**2023/8/12新潟10R 新発田城特別(2勝C/芝1400m)15:10発走**
◎ テラステラ
○ ティーガーデン
▲ メイショウカイト
△ バグラダス
△ スプレモフレイバー
△ エコロデイジー
△ ミスヨコハマ
△ タマモダイジョッキ
テラステラは4枠8番になりました。
真ん中あたりの偶数番が欲しかったので、4枠8番はまさに第一希望です。これは流れが来てますね(^^) この枠からなら、余程ゲートでヘグらない限り、前目につけて勝負する正攻法の競馬に持ち込むことができそうです。
ペースはどうでしょう、外に回ったバグラダスあたりがどの程度行くのかによりますが、平均よりやや速いぐらいで流れるでしょうか。この並びで内枠に先手主張の馬がいれば話は別ですが、どうやらそういう感じでもなさそうなので、結果的には速すぎず遅すぎずの、テラステラにとってちょうど良いペースになる気がしています。
新潟内回りコースはローカル小回りでも直線が360mありますから、ある程度以上の余力を持って直線に入ることが必要です。それだけに、前半を4~5番手の位置で追走し、直線でしっかり脚を伸ばして抜け出す理想的なカタチを作りたいところ。。ペースが落ち着くようならもっと前位置になるかもしれませんが、そこは戸崎騎手の判断にお任せします(^^ゞ
相手は結構ツブが揃った印象で、ティーガーデン、メイショウカイト、バグラダス、スプレモフレイバー、エコロデイジー、ミスヨコハマと、チャンスがありそうな馬が多いです。ただ、パッと見で『これは敵わないかも…』と感じさせるほどの馬はいませんので、今回のレースについては内容も結果も求めたいと思います!
あ、そうじゃなくて、『自分の力をきちんと出すことに集中すれば、結果は自然についてくる…』という考え方で応援しようと決めたんでした。周りがスケベ根性を出し過ぎて、万が一、神さまの良くない気まぐれが顔を出したら嫌ですからね(^^;)
美浦トレセン在厩のピークブルームは、9日、ウッドを併せ馬で追い切られています。
- 23.08.09 大江原 美南W良 4F 56.3-40.8-12.1(4) 馬ナリ余力
フドウシン(三未勝)馬ナリの内0.6秒追走0.1秒遅れ
- 23.08.06 助 手 美南W良 4F 60.6-43.6-14.0(3) 馬ナリ余力
- 23.08.02 調教師 美南W稍 4F 57.7-41.3-12.6(4) 馬ナリ余力
オールアイズオン(三未勝)馬ナリの内0.6秒追走同入
◇大江原騎手のコメント 「3Fからさらっとでしたが、ひとまず9日のメニューではいい雰囲気でした。最後の1ハロンで併せた時の加速も良かったですし、手前も替えて上手に走れていましたよ。右に張るようなところがあり、特にゆったりとしたキャンターで出やすいようですが、9日は気になりませんでしたので大丈夫かと思います」
◇蛯名調教師のコメント 「今は坂路が使えないですし、感度がいいタイプということもあって馬場に向かっていくと煩くなってきました。だんだんと馬が分かり始めているのかもしれません。加えてこの暑さ。追い切りは5Fからやるのではなく、さらっと短めの方がよいでしょう。せっかくここまで順調にきていますので、8月26日新潟6R 2歳新馬・牝(芝1600m)に使う方向で進めてみたいと思います。ワールドオールスタージョッキーズの裏になり、騎手が限られてくるのかもしれませんが、そのぶんメンバーレベルが落ちることも予想されますからね。鞍上については今色々と考えているところです」
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果たして猛暑の中でデビューまで持っていくのか、あるいは無理せずリフレッシュをさせて秋競馬に備えるのか、どちらのパターンもあり得ると思っていましたが、結論は8/26新潟6R(牝/芝1600m)をめざすことに。。蛯名先生の「WASJシリーズの裏でジョッキーが限られる反面、メンバーレベルが落ちるかも…」とのコメントは、デビューさせる以上は初戦から勝ちに行く、という気持ちの表れだと解釈しました。(確かにジョッキーに煩い超大手牧場系の有力馬は出てこないかも(^^ゞ)
もちろん、新馬勝ちはそう簡単なことではないですし、ジョッキーや相手関係の前に、ピークブルーム自身がそれだけの素質、能力を持っていなければ話になりません。その点、美浦ウッドでこれでもかと馬なり調教を重ねる藤沢蛯名厩舎方式だと分かりにくい面はありますが、9日の追い切りに跨った大江原騎手の感触は悪くないようで…。
と言いますか、逆にこういう調教プロセスで初戦から良い競馬ができるようなら、『エピファネイア×キングカメハメハ×サンデーサイレンスに恥じないポテンシャルあり』の証明になるかもしれません。
もちろん私としてはそうなることを望んでいますが、ガチで追い込む調教をしていないのは事実ですし、先週時点で442kgと馬体が少しずつ減り始めているのも気になります。新潟へは輸送競馬で臨むのか、滞在競馬にするのかもありますし、「今色々と考えている」鞍上が誰になるか問題も残っていますので、引き続きドキドキしながら見守りたいと思います。
