マーテルは5月1日阪神1R 3歳未勝利(ダ1800m)に柴山雄一騎手で出走します。
◇武幸調教師のコメント 「休み明けだった前走後も特段のダメージはありませんし、トレセンで追い切り本数を重ねていくのが良いタイプでもなさそうですからね。比較的出走頭数が落ち着いている土曜日のレースに連闘したいと思います。今度は目先をかえてダートへ。レースに行って気難しいところを見せることなく、リラックスして走れるかどうかでしょう」
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マーテルの出走が確定しました。レースは水曜想定時の5/2阪神1R(牝/ダ1800m)ではなく5/1阪神1R(ダ1800m)に。できるだけ頭数の少ないレースを選んだ、ということのようです。
先週4/25の阪神4R(芝1600m)で18着に大敗、レース後に幸四郎先生から「次はダートを試してみる」とのコメントが出ていましたが、まさかの連闘策までは考えていませんでした。ただ、確かに「トレセンで追い切り本数を重ねるのは良くないタイプ」のようですし、出られるならいっそ連闘で、という作戦もアリだと思います。
血統的にもダート替わりが大きなプラスになる可能性はありますから、それも含めて何とか前進を見せて欲しいところです。柴山騎手も2度目の騎乗でですから、前走よりうまくマーテルとコンタクトしてくれるかもしれませんしね。(これはあくまで希望的観測…ですかね(^^ゞ)
まあ、こう言っては何ですが、「休み明けだった前走後も特段のダメージはない」というように、これまでの2戦はマトモに競馬をしていませんから、もしも同じように気難しさが顔を出したら芝でもダートでも一緒でしょう。でも、3度目の競馬、しかも連闘での出走がマーテルの気持ちに少しでもいい影響を与えてくれたら…。
厳しい状況なのは当然ですが、それでも何かが起きて欲しいと祈りつつ、今回もしっかり応援したいと思います!
**2021/5/1阪神1R 3歳未勝利(ダ1800m)出走馬**
【2021/4/25阪神4R 3歳未勝利(牝/芝1600m)でのマーテル:公式HPより】
プライムラインは4月30日大井5R C3一二三(ダ1400m)に石川駿介騎手で出走します。
◇高野毅調教師のコメント 「これまで速めの本数を積み重ね、直近は53.1-37.7を馬なり併走で。休養を挟んでの転厩初戦になりますが、段々と絞れて7割ぐらいのデキにはなりつつある感じです。下級馬が相手ですし、能力は高そうですからね。いきなりでも勝ちに行くようなイメージをもって臨みたいと思います」
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プライムラインが4/30大井5Rに出走する旨、クラブからもアナウンスがありました。
直前追い切りでは4Fから53.1-37.7秒を馬なりとのことなので、一応、それなりの態勢は整ったと思って良いでしょう。高野先生は「7割ぐらいのデキにはなりつつある」と控えめのコメントですが、同時に「いきなりでも勝ちに行くようなイメージ」とも仰っていて、『能力は足りているし、相手を見ると負けたくないが、久々で仕上がり途上なのがどうか…』という微妙な空気感を伝えてくれています。
そうですねぇ、いくらレベルの高い南関・大井とは言え、C3で負けているようでは…と思う一方で、昨年8月以来の実戦&初ダートであることを考えると、ここで勝てなくても悲観する話ではない…ような気もします。まあ、その答えはレースを見てどう感じるか、という事なので、今悩んでも仕方がないんですけどね(^^ゞ
果たして久しぶりのプライムラインがどんなレースをしてくれるのか、今は私の“出資馬”ではないですから、あまり気合を入れ過ぎずに、楽しく観戦・応援したいと思います!
