お世話になった大先輩の壮行会をやりました。
その大先輩は昔から貝が大好きで、お酒はほどほどしか飲めないものの、貝料理はいくらでも食べてしまう人でして、そんなこんなで選んだお店は恵比寿の「あこや」さん。
貝好きの間ではかなり有名な、予約必須の人気店さんです。
先輩の壮行会ですから最初はビールで乾杯。 赤星なのが嬉しいです。
最初に飲んだ貝(あさりなど)のスープです。
余計な味付けを省いた貝のダシ。 これは優しくて本当に美味しい(^^)
料理というと、どうしてもいろいろなことをやりたくなってしまうものですが、素材の良さを生かすことが出来れば、それはもう立派な料理であり、それが一番贅沢な味わいなのかもしれません。
貝のなめろうです。
これはもう、見た目からしてやばいですね。
何がやばいかと言うと、お酒がどんどん進んでしまうところが(^◇^;)
アジなどのなめろうと違って貝独特の食感がしっかりあるので、珍味度はこちらの方が上ですからね。
赤貝、アオヤギ、タイラ貝のお造りです。
これは問答無用、余計な解説一切不要の美味しさでした。
新鮮な貝はそのまま食べてもすごく美味しい、いや、そのままが一番という人が多いのも頷けます。
ただ、このお店はそれだけに頼らず、一手間二手間かけて貝の美味しさを引き出しているのが素晴らしい(^^)
例えばこちら、大アサリのアオサのせ焼き(磯辺焼)です。
アオサ(生海苔)の下には立派な大アサリ!
大アサリは肉厚で大きい分、大味に感じることもありますが、それを海苔の風味が絶妙にアシストしています。
しかも、この海苔は主張が強すぎず、貝の甘みを引き立ててくれていて。。
そのまま食べるお造りもいいですが、こういう美味しさこそが貝料理専門店の見せどころなんでしょうね。
ここで、これまた嬉しい貝の茶碗蒸し。
この茶碗蒸しには具が入っていません。
おそらくは、貝のダシをじっくり味わってください、ということなのでしょう。
はい、優しい貝のお出汁、堪能させて頂きました。
こちらはホッキ貝の酒盗焼きです。
これは私も初めて食べました。
パッと見た印象では、酒盗の味が強すぎるかな?とおもったのですが、どうしてどうしてそんなことはありませんでした。
酒盗のクセのある塩気が貝の甘みを引き立てて、ちょっと意表を突かれる感じがとても新鮮。
これは、お酒好きの方はたまらないんじゃないでしょうか(^^ゞ
さらに怒涛の攻撃は続きます。 アワビ!\(^O^)/
このアワビは今までの貝とは違い、柔らかい食感が強調されています。
フワッととろける感触は、貝の歯ごたえに慣れた私の脳みそを直撃すると言っていいほどでした。
この順番でこのアワビを持ってくるとは、あこやさんも相当なワルとお見受けします。。m(_ _)m
これがまた全く違った食感の、サザエのつぼ焼きです。
このサザエもですね、表現としては柔らかいなんです。
でも、アワビの柔らかさとは全く違い、しっかりした弾力と噛みごたえを感じつつの柔らかさなんですよね。
必要以上に手を加えずに、サザエ独特の苦味旨味が味わえるように加減された優しい醤油使い、これもなかなかのテクニシャンぶりで、単純に流石なものだと感心してしまいました。
そして、非常にオーソドックスなしろ貝の焼きものです。
ここに来てのしろ貝は、これまたよく考えられていますね。
「お客さん、今日は貝を食べに来たんでしょ。だったらこれも食べて行ってね」みたいな感じでしょうか。
噛めば噛むほどに貝らしい旨みが広がるしろ貝の焼きもの。 いいんじゃないでしょうか(^^)
さあて、シメのご飯が登場です!