けさのピークブルームちゃんです🐴✨
— 藤井𝕏東スポ𝕏真俊 (@3baikaioken1) August 8, 2023
大江原騎手を背に美浦南ウッドで3歳未勝利を2馬身追走。直線では内から楽な手応えで併入ゴール。タイムは4F56.3-40.8-12.1秒でした🙂
ちょっとずつピッチが上がってきましたね🙌 pic.twitter.com/coEjg8pjEA
【美浦トレセン在厩のピークブルーム:公式HP(2023/8/10更新)より】
セントアイヴスは8日に新潟競馬場へ移動。おもにダートコースで調整されています。
- 23.08.09 助 手 新潟ダ良 5F 76.5-60.0-44.5-14.5(4) 馬ナリ余力
- 23.08.02 調教師 美南W稍 5F 69.2-53.9-38.8-12.0(7) G前仕掛け
ジャンバラヤ(新馬)馬ナリの外0.2秒先行同入
- 23.07.27 助 手 美南W良 5F 68.8-53.4-38.8-12.2(5) 馬ナリ余力
タリスアマゾン(三未勝)末強めの内0.2秒追走0.1秒遅れ
◇中舘調教師のコメント 「この中間も順調ですし、これまでじっくりと乗り進めてきていますからね。脚元や硬さを考えれば、現地ではあまり強めを行わず、少し速めをやる程度でよいでしょう。あとは今週末に自分でも乗ってみて微調整していこうかと思っています。レースは来週8月20日新潟3R 3歳未勝利(芝2400m)、鞍上は吉田豊騎手を予定しています」
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先週の近況で予告があった通り、早めに新潟へ移動して滞在競馬で復帰戦に向かうことになりました。先週時点では『調教がダートコース中心になるのはどうなのかな?』とも考えていましたが、そもそも「あまり強めをやる必要がない」状態まで来ているのであればそういう心配はいらない…ということだったんですね。
それにしても、前走で初の掲示板入りを果たしてから4ヶ月、当初考えていた倍ぐらいの期間をかけてじっくり調整をしたわけで、ラストチャンスを芝2400mの舞台に設定したこと、鞍上をデビュー以来吉田豊騎手に固定してきたことを含め、中館先生としても生半可な気持ちでは採用できない作戦を遂行中なのだろうと思います。
そのあたりが「今週末に自分でも乗ってみて微調整していこうか」とのご発言にも表れていると感じますし、何とかそれが実を結んで欲しいと願わずにはいられません。次走はまさに結果が全て… 頑張れ!!
メリタテスは、9日、シュウジデイファームへ放牧に出ています。
◇石川代表のコメント 「前走はそれにしても強い競馬でしたね。よく頑張ってくれました。こちらにきた後も見た目には特に問題ないですし、大きなダメージはなさそうですよ。まずは心身のリフレッシュを促しつつ、また次のタイミングを考えてもらうことになるかと思います」
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今さらながら先週のメリタテスは非常に格好良かったですし、あまりにも気持ちの良い圧勝劇だっただけに、恥ずかしながら何度も何度もリプレイを見直す羽目になりました。(つい先ほども、もう一度…)
レース後は昨年9月以来、約1年ぶりとなるシュウジデイファームへご褒美のリフレッシュ放牧へ。以前の在厩時は420kgほどの身体で、「欲を言えばもうひと回り大きくなって欲しい」と言われていましたが、デビューから2ヶ月弱の間に4戦を使いこんでも436kgをキープできるぐらいに成長してくれました。
しかも、あれだけの走りを見せたあとも「見た目には特に問題なく、大きなダメージはなさそう」とのことなので、華奢な牝馬の割りには競馬を使ってもガタッとこないタフさを持ち合わせているようで。。これは、今後も少しずつ成長していけば、さらに1年後には上級クラス、ひょっとしたらオープン入りを狙える立場になっているかもしれません(^^ゞ
まあ、本馬はAmerican Pharoah×Tapitのマル外牝馬ですから、かなり『イチかバチか要素』が強いとは感じていましたし、それがようやく成功への第一歩が踏み出せてホッとした…というのが正直なところです。しばらくは連戦の疲れを癒すことになりますが、こうなったら、なるべく早めに成功への第二歩めを踏み出して欲しいと思います!
札幌4Rは3番人気 #メリタテス が逃げ切り! #古川奈穂 騎手は2日連続の勝利! pic.twitter.com/JxchHhz7jM
— 週刊Gallop(Weekly Gallop) (@gallop_keiba) August 6, 2023
【2023/8/6札幌4R 3歳未勝利(ダ1700m)でのメリタテス:公式HPより】