シュウジデイファーム在厩のパンサラッサは、おもにBTCの坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター2本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「この中間は3F40秒を切る時計で。28日から週末にかけては坂路のチップ入れ替え工事のため、直線ウッドチップ馬場での調教が中心となりますが、特に心配には及びません。普段から元気の良さが目立っており、それでいて悪さはしませんからね。引き続き順調です」
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先週の3F41秒台から時計を詰めて、今週は3F40秒を切るところまで。。元気が良くても悪さはせず、走らせれば思い通りに動いてくれるのですから、調教する方も(緊張感はあるでしょうが)乗っていて楽しいんじゃないかと思います(^^)
それはさて置き、目標の天皇賞・秋(10/30東京)まであと一ヶ月になりました。つまりは栗東トレセンへの移動もそう遠くないはずで、久しぶりの北海道生活もあと僅かになってきたということです。
次回北海道に来るときは、さらに勝ち星を積み上げて、夢である種牡馬入りを果たした時になるのかも…。そんなことを考えつつ、まずは天皇賞での勝利を願って全力応援の態勢を整えたいと思います!
【2022/8/21 札幌記念(G2/芝2000m)のパンサラッサ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、今週から騎乗調教を再開しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「月曜日は馬場のみ、27、28日は坂路でハロン18~20秒ペースのキャンターを1本。休みを挟んだ分、トップラインはこれからですが、腹まわりに肉がつき、細い感じはありません。ケアの意味も含めて、右トモにショックウェーブ放射を行いながら徐々に乗り進めていきたいと思います」
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バスラットレオン同様、こちらも2週間の小休止を挟んでの騎乗再開となりました。まだショックウェーブによるケアを続けながらではありますが、先週時点で馬体は517kgまで増えていましたし、あまり心配する必要はないのでしょう。
ただ、先週までは『意外に早いタイミングでの復帰もあるかな?』と楽観的に考えていたものの、さすがにスワンS(10/29阪神)に出る?出ない?といった状態ではなさそうです。
そうですねぇ、これから乗り込む中で、調子を上げつつフォームチェックもやらなければいけませんし、何より精神面での充実を図る必要がある馬ですからね。なかなか見通しを立てるのは難しいですが、何となく、阪神カップ(12/24阪神)あたりが目標になる気がしてきました。(結構馬が集まるレースなので、出られるかどうかわかりませんけれど…)
【英 ニューマーケットでのキングエルメス:公式HP(2022/7/14更新)より】
◇小泉厩舎長のコメント 「月曜日は馬場のみ、27、28日は坂路でハロン18~20秒ペースのキャンターを1本。しっかりとお休みを挟んだだけあって全体的にボリュームアップし、走りにも弾みが出て、だいぶフレッシュな状態になっていると思います。この分であれば、タイムを出していってもフォームがダラッと伸びるようなことはないでしょう」
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ウォーキングマシンのみの期間を2週間挟み、念入りに疲労回復を図ったうえでの騎乗調教再開ですから、「だいぶフレッシュな状態になっている」のは確かだろうと思います。
実際、小泉厩舎長も「この分であれば、タイムを出していってもフォームがダラッと伸びるようなことはない」と手応えを感じているようですし、今後の良化に多少時間がかかったとしても、遅くとも年明け早々復帰の線は狙っていける雰囲気です。(さすがに来年の話をするのは早すぎる気もしますけれど…)
ちなみに、バスラットレオンは南部杯(10/10盛岡)の補欠2番手になっていますが、近況を見返すと、少なくとも2週間前には出走の可能性がなくなっていたわけですし、そのあたりについてもクラブから(登録はしたけど出走については…的な)フォローがあるとありがたいです。いや、頭では分かっていても、何となくドキドキしてしまいますので(^^;)
【2022/8/14仏 ジャックルマロワ賞(G1/芝8F)でのバスラットレオン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のテラステラは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、ウッドチップ坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。今週より15-15を開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「ソエは落ち着いており、背中の感じもだいぶしっかりとしてきましたね。こちらにきた直後はあまり背中を使えず、頭の高い走りでしたが、今は良い方向にフォームが整いつつある感じです。操縦性に問題はなさそうですので、今後は15-15を交えながら、さらなるフォーム改善につなげていければと思います」
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まずはソエが落ち着いているのは何よりです。その上で、早くも「背中が使えず頭が高い走り」になっていたのが修正され、良いフォームになりつつあるのはとても心強く感じます。(もっと時間がかかる覚悟をしていたのですが)
とにかく今週からは15-15も始まったようなので、この流れで行けば今月中のトレセン入りがあるかもしれません。復帰を急ぐ必要はないものの、早めにひとつ勝てるならそれに越したことはありませんからね(^^ゞ
最終的にはチャンピオンヒルズ、そして厩舎の皆さんに厳しくチェックされるわけですが、フォーム改善に限らず、心技体、全ての面で合格がもらえるようになって欲しいですし、少しずつそういう雰囲気が出てきたように感じます。
【2022/8/21札幌1R 2歳未勝利(芝1500m)でのテラステラ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のプライムラインは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、ウッドチップ坂路とフェルトダート坂路を併用してハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回、15-15前後で乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「硬さが取れてきましたので、先週末はショックウェーブ放射を行わず、腰周辺へのコンドロイチン注射で対処。まだ気温によって睾丸が上がったり下がったりといった状況ではありますが、少しずつ活気が出てきたようにも感じます。今後は週2回半マイル58~60秒を乗り、うまく軌道に乗せていければと思っています」
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もう9月も終ろうとしていますので、さすがに暑さも一段落のハズですが、まだ「睾丸が上がったり下がったり」とは大変です。調教ペースは上がっているので、それほど心配ないとは思いますが、かなり珍しいタイプのような気がします(^^;)
ちなみに、もしも今年中にあと2戦できるとしたら、少なくとも一つは勝って3勝クラス入りを果たしたいですし、実力的にオープン入りが狙えることを再確認したいですからね。
そのためのトレセン帰厩は10月末頃が目安と言われています。一ヶ月後は時間があるようで実はアッという間ですから、(睾丸の件はさて置いて)なるべく早く上昇ムードに乗って欲しいと思いますm(_ _)m
【2022/3/26阪神8R 4歳以上1勝C(ダ1400m)のプライムライン:公式HPより】