テンコートレーニングセンター在厩のクレッシェンドラヴは、現在は周回コースでのウォーミングアップ後、おもに坂路でハロン20秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇伊藤マネージャーのコメント 「先週末にショックウェーブ放射を行い坂路入りを開始。お休みを挟んだこともあってトモはこれからといった感じですが、27日からは坂路を2本乗りに増やすなどして適度に刺激を与え、再び体を作っていきたいと思います。ここからはいつもの坂路中心のメニューへ。週末にかけて少しずつペースを上げていきましょう」
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現状の調整内容から、出走の可能性はもうないと思っていますが、一応、宝塚記念のファン投票を済ませておきました。(ついでと言っては何ですが、念のためバスラットレオンにも投票しました(^^ゞ)
投票はコチラから! https://takarazukafan-vote.com/pc/index.aspx
それはさて置き、宝塚記念パスが既定路線なら、次走はやはり7/10の七夕賞になるでしょうか。もしもそうなら(昨年は57kgで見事に優勝しましたので)今回はディフェンディングチャンピオンとしての参戦になりますし、G1より2枚落ちのメンバーが相手になりますので、当然『めざすは勝利』でしょう。
G3だから勝つのは簡単…なんてことにはならないですが、昨年の七夕賞勝ち以降は勝利から遠ざかっており、『クレッシェンドラヴが勝つところを見たい』という気持ちも強くなっていますので、そこに向けた第一歩として是非とも万全の状態で戻ってきて欲しいと思います。
いや、実際には次走が七夕賞かどうかも分かりませんが… (^^;)
グリーンウッド在厩のドゥオーモは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、15-15を乗り込まれています。
◇栗原担当のコメント 「トモの頼りなさは解消に向かい、今週にかけて15-15を週2回に増やしました。何とか良い方向に導いていけそうな雰囲気になってきたでしょうか。相変わらず元気は元気ですが、乗り込んでいくことでガスが抜け、煩さもほどほどになってきたように思います。この調子で目標に向けて進めていきたいです」
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先週の近況で状態が良くなりつつあるとの報告がありましたが、どうやら今週もその流れは続いているようで、「この調子で目標に向けて進めていきたい」との力強いコメントを聞くことができました。
ちなみに昨年と同じパターンだとすると、6月上旬に(来週末から再来週にかけて)いったん栗東トレセンに入り、7/4函館、巴賞のだいたい10日前には函館競馬場に移動することになるでしょう。そのあたりについては昨年の経験も生きてくるはずなので、しっかり調子を整えて本番に向かって欲しいと思います。ドゥオーモの場合は、とにかく調子の良い時に使ってあげるのが大前提ですからね(^^)
◇生田場長のコメント 「15-15の継続による背腰の疲れを乗り越えて、状態の波は上昇傾向へ。良い流れでバトンタッチできそうです。欲を言えばもう10kgほど目方を増やしてあげたいところ(現在の馬体重465kg)でしたが、決してガレているわけではないですし、むしろ馬っぷりは良く映るぐらいですからね。あとはトレセンの環境下でどこまで飼葉を食べられるか、落ち着いて走れるかだと思います」
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先週予告があった通り、ゴッドシエルもようやく帰厩の目処が立ちました。手術明けで手探りな部分もあったでしょうが、イクタトレーニングファームさんのおかげで、何とか460kg台をキープしたまま15-15をこなすところまで来ましたし、「良い流れでバトンタッチできそう」なのは何よりです。
あとはトレセンで今の流れをキープできるか、レースに行って落ち着いて走ることができるかですが、それは正直、『やってみなければ…』ですからね。去勢手術の決断からここまで、できる限りの手を尽くして頂いたと思いますので、これから先は(こういう時だけ勝手ながら)神さまの後押しも期待したいところです(^^ゞ