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【ハニートリップ】無念の引退決定。。 今後は繁殖牝馬として…

2017-09-13 22:45:53 | 引退馬
ハニートリップの今後の方向性について、調教師と慎重に協議を重ねました結果、心情的には大変苦しい決断となりましたが、前走をもって現役を引退させることで合意に至り、近日中に競走馬登録を抹消することになりました。なお、出資会員の皆様には、抹消に関する諸手続きが完了し次第、詳細を書面にてお送りいたしますので、発送まで今しばらくお待ちください。

◇藤原英調教師のコメント
「飼葉が実になってこない分、どうしても調教をセーブしなければならず、満足いく状態でレースを迎えさせてあげることができない状況が続いていました。一戦一戦が負荷になり、回復にも時間を要する形。加えて肺に起因する鼻出血を発症してしまったことを考えますと、これ以上は馬に無理を強いるばかりになってしまうのではないでしょうか。思い入れのある血統ですし残念ではありますが、まずはゆっくり休んでもらい、今後は繁殖牝馬として頑張ってもらいたいと思います」
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今後について、「少し時間が欲しい」と仰っていた藤原先生ですが、結局、現役続行を断念することになりました。
鼻出血さえなければこのまま現役続行でも再ファンド前提の地方転出でも何でもアリだと思っていましたが、未勝利馬が肺出血を抱えながらレースを続けていくのは、さすがにリスクしかありませんから…。
この馬が引退してしまうのはとても残念ですが、肺出血やレースのダメージ、繁殖牝馬としての将来など、諸々の事情を含めて総合的に検討したうえでの結論でしょうから、これはもう素直に受け入れるしかないでしょう。

素質、実力を出し切っての引退でないのが無念ですが、ハニートリップが果たせなかった夢は同厩舎のディメンシオンが、そして、まだ見ぬ娘や息子たちが受け継いでくれることでしょう。
引退後の扱いなど、もともとのオーナーとの約束事がどうなのかは分かりませんが、ハニートリップの仔を募集する可能性があるのであれば、是非前向きに検討して頂きたいし、それが実現したら私も出資者として応援したいものです。
(それは、まだだいぶ先の話になりますが…(^_^;))

いずれにしても、これでハニートリップの引退が決まりました。
もう厳しいトレーニングをする必要は無いですし、レースで激しい戦いをする必要も無くなりました。
まずは今までの疲れを癒し、そのあとはお母さんになる準備として、フックラした牝馬らしい身体つき、当歳のとき北海道で見た優しくて品のある美人顔を取り戻して欲しいと思います。
今まで本当にお疲れ様&ありがとうございましたm(_ _)m


【引退レースとなった9/3小倉6Rでのハニートリップ : 公式HPより】


*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。


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さすがにやるもんですねぇ(^O^) @池袋・千登利

2017-09-13 07:07:36 | うまいもの
さすがにやるもんですねぇ、と唸りたくなるお店に行ってきました。
そこは千登利というモツ焼き居酒屋さんなのですが、池袋をウロウロしている方なら名前はご存知でしょう…
と言うぐらいの有名店らしいです。
ただ、夕方4時半開店で5時には満席になるほどの人気店なので、『いい時間に行くといつも混んでいて入れない』、という方も多いかもしれません。(特に大人数だとほぼアウト、二人でしっぽりがオススメ?)

この日はいろいろな事情がありまして、開店1分後の4時31分に突撃。
何と先客が二組いたのは驚きですが、きっと暖簾が出た瞬間に入店した方々なんでしょうね。
残念ながら一番乗りは譲ることになりましたが、まあ、それが目的ではないですから… とか思っていたら、本当に私たちの後から一気にお客さんが増えまして、30分もしないうちに満席状態に(*_*)
長いカウンターとテーブルが奥と入り口にひとつずつという店内なので、本当に油断ができない人気ぶりです。

とにかく私たちは奥のテーブル席を占領できたので、池袋の老舗居酒屋を堪能することにしたのでした。
で、まずはホッピー。 こちらではジョッキと氷が出たあとに、中焼酎はコップに注いでくれるんです。


何故、中焼酎をコップでくれるかというと、これは35度のキチンと濃いめの米焼酎なのだそうで、要するに、それを一気に使ってしまうと、大概のお客さんが一杯目でフラフラになっちゃうからですね。
実際、氷入りジョッキに中を全部入れてみたら、ホッピーを注ぐスペースがなくなっちゃいましたから(^_^;)
普通の方はコップ一杯の中焼酎で2杯、いや、3杯ぐらいは作れるのではないでしょうか。

そして、実はこの日が初訪問の我々は、常連さんらしき人が何を頼むのか、慎重に(横目で)確認を…
すると、殆どの方が最初にこれを頼んでいました。




牛肉煮込み豆腐(だったかな?)。
お店のスタッフは単に豆腐と呼んでいましたね。(次からは“豆腐”と注文しよう!)
それにしてもどうですこの色、豆腐にしっかりとおつゆがしみ込んでいるのが分かりますよね。
それでですね、このおつゆ、色は相当に濃いのですが、実は全く濃くなくて、非常に優しいお出汁系なんです。

