**2021/4/18新潟11R 福島民報杯(L/芝2000m)15:20発走**
◎ ウインイクシード
○ トーセンスーリヤ
▲ ヴァンケドミンゴ
△ マイネルウィルトス
△ アドマイヤジャスタ
△ ロードマイウェイ
△ インビジブルレイズ
☆ ドゥオーモ
ドゥオーモは8枠16番、大外からの発走になりました。
大外枠を引くのは久しぶりだと思いますが、新潟の2000mはワンターンの広いコースで、特に枠順は気になりません。それに、そもそもドゥオーモは、枠順に関係なく後方からレースをすると決まっていますからね。
作戦としては、『スタートにかかわらず後方の定位置で折り合いに専念、コーナーでも焦らず脚を溜めて直線末脚勝負に賭ける!』、これしかないですから、多少スタートが良かろうがペースが緩もうが、余計なことを考えずに自分の競馬に徹して欲しいと思います。テン乗りの亀田温心騎手も、きっとその方がやり易いでしょう。
あとは直線勝負がどのぐらいハマってくれるかですが、ペースが落ち着きそうなメンバー構成なのは気になるものの、馬場が渋ってくれるのは間違いなくプラスのハズ…。ドゥオーモ自身、休み明けだった前走より状態は良さそうですから、全体の時計が落ち着いてくれて、さらに上がりもタップリかかるレースになれば面白いかもしれません。
一応、前残りの流れを想定し、本命ウインイクシード、対抗トーセンスーリヤとしましたが、(馬場状態も含めて)混戦ムードが強いレースなのは確かでしょう。正直、どの馬が上位に来るかすら非常に読みにくいと思いますので、どさくさに紛れてズバッと一発!が決まらないものかと考えています(^^ゞ
ZBAT!競馬『【アーリントンC】ホウオウアマゾン重賞初制覇! 川田は4週連続JRA重賞V』
第30回アーリントンカップ(G3、芝・外1600m)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気ホウオウアマゾン(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が2番手追走から直線で抜け出すと、そのまま後続を突き放して勝利。重賞初制覇を飾った。鞍上の川田騎手は3月27日の毎日杯(シャフリヤール)、28日の高松宮記念(ダノンスマッシュ)、4月4日の大阪杯(レイパパレ)、10日のサンスポ杯阪神牝馬S(デゼル)に続き4週連続JRA重賞制覇と絶好調ぶりを見せつけた。タイムは1分34秒2(重)。
1馬身1/4差の2着には中団から馬群を割って脚を伸ばしたリッケンバッカー(10番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にレイモンドバローズ(7番人気)が入線。上位3頭がNHKマイルC(5月9日、東京)の優先出走権を獲得した。
アーリントンCを勝ったホウオウアマゾンは、父キングカメハメハ、母ヒカルアマランサス、母の父アグネスタキオンという血統。通算成績は6戦3勝。重賞初制覇。アーリントンCは、管理する矢作芳人調教師、騎乗した川田将雅騎手ともに初勝利。
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勝ったホウオウアマゾンは、好スタートから果敢に逃げたピクシーナイトをぴったりと番手でマーク。重馬場の中、1000m通過59.2秒で逃げるピクシーナイトを4角から捉まえに行き、直線では内外やや離れた形での併せ馬に。直線中ほどで抜け出してからは、危なげなく後続を抑え込んでの見事な重賞勝ちでした。
ホウオウアマゾンは昨年のデイリー杯2歳Sでのレコードタイム2着がありますが、重賞勝ちはこれが初めて。朝日杯FS・9着以来の休み明けだったことを考えると、怖い馬がマイルカップの有力馬に名乗りをあげてきたという印象です。(川田騎手の重賞4週連続Vもスゴイもので、何でも持ってきちゃう勢いを感じますね(^^;))
こうなると、同じ矢作厩舎のライバルとして、バスラットレオンもうかうかしてはいられません。今日は4着に負けたピクシーナイトも本番で同じ調子ではないでしょうし、どうやらマイルカップは逃げ先行勢にも強い馬が揃ったレースになりそう。。もともと覚悟の上とはいえ、NZTと同じような楽なレースはできそうもありません。
**2021/4/17阪神11R アーリントンカップ(G3/芝1600m)・重**
中山4R 障害未勝利で4着となったグランソヴァールの関係者コメントです。
◇五十嵐雄騎手のコメント 「ゲート内で落ち着きを欠き、スタート直前になって潜るような格好に。初めての実戦ということもあって、道中も少し慎重に飛んでいる様子でした。それでも手応えを感じるレースにはなりましたし、この先、期待できるのではないでしょうか」
◇尾関調教師のコメント 「馬体的に仕上がっていましたし、落ち着きつつ気合いも乗っていました。ただ、この馬にしては今日はゲートが良くなかったですね。いつもと違う位置からのスタートだったこともあるのでしょうか、後ろからになってしまう形。それに(障害の)練習を重ねていたとは言え、普段と競馬場とではまた異なる分、馬もやや慎重な飛越になってしまったみたいです。途中から上がって行き、ラストまで止まっているわけではないものの、最後の直線では同じ脚色になってしまいました」
