その口から飛び出してきた放言を、周りの者が取り繕うことに奔走しなければなりません。










安倍昭恵さん、そして谷さん、迫田さん、今井さん、さらには大阪の関係者である松井さんなどなど、証人喚問に臨まなければならない人がたくさん居ます。
この国有地売却に関わった人物は、次々に移動か退職…佐川さんもその一人でした。










とにかくこの疑獄事件、幕引きなんてさせてしまっては、日本市民は知性と常識に欠けていると、世界から笑いのタネにされてしまいます。

モリカケ疑獄と前々から言われている通り、加計学園疑獄でもほら、改ざんが行われているようですから。




印鑑の数が違う、文章の長さが違う、森友学園と瓜二つ!

さっさと安倍内閣を終わらせて、国会議員と極右団体との関係を断ち切らせて、まともな審議ができる国会にしましょう!
国会を一日開くと3億円の費用がかかると言われています。
この費用は、国民から吸い上げた(安倍首相の表現)税金で賄われているのです。
腐った茶番、デタラメの資料、忖度まみれの質疑応答。
質問は前もって通告させ、それらの回答を役人に書かせ、ふりがな付きの答弁書を棒読みし、眠ければ居眠りし、こそこそと携帯や本を読む。
本当に質の悪い国会になってしまいました。

1日3億円。
ただ座ってるだけの、票を入れる時だけ上から言われた通りに手を動かすだけの、最悪は日本会議寄りの議員が、国会にどれほどいるか。
そういうことにも目を向けて、しっかりと正していきましょう!


韓国市民が、極寒の時期に、来る日も来る日も通りに集まり続けた『ろうそくデモ』。
大きな声のうねりを政権に見せつけることができた裏には、こんな協力がありました。


東京では逆に、デモを締め付けやすくする条例が決められようとしています。
そのことについても、しっかりと抗議しなければなりません。
うらやましがっている場合ではありません。
参加する市民の安全、内心と表現の自由を守り、集まりやすくするために立つ人が必要なのであって、通せんぼをしたり、狭い所に押し込んだりするのは暴力です。
そのことをはっきりと知らせるためにも、もっともっとたくさん集まりましょう!

そうしないと、本気出さないと、ほんとに終わってしまいますよ、日本。
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