チャンピオンヒルズ在厩在厩のパンサラッサは、先週同様、ウォーキングマシン60分による管理が続けられています。
◇小泉厩舎長のコメント 「先週末にレントゲン検査を行ったところ、やはり『骨に異常は見当たらない』(獣医師)との診断でした。ただ、なかなか痛みが取れてくれない状況が続いていますからね。この分ですと治癒にはある程度の時間が必要になってくるのではないでしょうか。とにかく日にち薬。冷却とレーザー照射により、少しでも後押しができればと思います」
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『骨に異常は見当たらない』のは良かったですが、相変わらず原因不明(?)の痛みがあるとのことで、モヤモヤした状態を脱することはできませんでした。まあ、休養が長引くことはすでに覚悟をしていましたし、今さら原因は分からないのでしょうから、日にち薬と冷却、レーザー照射が少しずつでも効いてくれることを祈るのみです。
そうですねぇ、今年中にまたパンサラッサの元気な姿を見ることができれば…。復帰の日を指折り数えて待つのはだいぶ先の話でしょうが、とにかく痛みが引いてくれるとありがたいです。
大瀧ステーブル在厩のカナロアガールは、引き続き角馬場でハッキング1500~2000m、周回コースでハロン17~18秒ペースのキャンター1800mを乗られています。
◇大瀧代表のコメント 「坂路にも入れるなどして乗り進めていますが、ここにきていくらか飼葉喰いが鈍ってきた様子。少々繊細な面があるのかもしれませんので、適度にペースを上げ下げしながら調整していきたいです。以前と比較ができないだけに加齢による変化は分かりませんが、印象だけで言えば、ピリッとフレッシュな感じでしょうか。あとはこれからピッチを上げてみて、どのような反応を示してくれるかだと思います」
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加齢によるパフォーマンス低下が指摘される中でも、馬の雰囲気、印象は「ピリッとフレッシュな感じ」とのことなので、あまり心配する必要はないと思いたいです。もしも加齢による変化があるとすれば、体力面ではなく気持ちの部分でしょうから、そこはじっくり様子を見て頂ければと思いますm(_ _)m
いずれにしても、「これからピッチを上げてみて、どのような反応を示してくれるか」というのは全くその通りですから、これから一、二週間の動向には特に注目したいと思います。
◇脇担当のコメント 「一周1200mのトラックをキャンターで2周以上。調教師によれば、『もう少し時間をかけたいところではありますが、段々と後がなくなってきますからね。普通キャンターまで乗れるようになったのであれば、あとはこちらで様子を見ながらペースアップしてみます』とのことでした。硬さは週を追うごとに解れてきています」
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外厩では回復が遅れ気味でキャンターまでしかできませんでしたが、未勝利戦終了期限が迫ってきたこともあり、四位先生のご判断でトレセンに戻ることになりました。これで状況が好転するかどうかは分かりませんが、『(手元において)様子を見ながら』ペースアップを図って頂けるのは、とてもありがたい話です。
総合的に考えて厳しい情勢なのは確かですが、何とかして四位先生や厩舎の皆さんの努力に応えたい…。もしもリナーシェが人の会話を理解できるとしたら、きっとそう考えるような気がします。
三重ホーストレーニングセンター在厩のカイザーノヴァは、引き続き舎飼により管理されています。
◇伊藤場長のコメント 「今は運動ができませんので、燕麦の量を落とし、牧草を多めに与える形。腹痛を起こさないように注意しています。今度のレントゲン検査は6月7日の週あたりになりますでしょうか。馬は相変わらず落ち着いた精神状態をキープしてくれています」
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運動もしていないのに、高カロリーなものばかり食べてはいけませんからね。繊維質の牧草を多く摂ることで胃や腸の不調を防ぐなど、(当たり前かもしれませんが)食事にも気を遣って頂いているようで安心しました。(緊急事態宣言による自粛生活中の私としても、運動不足と食事のバランスは気になるところです(^^;))
課題と考えていた精神状態は引き続き安定していますので、あとはひたすら時間が経つのを待つのみです。
近所に住んでいる親戚が、揚げるだけの状態まで春巻きを作って持ってきてくれました。実は、親戚家はすでに子ども二人が成人し、それぞれ独立しているので、たまに料理を作り過ぎると持ってきてくれたりします(^^ゞ
この日の春巻きもとてもラッキーでしたし、揚げ立てが食べられるのが何よりGood!!
