ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

自分が逃げ切れるよう、部下を敵前に差し出す自民党総理大臣…なんと醜く情けないことか!

2018年03月26日 | 日本とわたし
佐川さんの証人喚問が始まりました。
NHKでも放送されているようですが、佐川氏が答える前に、その答えの文句のテロップが先に出てしまっているという、とても変な映像を見ましたが…。



残念ながら佐川さんには、わたしたちの声は届かなかったようです。

「理財局長としての責任はどう感じているのか?」という質問に、
「行政の信頼を揺るがすような事になり、責任はひとえに私にあります。深くお詫び申し上げます」と答え、
「財務省の官房部局、官邸からの指示は無く、報告もしなかった。自分と自分の部局だけで改ざんを行った」と、責任を丸かぶりしています。

「いつ、どのような動機で、誰が決済を指示したのか」という最初の質問から、
「捜査を受ける身であるので「証言を拒否する」と答える佐川氏。

やっぱり想像していた通りの展開に持って行こうとしています。


安倍首相は、自民党大会が行われた前日の24日の夜、自民党山口県連関係者と会食した際に、「あと1、2週間もすれば落ち着く」と強気に語ったそうです。
今のようなボロボロの状態で、今日の証人喚問をうまく乗り切れると思えるには、よほどの根回しや策略があるのかもしれません。




25日の自民党大会では、自衛隊の存在を憲法に明記し、違憲論争に終止符を打つという方針を再度演説し、拍手をもらったようですが、
公文書の改ざんが頻繁に行われているような状態で、しかも森友学園のみならず、他の案件でも不正が行われていたという証拠が次々に出てきている中で、
よくもそんな他事にうつつを抜かしていられるものだと、呆れるやら気味が悪いやら、さすがは改憲を悲願とする極右カルト団体『日本会議』内閣の長だと思わざるを得ません。

その自民党大会で、ちょっとおかしな物が配られたそうです。


会場では、何度書いても消せますと、何回も何回も言っていたとか…このタイミングでこれ?


とにかく、今日の証人喚問は序の口。
これからこの喚問をとっかかりに、昭恵さん、迫田さん、今井さん、谷さん、松井さんなどなど、まだまだ証人喚問の場に立つべき人たちが控えています。



なにせ、この問題は、安倍案件なのですから。







野党議員の皆さん、精一杯頑張って、次の証人喚問へのつながりをしっかりと作ってください。
コメント
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