**2021/4/30大井5R C3一二三(ダ1400m)17:15発走**
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先週の競馬では勝ち馬から7秒も離される大差のシンガリ負け。レース後の林先生のコメントも、「この結果はある程度重く受け止めなければいけない」というものでしたから、どういう判断になるかと思ってはいましたが、まさかこのタイミングでの地方転出が本当にあるとは考えていませんでした。
ただ、言われてみれば、未勝利戦の終了期限を気にしながら心身の成長、強化を促していくのは難しいところがありますし、それならいっそ早めに地方で経験を積ませた方が…との考え方もアリではないでしょうか。このやり方だとファンドはいったん解散になりますが、ラヴマイウェイがしっかり競馬をするようになり、地方で結果を出せば中央復帰のチャンスをもらえるわけですし、環境を変えて出直しを図るという意味でも、馬のためには良い選択なのだと思いたいです。
あとは、ラヴマイウェイ自身がどう変わってくれるかですから。。
先のことは何とも予想をしにくいタイプではありますが、まずは名古屋の環境に早く慣れ、素質開花のキッカケになるような、しっかりした競馬ができるようになって欲しいと思いますm(_ _)m
【2021/4/11中山5R 3歳未勝利(芝1600m)でのラヴマイウェイ:公式HPより】
イクタトレーニングファーム在厩のゴッドシエルは、引き続き周回コースでハロン17~20秒ペースのキャンター2400~3200mを消化。週1回の15-15を乗り込まれています。
◇生田場長のコメント 「現在の馬体重は466kg。背腰に疲れを溜めないように速めは週1回のみとしており、先週末は坂路、28日はダートで15-15を乗りました。コンディションは上昇傾向にありますし、高めのテンションでも牧場の環境下において許容範囲を超えることはなく、折り合いを欠くようなこともありません」
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馬体重はもっと増えても良いぐらいですが、週1回の15-15が始まってもテンションは許容範囲内とのことで、概ね順調に調教が積めているのは確かなようです。
ただ、具体的な去勢効果については、これからさらに乗り込んで、トレセンでの追い切りからレース出走への流れをやってみないと何とも言えないかもしれません。。いや、実際には、さらにレースを重ねつつ、少しずつ実になっていく部分も大きいはずですからね。まずはそこまでたどり着くように、日々のトレーニングをしっかりこなしてもらえればと思います。
パンサラッサは、28日にチャンピオンヒルズへ放牧に出ています。
◇矢作調教師のコメント 「管の内側の痛みは日ごとに和らいできており、それに伴い、歩様もずいぶんと正常に近いところまで戻りつつある感じです。放牧後も当面の間はゆっくりと体を休ませ、今後の回復状況などと相談をしながら慎重に進めていければと思います」
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まずは、マイラーズC除外の直接の原因となった左前肢跛行、これが大したことではなくて本当に良かったです。すでに「歩様も正常に近いところまで戻りつつある」とのことで、回復という点においては、かなり早いかもしれません。
ただ、何だかんだでパンサラッサも2歳時から今までに15戦を消化しています。その間、適度に休みを入れながらだったとはいえ、ゆっくり長期休養をとったかと言われると、確かにそういう機会はあまり無かったんですよね。今回のアクシデントが、いわゆる見えない疲労の蓄積によるものだとしたら、そして、そのサインをパンサラッサ自身が出してくれたのだとしたら、これを完全オーバーホールの機会にした方が良い気もしてきます。
矢作先生が「今後の回復状況などと相談をしながら慎重に」と仰っているのも、そのあたりを考慮されてのことでしょうから、こちらもあまり早期復帰を望まずに、のんびり待ってあげたいと思います。
【2021/4/25阪神 マイラーズカップ(G2)パドックでのパンサラッサ:公式HPより】
三重ホーストレーニングセンター在厩のカイザーノヴァは、今週も馬房内休養を継続しています。
◇伊藤場長のコメント 「手術直後は大体のケースにおいて患部がムクミがちですが、それも段々ときれいになり、順調に取れつつある状況です。洗い場から最も近い馬房に入れていることもあって、移動時も落ち着きを維持できている様子。来週末あたりにはレントゲン検査を行い、経過を確認していくことになりそうです」
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手術後の患部の浮腫み、私もアキレス腱をやってしまった時に手術経験がありますので、浮腫みについては良くわかります。そういうところは、そりゃあ馬も人間も同じですよね。(真偽は知りませんが、最近はアキレス腱が切れたぐらいで手術はしないようですが… まあ、私のはだいぶ昔の話なので(^^;))
それはさて置き、手術のあとも少しずつ綺麗になりつつあるようですし、精神的に落ち着いた状態をキープできているのも良いですね。3歳のこの時季なので、骨がくっつくのも比較的早いと思いますし、おそらく来週のレントゲン検査のあとにも、良い経過報告が聞けるのではないでしょうか。
今はとにかく落ち着きを保って我慢するのが仕事ですから、このまま何事もなく過ごしてもらえればと思います。