自分で作っていないので細かいレシピは謎ですが、中華料理屋さんで出てくるような、なかなか本格的な春巻きでした。(とにかく、揚げるだけってのは楽チンですな(^^))
その上で、晩ご飯としては『頂き物の春巻きに白いご飯』でも全然OKだったのですが、それじゃあ楽をし過ぎかな?とも思いまして、あえて中華寄りの路線に振ってチャーハンを作ることにしたのです。
具材は釜揚げしらすと魚の切り身を細かく刻んだもの。最近はしっとり系のチャーハンも流行っていますが、この日は米粒を卵でコーティングした、パラッとタイプ寄りのチャーハンにしてみました。
チャーハンの味付けも好みが分かれるところですが、基本的には塩コショウと旨味調味料(化学調味料…要するに味の素です(^^ゞ)を組み合わせれば失敗はありません。隠し味に醤油やオイスターソースをたらしたり、化調の代わりに本だしかつおを使ったり、ガツンとニンニクをきかせてみたりとバリエーションは様々ですが、要するに世紀の発明であり、とても便利な『旨みの素』を利用しない手はないと思います(^^)
ということで、揚げるだけの春巻きとチャーハンを紹介しましたが、せっかくのダービーウィークにこれだけというのもアレなので、ZBAT!競馬さんの記事から、面白いと感じた『ダービーの注目ポイント』を取り上げてみます。
ZBAT!競馬『【日本ダービー】2018年生まれの3歳馬7398頭の頂点に立つのは!?競馬の祭典の注目点はこちら!』
★親子3代ダービー制覇の偉業に挑戦 タイトルホルダー&バスラットレオン
近年のダービーではダービー馬の産駒が多く優勝しており、2015年ドゥラメンテから昨年のコントレイルまで6年連続で親子2代のダービー馬が誕生している。今年のダービーには、 2005年のダービー馬ディープインパクトの産駒が6頭、2011年のダービー馬オルフェーヴルの産駒が1頭、2013年のダービー馬キズナの産駒が1頭、2016年のダービー馬ドゥラメンテの産駒が1頭登録しているが、今年もダービー馬の産駒がダービーを制すだろうか。
このうち、ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダー(牡、美浦・栗田徹厩舎)、キズナ産駒のバスラットレオン(牡、栗東・矢作芳人厩舎)には親子3代ダービー制覇がかかる。タイトルホルダーは前走の皐月賞で2着に好走、バスラットレオンは前走のNHKマイルCで競走中止となっており巻き返しを狙うが、日本ダービー史上初となる親子3代ダービー制覇の偉業を達成することができるかどうか。ちなみに、240回を超える歴史を誇る英ダービーでは、直近例で「祖父Galileo(2001年)→父NewApproach(2008年)→子Masar(2018年)」が親子3代制覇を遂げている。(一部抜粋)
確かに言われてみると、『親子2代ダービー制覇』は珍しくも何ともないものの、『親子3代ダービー制覇』となると一気にハードルが上がりますよね。実際、今回のダービーでも、(どちらかと言うと伏兵扱いの)バスラットレオンとタイトルホルダーにしかチャンスがないわけで…。
ただ、ダービーの大先輩(元祖)である英国では親子3代制覇の例があり、その直近のものが『祖父Galileo→父NewApproach→子Masar』であるというのは心強いです。何しろバスラットレオンの母父はNewApproachで… と言いますか、英国で親子3代制覇をやってのけたMasarは父NewApproach×母父CapeCrossですから、そもそもMasarとレオンの母バスラットアマル(父NewApproach×母父CapeCross)は、かなーり似通った血統構成なんですね。
要するにバスラットレオンの母系には、元祖英国ダービーで一発大仕事をやってのけた血統要素が詰まっているわけで、欧州競馬の底力に『日本のダービー血脈』を上乗せしてどこまでやれるかの勝負とも考えられます。。血統だけで語れないのが競馬ながら、血統抜きに語れないのも競馬ですから、体型や臨戦課程でプラス要素が少ないところは、『競馬はブラッドスポーツだった!』的アプローチでカバーしたいです(^^ゞ
しかし、そう考えると親子3代制覇の最大の邪魔者ハードルは、やはり6頭も出てくるディープインパクト産駒勢ですかねぇ…。彼らにとっては親子2代制覇がここ6年も続いているのは心強いデータでしょうし、グレートマジシャン、サトノレイナス、シャフリヤール、ディープモンスター、ヨーホーレイク、レッドジェネシスと並べてみると、如何にも一発ありそうな層の厚さを感じざるを得ないですから。
『強そうに見える比べ』で最有力のエフフォーリアに加えて多士済々のディープインパクト産駒勢。。まあ、ダービーなので相手が強いのは当然ですし、逆に、改めて7398頭の頂点をめざすレースに出る喜びを… あ、春巻きとチャーハンの話を書いていたのに、気が付いたらオマケのつもりのダービー話がメインになってしまいそう…。
いやぁ、何と言いますか、これもまたダービーならでは…って事なのかもしれません(^^ゞ