◆クラブのコメント 「出負けして後方から外々を回らされる苦しい形。初障害ではさすがに分が悪く、今回は入着までとなりましたが、「障害馬としてレースのカタチにはなっていました」(師)し、まずは無事に初戦を終えることができました。なお、このあとは、「上がりの様子を見ながら今後を考えていきましょう」と調教師。引き続き大事に使っていけば、「自ずと勝ち上がりが見えてくる」(五十嵐騎手)ものと思われます」
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まずは初障害を無事に終えられて、『関係者の皆さんお疲れ様でした』という感じですね。
その上で、五十嵐騎手に「この先、期待できる」と言って頂けたのは良かったですし、傍から見ていてもそういう印象を持つことができました。今日はゲートでのガタつき、その結果としての出遅れが全てだと思いますので、結果は結果として、また前を向いてチャレンジしていけば良いでしょう。
ただ、今日はパドックでの様子も含めて状態は本当に良く見えたんですよね。それを考えると、ちょっと惜しかったなぁ…なのですが、「(大事に使っていけば)自ずと勝ち上がりが見えてくる」とまでジョッキーがコメントしてくれていますから、こちらもそのつもりになって、少し気持ちに余裕を持って待ってあげたいと思います。
今後については「上がりの様子を見ながら」とのことで、即放牧というワケではなさそうです。もしも続戦可能ならそれはそれでありがたいですが、まだ5歳(障害界では若手?)で先のある馬ですから、くれぐれも慎重に判断頂ければと…。まあ、尾関先生なので、そのあたりの心配はいらないですね(^^ゞ
中山4R 障害未勝利(ダ2880m)に出走したグランソヴァールは4着でした。
【レース内容】ゲートの中でガタついて、まさかの出遅れ。前に馬群を見ながらの飛越は初めてですから、いきなり上手に飛べというのは無理というものでしょう。それでも一つ一つの障害を丁寧に飛び、何とか前半戦を無難に回って後方のまま2周目に入りました。その後は2周目の1~2コーナー、バンケットをクリアしたあたりから位置を上げ始め、向こう正面から3コーナーで外を回って先行勢を射程圏に。ただ、終始外を回って脚を使わされたのが響いたのでしょう、直線で前を差し切るほどの余力はなく4着での入線となりました。
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これなら、充分に合格点でしょう!(^^)
最も恐れていたパターン、『出遅れて後方から』のカタチになった時は、何てツイていないんだろう…と思いましたが、最後まで大きなミスなく障害を飛んでくれましたし、その中で4着まで上がってくれたのですから、グランソヴァールは本当によく頑張ってくれたと思います。
正直、最初のうちは飛越も危なっかしく感じましたが、慣れるに従って後半は格好がついてきましたし、これなら経験を積むごとに、どんどん上手くなっていくのではないでしょうか。そのあたりは五十嵐騎手のコメントを待たないといけませんが、『初障害馬は完走すれな合格点』とも言われる中で、可能性を示してくれたのは確かだと思います。
飛越以外の走りについても、まあ、今日は仕方がないですかね。結果的に、向こう正面から随分と脚を使わされましたから、最後で脚が上がったように見えたとしても、障害戦のペースならスタミナ面も問題なし。こう言っては何ですが、スタートさえマトモならすぐにでも順番が回ってきそうな感じです。
あとは、レース後の無事確認、そして疲れがすぐに取れてくれるかどうかでしょうか。。もちろん、障害試験から実戦デビューと、ストレスのかかる一連の流れを頑張ってきましたので、一旦、放牧リフレッシュで良いと思いますし、その意味でも実戦を経験し、やれる手応えを感じることができたのは大きな収穫だったと思います。
**2021/4/17中山4R 障害4歳以上未勝利(ダ2880m)・良**
◇木村担当のコメント 「段々と放牧地に青草が生え始め、短期間でどんどん馬が変わってくる時季へ。順調に背丈や胴が伸び、腹回りにボリュームが出るなどだいぶ1歳馬らしくなり、体つきを大きく見せるようになってきましたね。冬場も運動量を維持できましたし、飼葉の量や手入れ等により、あまり冬毛も目立たない状態。良いコンディションのまま冬期を過ごすことができました。春を迎えて、まだまだ良くなってくると思います」
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「あまり冬毛が目立たない状態」、これは確かにその通りで、キョウエイカルラ’20などと比べると、随分薄着な印象があるんですよね。もちろん、仔馬の頃に冬毛が伸びるのは仕方がないのですが、競走馬になったあとにそうだと好感されませんし、冬場によく運動した結果だと言われると、少なくとも悪い気はしませんね(^^)
本馬は姉兄が活躍してからの募集ですからお値段も高く、必然的に大きな期待を背負ってのスタートになります。現時点でそれに応えられるかどうかは分りませんが(何しろ期待が大きいので)、少なくとも冬場を順調に過ごしてくれて、良い姿カタチに成長してくれているのは、とても心強い第一歩だと思います。
今のところは(後々は課題になりそうな気性面も含めて)大きな心配事もないですから、とにかくこのまま順調に、元気に成長してくれることを期待します!