おそらく何年も継ぎ足してきた結果この色合いになったのでしょうが、優しくて深いのにアッサリ薄味という…
その薄味の深いお出汁が豆腐の奥まで染み入っているんです。
美味しいとか美味しくないとかそういう表現ではなく、これは『ありがたく頂くべき逸品』だと思いました。

豆腐を食べてすっかり気分が良くなったところで、本命のモツ焼きさんを頼みます。
まずはカシラと


なんこつと


レバーです。


なんこつは同じ池袋のモツ焼き名店、三福さんより若干焼きを浅くした感じでしょうか。
その分、柔らかい弾力を感じることになるのですが、むしろこちらの焼き加減の方が一般的かも。 部位は“のど”(食道付近)だと思いますが、さすがにレベルが高いなんこつです。
レバーは全くハズレなし。
ただ、レバーはいつどこで食べても美味しいとしか思わないので、詳しい説明は割愛します(#^.^#)

で、問題はカシラなんですよ。
千登利さんのカシラ、なんか、白くないですか?
いや、写真でお分かりのように、絶対に白いんですよ!
恐る恐る口の中に運んでぎゅっと噛み締めてみたらやはりそうでした、これ、コラーゲン系の脂身ですね!
モツ焼き大好きの私ですら、こういうカシラは初めてですねぇ。。

いやぁ、ちょっと驚いたレベルではなくて、ある意味衝撃的なカシラだったと思います。
香ばしく焼き上げられたコラーゲン系のカシラ。
ただの脂身だと、こんなにしっかり焼けないし、そもそも焼いたらなくなっちゃうでしょう。
一日に何本も食べるものではないかもしれませんが、むしろこれは女子にオススメしたい!
初めての食感、初めての味、そして初めての…
いろいろな意味で、貴重で楽しいカシラでしたm(_ _)m

ここで遅れてくるメンバーを待つために、ちょっとしたつまみでお酒を進めておく作戦に。
皮からしと


ねぎぬたです。




この皮からしがまた良かったんですよ。
必要以上に手を加えずに、鳥皮の旨みをしっかり活かしているんですよね。
ねぎぬたも、ザ・ねぎぬたといった一品で、柔らかいねぎの風味と味噌のコラボは完璧。
皮からしにしろねぎぬたにしろ、こういうお酒のアテが美味しいと、主役のモツ焼きがまた食べたくなり…

と、そうこうしているうちにメンバー全員が揃ったので、後続メンバー分のカシラやなんこつを追加し、私も含めて既に食べているチームは、まだ未食のモツ焼き串をやっつけていくことにしました。
という事で、第二陣はタンハツと


しろと


つくねと


うずらです。


タンハツは、文字通りタンとハツを交互に串に刺して焼いてくれます。
先端側から、タン→ハツ→タン→ハツと刺してあってタンハツ。
この方式も、意外に他でお目にかかったことがありませんねぇ。。 でも、『タンもハツも美味しいけれど両方一本ずつは多すぎる』、そういうケースがネックだった方には嬉しい方式ですよね。

うずらは大変綺麗ですが、まあ、うずらなので驚きはないです。
そう言えば、この日食べた串モノの中で、うずらが一番“普通な感じ”だったかもしれません(^.^)
それから、塩で食べたしろもいいですねぇ。
しろはタレ、という人の気持ちもわかりますが、ここのは塩でも十分に美味しい。
新鮮なモツを上手に焼いてくれるなら、シンプルな塩で食感を楽しむやり方が一番な気もします。

そしてつくね。
このつくねはですね、相当に美味しいと思った方が良いです。
お団子方式のつくねとしては、大井町の焼きとりいずみさん、秋葉原のとり善さんなども有力ですが、千登利さんのつくねはそれらに勝るとも劣りません。(いや、普通に勝っちゃってるかも…)

写真では表面が焦げているように見えますが、全然焦げ臭くなどなく、このぐらい焼いて丁度良い香ばしさ。
そして実は、裏返すと反対側はそれほど強く焼いていないという。。


何故こうするのかは解明できていませんが、とにかく香ばしいのにふわりとした柔らかさも楽しめる、一粒で二度美味しいつくねさんでした。

もうね、なんと言いますか、本当に気持ちよく酔えますね、こういうお店って。
気取ったムードなど全くありませんし、特に素晴らしかったのは大ベテランの女将さんの笑顔。 全く高飛車でなく、初めてのお客さんにも愛想よく対応している姿を見ると、さすがに長く愛される店は違うよなぁと思わされました。
バイトを使ってマニュアルチックにやるのもいいですが、こういう雰囲気の店は絶対に無くなって欲しくない!

何となく懐かしくて、居心地がとても良くて、この雰囲気を独り占めするのは申し訳ない…、そんな気分になった私たちは、空席待ちのお客さんがいる状況を考えて、少し早めに退散することにしました。
そうしたら、店を出るとき、私たちの後に座るであろう常連さんから、「ありがとね!助かるよ」と声をかけて頂きました。
なんだろうなぁ、この幸せな感じ。。
今日も楽しく飲めてよかったなぁ…、と思いつつ私たちは日が暮れた池袋の街に溶けていったのでした(´∀`; )


千登利 (ちどり)
豊島区西池袋1-37-15 西形ビル
03-3971-6781



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