三重ホーストレーニングセンター在厩のカイザーノヴァは、引き続き舎飼により管理されています。
◇伊藤場長のコメント 「基本的には馬房内休養としており、ブラッシングなどの手入れの際のみ、10mほど先にある洗い場に移動して行っています。引き続き手術箇所や歩様などに変化はなく、馬房内、洗い場ともにイレ込むようなことはありません」
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骨が完全にくっつくまでは、とにかくジッとしていること、少しでも負担を掛けないように過ごすしかありません。結果的に、当面は『特に変化がないのは良い知らせ』になりますが、まあ、心配されたイレ込みがないのは助かりますね。
同期、同厩舎のバスラットレオンがひと足先にNZT(G2)を勝ち、だいぶ楽々と逆転をされてしまいましたが、長い競争生活を考えれば、まだまだ追いつくチャンスはあるでしょう。特に、復帰後は改めて条件戦から経験を積むことができるので、そのあたりはきっとカイザーノヴァにはプラスになるハズ。。一気に重賞を勝って突き抜けてしまうのも良いですが、レースを重ねて着実に地力を強化するのも、とても魅力的なストーリーだと思います。
イクタトレーニングファーム在厩のゴッドシエルは、おもに周回コースでハロン17~20秒ペースのキャンター2400~3200mを消化。週1回の15-15を開始しています。4月上旬の馬体重は465kgです。
◇生田場長のコメント 「ハロン15秒を入れ始めた後も背腰などに疲れはなく、引き続き経過は良好。少しずつ肉付きも良くなっていることですし、この調子で飼葉をよく食べさせながら470kg台まで持っていきたいです。厩舎を出る時などはギャンギャンしますが、調教中はテンションが高くなりすぎることはなく、この馬なりに冷静に駆けてくれています」
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先週からまたペースが上がってキャンターは17~20秒ペース、加えて週一回の15-15が加わりました。ここまでは順調にきていると思いますので、この調子で馬体を充実させ、状態を上げていって欲しいです。
そもそも去勢のキッカケとなった気性面に関しては、まあ、まだ何とも言えない感じでしょうか。「調教中はテンションが高くなりすぎず、この馬なりに冷静」とのことですが、ハッキリと改善しているかどうかは、もう少しトレーニングを重ねてみないと分かりませんからね。(最期はレースで確認ですけど(^^;))
その上で、このまま順調に進めば4月中にはトレセンに戻れるでしょうか。。ある程度時間がかかるのは仕方がないとしても、やはり、そろそろタイムリミットが気になる季節ですから…。
キョウエイカルラ’20について、クラブから以下のアナウンスがありました。
先般の血統登録検査におきまして、毛色が「鹿毛」として正式登録されましたことから、募集馬情報につきましても、栗毛から鹿毛に表記変更しております。なお、当歳時の毛色については、出生時に牧場主の主観等で判断をするため、今回のように血統登録検査において変更となる場合もございます。ご理解ならびにご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
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「当歳時の毛色については、出生時に牧場主の主観等で判断」というのは意外に知られていないかもしれませんが、たまたま私は出資馬の毛色変更を何度か経験していますので、『ああ、はやりそうなのね』という感想です。まあ、最近の写真で見る毛色は鹿毛そのものですし、最初からあまり栗毛のイメージはなかったですから(^^ゞ
ということで、毛色に関わらずキョウエイカルラ’20には元気に成長してもらわなければいけません。そろそろ4月近況が聞けるタイミングでしょうが、今回も順調な成長ぶりが窺える内容であって欲しいと思います(^^)
【モリナガファーム在厩のキョウエイカルラ’20:公式HP(2021/4/2更新分)より】
コマンドブルックスについて、クラブから以下のアナウンスがありました。
