ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

女性100人に聞きました!「 私がデニーさんを支持する理由」

2018年09月30日 | 日本とわたし


https://drive.google.com/file/d/1NzcSoYHotFdTMbUevGbiOURl79SZtU_J/view

上記のオレンジ色のURLをクリックしてください。
全文が出てきます。

わたしも大いに#デニってる人の中の一人ですが、いろんな意見があってすごくおもしろいです。
今回の選挙では、女性と無党派層の方々の票がデニーさんの勝利に大きく影響したと聞いています。
今後、選挙を控えている地域の運動のあり方やプランの立て方にも、いろいろ参考になると思います。

ここには、太文字で強調されている部分(100分の24です)だけを書き起こさせてもらいます。

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国に頼らない沖縄の自立経済を目指しているデニーさんと一緒に、沖縄を作っていきたい。

農業と観光を結びつける、という話に感動した。

家庭環境にかかわらず、安心して学業に励めるよう、中学生・高校生のバス通学無料化をすすめるから。

「誰一人取り残さない」という言葉に惹かれた。

デニーさんの言葉、笑顔、人柄から、沖縄のチムグクルが感じられる。

「助成金依存からの脱却を目指す」ところです。

弱者の気持ちがわかるから、不登校が異常だと思うと、強制的に行かなきゃいけなくて子どもたちは逃げ場をなくしてしまうけど、学校は選択肢の一つだと受け入れてくれそう。

大学を卒業して何年か経ち、女性であることがこんなにも生きづらいことなのだと苦しかった。
「女性の質」なんて言葉を、前に立つ人が使う現状が悲しくて仕方ない。
DVや性暴力被害、見えない男女格差と貧困、子育て支援不足から、私たちを解放してほしい。

私がデニーさんを支持する理由は、環境団体が連名で出した公開質問状に、デニーさんがしっかり回答されたからです。
それは、翁長知事が最後に持てる力を振り絞って、県民との大事な約束(公約)を守るために行った、「辺野古埋め立て承認の撤回」についてでした。

話を聞いてくれるリーダーになると思う。沖縄LGBT宣言にも期待してます。

若者とロックンロールで通じ会おうとする気遣いが素敵。

翁長さんをしっかり継承、多様性の重要性が分かっている。
あと苦労の人生なのに、育ててくれた人々、関わってくれた人々皆に、感謝している人間性。

本人も苦労人であり、市民目線な政治家だから。

ウチナーらしい候補者だから。
育てのおっかーの「トゥーヌイービ」の話が、私のおっかーと重なり涙が出た。
貧しくも、みんなで助け合って生きた時代を知ってる人。

基地の町のロック少年が県知事になるという、オキナワンドリーム、マクトゥーソーケーナンナンクルナイサーを地で生きる男。

米軍機からの部品落下事故の時に、ママたちの話を聞いて、一緒になって悲しんでくれたから。
未だに米軍機が保育園上空を飛ぶのは、あの時宜野湾市長がしっかり仕事をしなかったから。

国会議員経験者だから、デニーさんは国の仕組みをよく理解している。

県民の心に向き合えるデニーさんだから。痛みに寄り添える人だから。

辺野古NO、政府のいいなりにならない人がいい。

「県産品を国際ブランドへ」、というキャッチフレーズに惹かれました。
普天間基地撤去や辺野古新基地建設阻止は当たり前の話。

いつもデニーさんが話しているおっかーからの言葉、
「10本の指は同じ丈ではない。でもみんな役割がある」
そういうことを話してくれるデニーさんに、これからの沖縄の方向性の確かさを祈る気持ちで、応援し期待しています。

ぶれない信念、信じられるコトバ、あたたかい笑顔。

子どもがいないと国は栄えない。
それなのに、子どもを産む女性を、自分が女性から生まれたことも忘れて、「質」で語る政治屋には絶対入れられない。
他の候補者も頑張っているが、新しい沖縄はデニーさんと作りたいと考えている。まずは子育て支援から。

ヘノコにノーといい、日本に予算を減らされても、他のアジアとの交流で稼ぎ、沖縄を支え、国際的存在感を高めて、日本政府との交渉力を養い、観光も沖縄人がイニシアチブをもつものにしようとするデニーさんを支持します。


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他にもいっぱい、紹介したい意見がありました。
ぜひぜひ!!
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玉城デニーさん、勝った!「うちなーんちゅ、うしぇーてぃないびらんどー!」

2018年09月30日 | 日本とわたし
もうほんっとに嬉しいです。

猛烈なデマを拡散し、自民党は企業・業界団体に、公明党は創価学会に、厳しい締め付けをおこない、嘘八百の公約を吹聴し、争点を隠し、会社や団体に、期日前投票&佐喜真候補の名前を書いたかどうかの証拠写真の提出指示までした官邸。
まさに今回は(も?)、権力側がまいたデマ(国会議員もやってたんです!)とネガティブキャンペーンの嵐と言っても過言ではない選挙でした。

