バスラットレオンは、4/10中山11R ニュージーランドトロフィー(G2・芝1600m)に藤岡佑介騎手で出走します。
- 21.04.07 藤岡佑 栗東坂良 1回 53.5-39.0-25.1-12.3 末強め追う
- 21.04.04 助 手 栗東坂良 1回 58.2-41.6-26.7-13.5 馬ナリ余力
- 21.03.31 藤岡佑 栗東坂良 1回 52.9-38.4-25.2-12.4 馬ナリ余力
ハイモビリティ(三未勝)一杯を0.3秒追走同入
◇岡助手のコメント 「追い切りで乗った藤岡佑騎手によれば、『先週よりも今週の方がさらに動きが良くなっていました。弾む感じで好感触です』とのこと。今回は初の中山コースになりますが、本馬はパワーがあることですし、十分に対応してくれるのではと考えています。重賞のここでも楽しみ。何とか人気に応えて、本番のNHKマイルCにつなげたいです」
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バスラットレオンのニュージーランドトロフィー出走が確定しました。
最終追い切りは栗東坂路を53.5-39.0-12.3秒ですから、バスラットレオンにしては驚くような時計ではないですが、藤岡佑騎手によれば、一週前の52.9-12.4秒(馬ナリ)よりも動き、感触は良くなっていたとのことなので、まずまず万全の状態で出走できると思って良さそうです。
デイリー『【ニュージーランドT】バスラットレオン態勢整った 栗東坂路で好調誇示』
「ニュージーランドT・G2」(10日、中山) 1勝クラスに投入した前走で力の違いを見せつけたバスラットレオンが7日、栗東坂路で好調を誇示。弾力性に富んだフットワークで4F53秒5-39秒0-12秒3を刻み、臨戦態勢を整えた。
状態の良さを確認した藤岡佑は「先週は少し反応が、というところがあったけど、1週間うまく調整していただいて動きが良くなっていました。スタートが速いので、現状は前で競馬をする方がいいのでは」と積極策を示唆。G2タイトル獲得に意欲を示した。
朝日杯FS4着、シンザン記念3着という実績に加え、結果を出した前走で勢いもついた。「前走後も順調に来ています。あとは無事に輸送をクリアしてくれれば」と宮内助手はVプランを描く。賞金を加算して次のステージへ-。中山で輝きを放ち、大舞台を見据える。
ZBAT!競馬『【ニュージーランドT】バスラットレオン坂路でパワフル登坂』
バスラットレオンは藤岡佑騎手を背に栗東坂路で4ハロン53秒5-12秒3。ゴール前で促されるとパワフルなフットワークで伸びて、調教評価は最高の「S」だ。
2週続けてまたがった鞍上は「先週は少し反応が(もうひとつ)というところがあったので、今週はもう少しやろうと思いましたが、1週間うまく調整していただいて、動きが良くなっていました」と上々の感触。2勝はいずれも逃げ切りVで、「スタートが速いので、現状は少し前で競馬をする方がいいのでは」とイメージした。
私が言うまでもなく、このメンバーならバスラットレオンは実績上位の存在です。もちろん、無敗馬を筆頭に強そうな馬がいるのも事実ですが、正直、そうそうおかしな競馬になるとは思えないです。(藤岡佑騎手をはじめ、陣営のコメントからも、そういう自信がヒシヒシと伝わってきます)
バスラットレオンの状態が良さそうなこと、少しずつ着実に成長していること、さらにはデビュー戦で勝っている藤岡佑騎手が乗ってくれるのも心強いですし、(油断は禁物ながら)マイルカップ出走の権利は獲ってきてくれるのではと…。いや、権利獲りは最低限の目標で、本気の狙いはあくまで重賞勝利(又は賞金加算)なのだと思います!