ペースアップの代償として一定期間の休養を繰り返してきたこれまでの経緯や、比較的長期の休養が必要となりそうな現在の右トモの症状などを考慮。今後の方向性につきまして中舘英二調教師や担当獣医師と慎重に協議を重ねました結果、心情的には大変苦しい決断となり、誠に残念ではございますが、現時点での引退が適切であるとの結論に至り、14日をもちましてトレセン入厩を断念し、引退することとなりました。なお、出資会員の皆様には詳細をオフィシャルサイト等でご案内いたしますので、ご確認のほどお願いいたします。皆様からのご支援に対しまして心より感謝申し上げますとともに、未入厩・未出走での引退となりましたこと、深くお詫び申し上げます。
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先週の近況時点で覚悟はできていましたので、ショックというよりは『やはりそういう結論になったか…』という気持ちです。確かに、これまでの経緯を踏まえると、多少長めに休んだからと言って強い調教に耐えられるとも思えず、先が全く見通せない中での判断ですから、この結論も致し方ないでしょう。
まあ、本馬はドゥオーモの半弟で、晩成血統であること、弱いところがある可能性も織り込み済みでの出資でしたから、その意味では想定内とも言えるのですが、スケールの大きな馬体、晩成ゆえに奥の深い血統などから一発の期待も大きかっただけに、非所に残念であることに変わりはありません。
せめて一度でも競馬場を走らせてあげたかったですが、それも夢のまた夢に終わってしまいました。
ドゥオーモの夢の続きをこの馬で…とはいきませんでしたから、せめてドゥオーモには(このところ厳しいレースが続いているので心配ですが)できるだけ元気に長く走って欲しいと祈るのみです。
コマンドブルックス(アスクコマンダー’18)
2018/5/21 新ひだか産(藤原牧場)
父:ワールドエース、母:アスクコマンダー(母父コマンダーインチーフ)
通算成績:未出走
募集総額:1,300万円
【坂東牧場在厩時のコマンドブルックス:公式HP(2020/11/6更新分)より】
ただでさえ外食の機会が極端に減っているのに、この月曜から蔓延防止なんたらが始まり、ますます好きなお店での食事がしにくい状況なっています。でも、何も考えずに行動して世間様の不興を買い、結果的に自分の周囲やお店に迷惑がかかってはいけませんし、やはり、多少のことは我慢をして生活していくしかないでしょう。
ただし、好きなお店がテイクアウトに対応してくれるなら、そこはもっと気軽に利用すれば良いんですよね。実は私、テイクアウト、お持ち帰りが得意ではないのですが、こんなご時世ですから贅沢は言っていられません。
ということで、今回紹介するのは東銀座にある銀座亭さんのテイクアウト・チャーハンです。
ご飯の一粒一粒にしっかりと味が付いていて、タップリめの油でコーティングされたチャーハン。一切、手を抜かずに注文が入ってから鍋を振り始めるので、お店で食べるものと全く同じ味、同じボリュームが好きな場所で楽しめます。
そしてもう一品は餃子です。
こちらの餃子も激うまいのですが、これはですね、実はテイクアウトした時の方が美味しいぐらい…。何故かと言いますと、お店で食べる時は熱々すぎて、ハフハフするのに精一杯になっちゃうんですよね。
その点、テイクアウトで適度に冷めた状態の餃子は、肉と野菜のバランス、絶妙な旨味のコラボレーションが存分に味わえることになるのです。「だったらお店の時も少し冷めてから食べろよ!」と言われるとグウの音も出ませんが、まあ、出てきたものはすぐに食べたいんですよね、男ってヤツは…(^。^)
ちなみに銀座亭さんは健康志向とは全く無縁の存在なので、この餃子も油を使ってしっかりと焼き上げてあります。なので、チャーハンと一緒にレンジでチンすると、味も食感もほとんど落ちずに復活してくれるのでありがたいです。
コロナ禍など全くなかった頃、お店でチャーハンを食べたときの様子は『ついに解明! 深夜に出会った『もやし』の謎。。 @銀座亭・東銀座』をご覧頂ければと思いますが、要するに、酔っ払って深夜に乱入する系のお店だったんですよね、私にとっての銀座亭さんは。ところがテイクアウトをしてみると、その時には気づかなかった発見があったりもして、銀座亭さんは、酔っ払っていても素面でも美味しい素晴らしい中華屋さんなのだと改めて感動してしまいました(^^)
銀座亭
中央区銀座7-11-10
03-3571-6450