結局は、候補者の佐喜真氏自身が最後まで、「辺野古新基地建設の是非」についてはっきりとした態度を取らず、汚れ仕事は官邸に任せて逃げ続けていた姿が、沖縄の知事としての器ではないと判断されたのだと思います。

「携帯電話料金の4割削減」なんていう公約にならない公約を口にしたり、女性を見下すような発言をしたのも失敗でしたが、これは元々の資質が原因でしょうから、それも選挙中に見られたのはよかったかもしれません。

とにかく、やきもきしながらSNSの情報を見ていた時に、

目に入ってきた写真がこれでした。




あの菅官房長官と小泉進次郎議員が一緒に演説したことが失敗だったという記事にも、腹の底からスカッとしました。


沖縄県知事選 玉城デニー氏が初当選 「菅官房長官と小泉進次郎氏の演説で失敗」(自民党幹部)
【AERA dot.】2018年9月30日
https://dot.asahi.com/wa/2018093000029.html?page=1

一部引用:

・自民党が投票直前に行った出口調査では佐喜眞氏が追い上げ、1ポイント程まで差を詰め、あわや逆転かとも思われた。
・新潟県知事選挙で勝利したように、期日前投票で圧勝して貯金をつくり、当日は互角で勝つ戦術だった。
・自民党、公明党の支援者でも辺野古など基地移転問題では反対を示す離反者が続出、玉城氏の演説会に創価学会の三色旗を振る人まで出てきた。
菅官房長官が現地入りし、進次郎氏と一緒に演説した際に、辺野古のへの字も言わず、携帯電話の値下げの話などを延々と喋り、『帰れ』と怒号まで飛び交った。
オール沖縄で結束されると勝てることを2回も実証された。


ちなみに『ガースー』とは、菅官房長官のネット上での愛称?(蔑称)です。



選挙のたびに、いつも大いに参考にさせていただいている、はるさんのグラフを紹介します。
三春充希(はる)みらい選挙Project























一方、敗れた佐喜真候補陣営は、


で、写真が上がってきました。





敗退について、首相と官房長官はどのような態度をとったのでしょう?

安倍首相:
残念だがしょうがない。
そして、沖縄を通過した巨大台風が各地で被害を出しているというのに、午後早くにとっとと私邸へお帰りに。

菅官房長官:
携帯電話料金を「4割程度下げる余地がある」と演説の中で公約したことを、東京新聞の望月記者に会見で問われ、
「あなたの要望にここはお応えする場ではない」などとトンチンカンなことを言ったり、
「沖縄の選挙のことについては、本人に聞いていただければと思う」と、見事な責任逃れっぷり。

そんな官邸が目論んでいるのはもちろん、


移設引き続き進める、自民
【KYODO】2018年9月30日
https://this.kiji.is/419141338497713249

沖縄県知事選で30日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する前衆院議員玉城デニー氏が、移設を推進する安倍政権が支援した前宜野湾市長佐喜真淳氏を破ったのを受け、
自民党は「(移設に)取り組まなければならない」(塩谷立選対委員長)として、結果にかかわらず移設を引き続き進める考えを示した。



10月1日から、オスプレイが東京の空を飛びます。
沖縄と同じく、夜間飛行、低空飛行の訓練を、やりたい時にやりたい場所で、下に住宅があろうが学校があろうが、そんなことはおかまい無しに。




もう沖縄だけの問題ではありません。
もう遠くのあんまりよく知らないからすぐに忘れてしまう県の被害ではありません。
日本全土に及ぼされる可能性が大きくなりました。

『日米地位協定』

これがどういうものであるか、いろんな本が出ていますし、インターネットでもたくさん調べることができます。
わたしはこの本を読みました。とっても読みやすくわかりやすかったです。


ついでと言っては申し訳ないのですが、本当は憲法より大切な、と言われてしまった『憲法くん』(幸雄さん、素敵な贈り物をありがとう!)も、これまたとても読みやすく、何回読んでも胸がぐっと熱くなる本です。



というわけで、ちょっと話がそれてしまいましたが、法的措置を取ると断言している政府に、玉城デニー新知事は対峙していかなければなりません。
これからが大変な道のりになると思います。
沖縄だけの問題にならないよう、沖縄だけの闘いにしないよう、これからが本番と思ってしっかり応援していきたいし、その思いを来年の参議院選挙につなげていきたいと思います。
本土のメディアのみなさんも、どうかよろしくお願いします。
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