ザッとメンバーを見たところ、再戦の可能性があったククナさんは桜花賞への出走が叶ったようです。しかも、面白いことに藤岡佑騎手は土曜日にバスラットレオンに乗って、日曜日にはククナさんに乗るという…。桜花賞はG1なので簡単ではないでしょうが、ひょっとすると土日でG2、G1連勝なんてことが起こるかもしれません(^^ゞ
**2021/4/10中山11R ニュージーランドトロフィー(G2/芝1600m)出走馬**
【チャンピオンヒルズ在厩時のバスラットレオン:公式HP(2021/4/2更新分)より】
ラヴマイウェイは、4月11日中山5R 3歳未勝利(芝1600m)に内田博幸騎手で出走します。
- 21.04.07 内田博 美南坂稍 1回 55.7-40.6-26.1-13.1 馬ナリ余力
ホノノルーカ(三未勝)強めを0.3秒追走同入
- 21.04.04 助 手 美南坂良 1回 58.3-42.6-28.1-13.6 馬ナリ余力
グルアーブ(古馬2勝)馬ナリを0.1秒追走同入
- 21.03.31 助 手 美南坂良 1回 54.5-40.3-25.8-12.8 一杯に追う
ベルヴォワ(古馬1勝)強めを0.8秒追走同入
- 21.03.28 助 手 美南坂良 1回 59.9-43.7-29.0-14.4 馬ナリ余力
ホノノルーカ(三未勝)馬ナリと同入
◇林調教師のコメント 「7日に内田博幸騎手が乗って、坂路を併せ馬で追走して相手に合わせる形。メンタル面を考慮しての併入で、滞りなく終えることができました。あまり馬を刺激したり、追い込んだりするわけにもいかず、調整が難しいところではありますが、鞍上とも相談のうえ、今週の芝のマイル戦へ。坂路調教のみ、しかも既出走馬が相手と楽ではないものの、距離について言えば、現状2000mよりは1600mの方がいいかと思います」
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ラヴマイウェイのデビュー戦出走が確定しました。
デビュー戦に選ばれたのは4/11中山5R 3歳未勝利(芝1600m)でした。未勝利戦は同日の2Rに牝馬限定(2000m)戦も組まれていましたので、個人的にはそちらの可能性もあると思っていましたが、(気性面を考慮して)調教で追い込み切れていない現状を踏まえた上での『マイルでスタートさせた方が無難』との判断でしょう。
実際の距離適性、将来の方向性は分かりませんが、『まずは無事にレースを経験させる』との観点で言えば、確かに最初から2000mを使うよりマイルの方が無難な選択だと思います。(内田さんが乗ってみた感触で、2000mだと集中力が続かないかも…みたいな不安があるのかもしれません)
追い切りに関しては、まだ様々なコース、様々なパターン(単走か併せ馬か、先行させるか追いかけさせるかなどの組合せ)に対応できる状態ではないこともあり、坂路一本槍で仕上げるカタチになっています。しかも、一杯に追ったのは3/31の一本だけですし、『何とか出走態勢を整えたレベル』と考えておいた方が良さそうです。
そうなると、既走馬を相手に『いきなりから好勝負を!』とは言いにくくなりますが、まあ、昨年10月にゲート試験に合格し、一旦、テンコートレセンに出たあとの流れを考えると、『よくここまで戻ってきてくれた』という話ですからね。当然ながら、クレッシェンドラヴ半妹らしい走りを見たいものの、兄だって最初はかなりアレレ?でしたから(^^;)
あ、別に今回の出走について後ろ向きになっているわけではなく、逆に、この状態でソコソコやれれば未来はきっと明るいと思っています。つまり、気性面の課題でまともにレースに使えないのが怖いだけで、何度か実戦を経験し、普通に競馬をしても大丈夫だと理解してくれれば、少しずつ本気で勝ちにいくモードに移れると思うんですよね。
もちろん、時間は無制限ではないですが、さすがに今回は最初の一歩を踏み出すことが目的のレースでしょう。そして、レースの中で能力の一端を見ることができれば…。幸いなことに、半兄のパートナーである内田騎手が手綱を取ってくれますから、『この一戦で勝負!』と力むことなく、本馬の将来を意識したレースをしてくれると思いますm(_ _)m
**2021/4/11中山5R 3歳未勝利(芝1600m)出走馬**
カナロアガールは、4月11日新潟7R 1勝クラス・牝(ダ1800m)に勝浦正樹騎手で出走します。
- 21.04.07 勝 浦 美南W良 5F 68.4-53.1-39.1-13.4(8) 馬ナリ余力
ニシノオクタゴン(障未勝)強めの外1.0秒先着
- 21.04.01 助 手 美南W良 5F 66.7-51.7-38.2-13.4(5) 直強め追う
コスモセレナ(三未勝)一杯の外0.4秒先着
- 21.03.25 助 手 美南W良 5F 67.4-52.4-38.8-13.5(8) 馬ナリ余力
アルマセクメト(三未勝)一杯の外0.2秒先着
◇田村調教師のコメント 「良くも悪くも年齢的に大きな変化は見られませんが、飼葉をちゃんと食べてくれていますし、7日の追い切りの動きは悪くなかったです。正直なところ、ダートが大の得意という感じではないものの、芝であと一歩の競馬がずっと続いている状況ですからね。今は芝の番組が少なくメンバーも強くなりがち。ダートを試すのであれば、このタイミングの牝馬限定戦がよいでしょう。どれくらい対応してくれるか見てみたいと思います」
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カナロアガールの初ダート戦出走が確定しました。
最終追い切りは障害未勝利馬と併せて1秒先着する軽めの内容。まあ、一週前にはすでに出来上がっていたと思いますので、勝浦騎手が感触を確かめるのが目的だったという事でしょう。
初ダートに関しては田村先生も半信半疑のようですが、正解はやってみなければ分かりませんからね。(本音はあと1~2ヶ月早く試して欲しかったのですが、それはもう言いっこなしにしておきます(^^;))
その上で、今回のレースが11頭と落ち着いてくれたこと、そして、今まで戦ってきた相手に比べてかなり軽いメンバーなのは明らかに追い風です。もちろんダートが『からっきし』の場合はダメでしょうが、普通にこなせれば何とかなってしまいそうな気はします。(あり得ない想像ですが、このメンバーと芝でやったら楽勝しそう(^^ゞ)
ということで、ますはカナロアガールのダート適性にドキドキしながら、そして、念願の1勝クラス卒業を期待しながら、気合を入れて楽しく応援したいと思います!