ふんわりフックラと貝の旨みを吸った炊き込みご飯。
あまりの美味しさに、お代わりをお願いしたのは言うまでもありません。
ここからは、この日嗜んだ日本酒を、順不同で紹介します。
長野、沓掛酒造さんの「互」
宮城、平孝酒造さんの「日高見」
静岡、英君酒造さんの「英君」
秋田、福禄寿酒造さんの「一白水成」
どの日本酒がどうだとかこうだとか、それをやり出すとキリがないのでやめます。
でも、貝料理に日本酒が合う、という以上にあこやさんの料理はお酒を意識している気がします。
もちろん日本酒を飲まなければダメとかではないですが、これだけのお酒、こだわりの日本酒を豊富に揃えてあるところを見ると、なるほどそういうコンセプトなんだなぁと、勝手に深〜く納得してしまう私なのでした(^^ゞ
あこやさん、とてもいいお店だと思います。
いや、貝が嫌いな人には何の魅力もないでしょうが、そうでなければぜひ一度、そう思えるお店です。
何かのおりに、また行ってみたいなぁ(^^)
あこや
渋谷区恵比寿南1-4-4
050-5890-4869
ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
その大先輩は昔から貝が大好きで、お酒はほどほどしか飲めないものの、貝料理はいくらでも食べてしまう人でして、そんなこんなで選んだお店は恵比寿の「あこや」さん。
貝好きの間ではかなり有名な、予約必須の人気店さんです。
先輩の壮行会ですから最初はビールで乾杯。 赤星なのが嬉しいです。
最初に飲んだ貝(あさりなど)のスープです。
余計な味付けを省いた貝のダシ。 これは優しくて本当に美味しい(^^)
料理というと、どうしてもいろいろなことをやりたくなってしまうものですが、素材の良さを生かすことが出来れば、それはもう立派な料理であり、それが一番贅沢な味わいなのかもしれません。
貝のなめろうです。
これはもう、見た目からしてやばいですね。
何がやばいかと言うと、お酒がどんどん進んでしまうところが(^◇^;)
アジなどのなめろうと違って貝独特の食感がしっかりあるので、珍味度はこちらの方が上ですからね。
赤貝、アオヤギ、タイラ貝のお造りです。
これは問答無用、余計な解説一切不要の美味しさでした。
新鮮な貝はそのまま食べてもすごく美味しい、いや、そのままが一番という人が多いのも頷けます。
ただ、このお店はそれだけに頼らず、一手間二手間かけて貝の美味しさを引き出しているのが素晴らしい(^^)
例えばこちら、大アサリのアオサのせ焼き(磯辺焼)です。
アオサ(生海苔)の下には立派な大アサリ!
大アサリは肉厚で大きい分、大味に感じることもありますが、それを海苔の風味が絶妙にアシストしています。
しかも、この海苔は主張が強すぎず、貝の甘みを引き立ててくれていて。。
そのまま食べるお造りもいいですが、こういう美味しさこそが貝料理専門店の見せどころなんでしょうね。
ここで、これまた嬉しい貝の茶碗蒸し。
この茶碗蒸しには具が入っていません。
おそらくは、貝のダシをじっくり味わってください、ということなのでしょう。
はい、優しい貝のお出汁、堪能させて頂きました。
こちらはホッキ貝の酒盗焼きです。
これは私も初めて食べました。
パッと見た印象では、酒盗の味が強すぎるかな?とおもったのですが、どうしてどうしてそんなことはありませんでした。
酒盗のクセのある塩気が貝の甘みを引き立てて、ちょっと意表を突かれる感じがとても新鮮。
これは、お酒好きの方はたまらないんじゃないでしょうか(^^ゞ
さらに怒涛の攻撃は続きます。 アワビ!\(^O^)/
このアワビは今までの貝とは違い、柔らかい食感が強調されています。
フワッととろける感触は、貝の歯ごたえに慣れた私の脳みそを直撃すると言っていいほどでした。
この順番でこのアワビを持ってくるとは、あこやさんも相当なワルとお見受けします。。m(_ _)m
これがまた全く違った食感の、サザエのつぼ焼きです。
このサザエもですね、表現としては柔らかいなんです。
でも、アワビの柔らかさとは全く違い、しっかりした弾力と噛みごたえを感じつつの柔らかさなんですよね。
必要以上に手を加えずに、サザエ独特の苦味旨味が味わえるように加減された優しい醤油使い、これもなかなかのテクニシャンぶりで、単純に流石なものだと感心してしまいました。
そして、非常にオーソドックスなしろ貝の焼きものです。
ここに来てのしろ貝は、これまたよく考えられていますね。
「お客さん、今日は貝を食べに来たんでしょ。だったらこれも食べて行ってね」みたいな感じでしょうか。
噛めば噛むほどに貝らしい旨みが広がるしろ貝の焼きもの。 いいんじゃないでしょうか(^^)
さあて、シメのご飯が登場です!
ふんわりフックラと貝の旨みを吸った炊き込みご飯。
あまりの美味しさに、お代わりをお願いしたのは言うまでもありません。
ここからは、この日嗜んだ日本酒を、順不同で紹介します。
長野、沓掛酒造さんの「互」
宮城、平孝酒造さんの「日高見」
静岡、英君酒造さんの「英君」
秋田、福禄寿酒造さんの「一白水成」
どの日本酒がどうだとかこうだとか、それをやり出すとキリがないのでやめます。
でも、貝料理に日本酒が合う、という以上にあこやさんの料理はお酒を意識している気がします。
もちろん日本酒を飲まなければダメとかではないですが、これだけのお酒、こだわりの日本酒を豊富に揃えてあるところを見ると、なるほどそういうコンセプトなんだなぁと、勝手に深〜く納得してしまう私なのでした(^^ゞ
あこやさん、とてもいいお店だと思います。
いや、貝が嫌いな人には何の魅力もないでしょうが、そうでなければぜひ一度、そう思えるお店です。
何かのおりに、また行ってみたいなぁ(^^)
あこや
渋谷区恵比寿南1-4-4
050-5890-4869
ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m