【木村秀則牧場在厩のステラリード’20:公式HP(2021/4/2更新分)より】
キョウエイカルラ’20は、10日に新冠・中央町のモリナガファーム分場へ移動。現在は日中放牧で管理されています。
◇森永代表のコメント 「馬運車や新しい環境など経験値の向上とメンタルトレーニングの一環として、今までよりも海に近い、少し賑やかな場所へ移動させました。ひとまず馬運車の乗り降りはスムーズでした。現在は牝馬4頭で日中のみ放牧地に出しており、今後さらに慣れてきた段階から、昼夜放牧を再開する予定です。5月生まれということもあって、まだ幼さを感じさせますが、年齢を重ねるにつれて段々と大きく育ってくれるタイプと見ています」
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モリナガファームからモリナガファーム分場へ。移動の目的は「馬運車や新しい環境など経験値の向上とメンタルトレーニングの一環」とのことですが、確かに若いうちから様々な経験をさせた方が良いとの考え方もありますね。幸い、馬運車の乗り降りなどもソツなくこなしてくれたようですし、新しい環境での生活にも早く慣れてくれるのではないでしょうか。
ちなみに地図で見る限りでは、モリナガファーム分場は、本場から木村さんの牧場に向かう中間地点ぐらいの位置でしょうか。詳しい場所は分かりませんが、おそらく235号線からほど近いはずなので、見学会(いつ開催されるか全く見通しが立たないですけれど(^^;))で立寄るには、とても便利な場所だと思います。
北海道での見学会(もちろん展示会でも良いですけれど)、人数を絞るとか何らかの制限付きとかでも良いので、開催にこぎつける方策はないものでしょうかねぇ…。一度ぐらいはこの馬にも会ってみたいよなぁ…です(^^ゞ
モリナガファーム在厩のキョウエイカルラ’20:公式HP(2021/4/2更新分)より】
*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。
パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20は、長かった冬も終わり、ようやく春らしくなってきた中、順調に昼夜放牧が続けられています。
◇山田担当のコメント 「芽吹いた牧草を黙々と食みながら移動しています。姿が見えたと思ってもすぐにその場からいなくなりますので、毎日かなりの距離を歩いているということになります。馬にとっては暑くなる前のこの時季が一番過ごしやすく、食べて運動して寝るだけの繰り返しとはいえ、お腹を見せて気持ち良さそうに放牧地に横たわっている姿は幸せそのものです。今まで人の手を煩わせたことはありませんでしたが、屋外が過ごしやすくなった分、馬房の中に入る時には『早く外に出せっ!』と自分を出すようにもなっています。これまでバランス良く成長してくれていますので、モサモサの冬毛が抜けてどんな馬体が現れるのか楽しみです」
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冬毛が抜けた時の馬体が楽しみ、まさに今はそういう時季ですね。山田さんのコメントからは、アスカビレン’20が健やかに成長しつつあるのが伝わってきますし、現時点で何も心配事がないのは確かなようです。
どうやら、少しずつ主張が出てきているようですが、全然言うことを聞いてくれないあの馬や、全く本気になってくれないあの馬に比べれば、『早く外に出せっ!』なんて可愛いものです。(あの馬がどの馬かは内緒で(^^;))
この先、トレーニングによって隠れていた性格が現れるなど、未知の部分はありますが、とても扱いやすくて手間がかからない、そして何より綺麗な牝馬であることは、ずっと変わらないで欲しいと思います。
【パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20:公式HP(2021/4/2更新分)より】