パンサラッサが4/24東京 オアシスSと4/25阪神 マイラーズCに登録されました。
ダブル登録の真意を矢作先生聞いたわけではありませんが、想像するに、出走可能ならマイラーズCだが、また除外になるようなら(福島民報杯除外による優先権を行使して)オアシスSに行く、という作戦だったのだと思います。
結果的にマイラーズCは17頭登録に落ち着きましたので、おそらくオアシスSは登録のみ、第一希望のマイラーズCに出走することになるのでしょう。
今日の福島民報杯を見てしまうと、もしもパンサラッサが出ていたら… とついつい考えてしまいますが、それは言っても詮ない話です。最近の追い切りを見る限りでは、マイラーズCで強敵と対戦することが、結果、吉と出ることも充分に考えられますので、中山記念出遅れの鬱憤を晴らす走りを期待したいです!
**2021/4/25阪神11R マイラーズカップ(G2/芝1600m)登録馬**
福島民報杯で15着となったドゥオーモの関係者コメントです。
◆クラブのコメント 「時計のかかる決着を味方につけたいところでしたが、やまない雨風による想像以上にタフな馬場、そして新潟の長い直線と、本馬の持ち味を活かしづらい競馬を強いられる格好になってしまいました。なお、このあとは、「トレセンに戻ってきてからの様子をしっかりと確認した上で、今後のスケジュールを考えていく」(師)予定になっています」
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「ここまで悪くなってしまっては力を発揮することができない」
まさにその通りだと思いますし、他に言いようがないレースだったと思います。。
まあ、反省点を無理やり挙げるこもできなくはないですが、こういう日にそれをやっても、結局はあまり楽しくないだけですし、むしろ、サクッと一杯ヤケ酒でも飲んで切り替えちゃった方がイイんですよね。いや、それは私がそういう立場だからであって、厩舎の皆さんはそういうワケにいかないはずで、それを考えると心苦しくはありますが…。
とにかく、ドゥオーモ自身はある程度以上に疲れているでしょうから、まずはレース後のケア、そして「トレセンに戻ってきてからの様子を確認した上で、今後のスケジュールを考えていく」ことを、くれぐれも宜しくお願いしたいと思います。
悪天候の中での競馬、今日は馬も人も本当にお疲れ様でしたm(_ _)m
新潟11R 福島民報杯に出走したドゥオーモは15着でした。
【レース内容】まずまずのスタート。出たなりで後方かと思いきや、鞍上は押して前目の競馬をめざす素振り。結局、徐々に下がって後方の外を追走するカタチに落ち着きました。3コーナーは外を回って4角手前で手が動き始めたのは、早仕掛けだったのか、それともすでに手応えがなくなっていたのか…。少なくとも直線に入った時点で余力はなく、左右にフラフラしながら何とか完走、15着での入線となりました。
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ここまでの極悪馬場はさすがに可哀相でした(´ヘ`;)
まあ、条件はどの馬も一緒なわけですが、そうは言ってもこちらはディープインパクト産駒。。もともと時計が掛かる馬場は歓迎だったものの、これほどの不良馬場になるなら『代打パンサラッサ!』を告げたいぐらいですから…。
ちなみにレースは58.9秒というハイペースで流れて上り3Fが39.6秒でしたが、勝ったマイネルウィルトスが後続を2秒近く千切って大差勝ちをしているだけで、2着以下の全馬が40秒以上を要するという、かなり特殊なレースでした。こういう時は、もう駄目だと思ったらできるだけダメージを負わないことが先決なので、正直、最後の直線では「ムチなんかいれないでーー!」と心の中で祈っていました(^^;)
いや、まあ、とにかくこんな極悪馬場で最後まで走ってくれたドゥオーモには『お疲れ様でした』としか言いようがありません。その上で、もしもパンサラッサが出ていたら、唯一、マイネルウィルトスに対抗できたかもしれないなぁ…などと、全くみっともないタラレバを考えてしまう私なのでしたm(_ _)m
**2021/4/18新潟11R 福島民報杯(L/芝2000m)・不良**
先ほど、スポーツ報知 POGブログに取り上げられたキングエルメスについて書きましたので、アシタカについても同様に感想を書いてみたいと思います。でも、ステラ仔やミスペン仔が「矢作厩舎ゆかりの血統」として取り上げられるのは、古くからの広尾TC会員にとっては、少しくすぐったいような気もしますね(^^;)
スポーツ報知 POGブログ『伝えきれない…(栗東)』