**2021/4/11新潟7R 1勝クラス(牝/ダ1800m)出走馬**
パンサラッサは、7日に栗東トレセンに帰厩しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「帰厩が今週になりましたので、この中間は追い切りレベルとなる半マイル53秒台で登坂。競馬に向けて、しっかりと負荷をかけての調教を順調に消化することができました。フレッシュ且つ、ある程度仕上がった状態で送り出すことができたと思います」
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先週時点で「今週の金曜日か土曜日にはトレセンに帰厩させる予定」とありましたが、実際には5日間ほど遅いタイミングでの帰厩になりました。ただ、遅れた分の追い切りはチャンピオンヒルズでしっかりこなしたようですし、感触としても「フレッシュ且つ、ある程度仕上がった状態」とのことなので、全く心配する必要はないでしょう。
目標の福島民報杯までちょうどあと10日間。今回は外厩で仕上げて10日で出走という、文字通りの10日競馬になりますが、そういうことができるのも、パンサラッサが臨機応変に何でもできるタイプだからだと思いますし、それがオープンでも安定して上位を狙えるパフォーマンスにつながっていると思います。
ただし次走は、安定感にもうワンパンチを上乗せして勝ち切りたいレースになります。前走、中山記念では痛恨の出負けで口惜しい思いをしましたので、その分もまとめてスッキリできる、気持の良いレースが見たいと思います!
【チャンピオンヒルズ在厩時のパンサラッサ:公式HP(2021/4/2更新分)より】
◇生田場長のコメント 「飼葉をよく食べさせながら、すでにコース入りして乗っていますので、だいぶトモの肉づきが戻ってきました。調教時は口向きを調整しつつ、オーバーワークに気をつけて進めていきたいところです。馬房と洗い場の間でチャカチャカする程度で、そこまでうるさい感じはありません」
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先々週の週末にハッキングが始まったばかりですが、今週はすでに20秒ペースまで上がってきましたし、距離も2400~3200mに延びるなど、随分と前に進んでくれた印象です。もちろん先はまだ長いですが、今のところ「そこまでうるさい感じはない」ようですし、去勢手術後の立ち上がりとしては、ひとまず順調と言って良いでしょう。
母ゴッドフロアーにエピファネイアと言う血統、やや細身に映る馬体で遺伝子型TTの本馬ですから、本来は中距離以上でレースをしたいイメージなのですが、今まではトレセンでの調整と追い切り、そして競馬場での出走前ルーティンでテンションが上がって消耗してしまい、やりたいことが全くできなかった印象です。
そういうところが、今回の去勢でどこまで改善されるか分かりませんが、少しでも気持ちが落ち着いて欲しいと思いますし、ひいては、極端に馬体を減らさずレースに向かうことにつながればと思います。
リナーシェは、7日に滋賀県大津市のチャンピオンヒルズへ放牧に出ています。
◇岡元厩舎長のコメント 「特にレースによる大きなダメージはなさそうです。来場した調教師によれば、『小柄な牝馬ですので、なるべく体をフックラさせてあげるイメージで調整して欲しい』とのこと。8日、9日と様子を見ながら徐々に進めていきたいと思います」
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前走できっちりスリーアウトになりましたので(^^ゞ、出走制限中の成長とパワーアップをめざしてチャンピオンヒルズへ放牧に。まずはレースの疲れを癒すのが先ですから、しばらくゆっくり過ごすことになりそうです。その上で、「フックラさせてあげるイメージ」がどの程度の期間で実現できるのか、そのあたりが最初のチェックポイントになるでしょう。
これまでは馬体維持が優先事項になってしまい、どうしても『ソロッと追い切ってレースを使う』パターンになってしまっていましたが、この2ヶ月間で、少しでもそのルーティンを打破できれば良いなぁと…。身体をフックラさせつつ体力を強化し、しっかり追い切ってレースに向かうパターンを、是非一度見てみたいと思います!
【2021/4/4阪神1R 3歳未勝利(牝/ダ1800m)でのリナーシェ:公式HPより】