厩舎ゆかりの血統も少々。キングエルメス(牡、父ロイードカナロア、母ステラリード)は半兄にカイザーノヴァがいますね。夏の北海道始動候補のイメージとのこと。「この兄弟は似ています。ちょっと頭の高い走りで、距離はマイルまでかな」と分析します。もう一頭、アシタカ(牡、父キズナ、母ミスペンバリー)は半兄にパンサラッサがいます。「イメージ的にはクラシックタイプ。パンサラッサに比べると、重厚派というイメージかな」とのことで、こちらは秋の始動のイメージとのことです。(以上、一部抜粋)
キングエルメスが夏の北海道始動候補なのに対して、アシタカについては秋始動をイメージしているとのこと。また、距離に関してはマイル以下のキングエルメスに対してこちらはクラシック向きとのことで、両馬はかなり個性の違う、対照的なタイプだと捉えられているようです。
もっとも、アシタカのデビューが秋以降になること、中距離以上が主戦場になることは出資時点の想定通りと言いますか、私にとっては「それでこそミスペン仔!」という内容ですのでありがたい話です。もちろん、厩舎サイドにしても、あくまで現時点の印象、想定をコメントしているだけだと思いますが、このまま順調に進んでいけば、矢作厩舎の皆さんと私の想定通りの活躍が期待できるかもしれません(^^ゞ
あとは、パンサラッサよりアシタカの方が「重厚派」というのがどういう意味かですが、私としては、アシタカの大物感を表しているのでは…と思いたいです。中型だったパンサラッサより身体が大きいこともあるでしょうが、本馬の性格や走りの印象、ポテンシャルの奥深さなどについては、簡単に底を見せない本格派といったイメージがありますからね。
ということで、今でこそステラ仔やミスペン仔が矢作厩舎に入るのは当たり前に感じますが、一昔前はそんな事では無かったわけで…。発信力のある注目厩舎に入ると、デビュー前からこんな形で取り上げられることも増えるよなぁと、ある意味感慨深いものがありますね。
ただし、その分だけ厩舎内の競争も激しいわけで、キングエルメスもアシタカも、いずれは『順調であれば良い』という話ではない厳しい環境に置かれることになります。当然ながら両馬はそこを乗り越えてくれると信じていますので、デビューまでのあと数ヶ月を有意義に過ごし、厩舎の皆さんの期待に応えて欲しいと思います。
スポーツ報知さんのPOGブログに矢作厩舎の取材記事が出ており、その中でキングエルメスとアシタカが取り上げられていました。矢作厩舎の19年産世代は例年以上にツブ揃いとの噂もありますが、その中で両馬には、18年産世代のバスラットレオン、カイザーノヴァ以上の存在感を示せるように頑張って欲しいものです(^^)
スポーツ報知 POGブログ『伝えきれない…(栗東)』
厩舎ゆかりの血統も少々。キングエルメス(牡、父ロイードカナロア、母ステラリード)は半兄にカイザーノヴァがいますね。夏の北海道始動候補のイメージとのこと。「この兄弟は似ています。ちょっと頭の高い走りで、距離はマイルまでかな」と分析します。もう一頭、アシタカ(牡、父キズナ、母ミスペンバリー)は半兄にパンサラッサがいます。「イメージ的にはクラシックタイプ。パンサラッサに比べると、重厚派というイメージかな」とのことで、こちらは秋の始動のイメージとのことです。(以上、一部抜粋)
まず、キングエルメスについては、「ちょっと頭の高い走り」とのことで、カイザーノヴァのデビュー前と同じイメージを持たれているようです。乗り込み開始当初の動画では、頭の位置が低い走りも見られたのですが、この記事によれば、キングエルメスもステラ仔の個性から逃れられていないようですね(^^;)
距離適性は「マイルまでかな」とのことですが、新馬戦→函館2歳Sと1200mで使い出されたカイザーノヴァについても、のちに矢作先生が「精神的に距離が長いと集中力が続かないと考えたので1200mから使った」と仰っていましたので、おそらく同様の理由で短距離からの始動を考えているのではないでしょうか。
まあ、カイザーノヴァもデビューからの2戦以降は1500m、1600m、1800mと距離を延ばして使われていますし、中距離戦でも得意の末脚を発揮できていますので、イメージ通りなら同じ流れで(様子を見ながら)距離延長を試すことになるのでしょう。(あ、もしも函館2歳Sを勝ってしまえばクローバー賞はパスでしょうけれど(^^ゞ)
いずれにしても、キングエルメスが夏の北海道始動候補になっているという事は、それが函館なのか札幌なのかはさて置いて、トレーニングが順調なことの証ですから心強いです。函館2歳S勝ちの妄想は現時点では明らかにフライングですが、とにかくこのまま順調に進んで欲しいと思います。