この土日、ストラテージュ、エスペシャリー、マードラドと3頭の3歳馬たちが初勝利をめざして出走しましたが、デビュー戦だったストラテージュは10着、エスペシャリーは2着、そしてマードラドは15着と明暗がくっきり分かれました。
ただ、ストラテージュとマードラドの大敗については原因がハッキリしており、いずれも(程度と種類は違っているものの)課題は精神面。簡単にクリアする対処法がないだけに難しいとも言えますが、両馬ともに続戦を基本に考えて頂けるようですし、経験を積みながら少しずつ前進を図っていくしかありません。(牝馬好きは治らないかもしれませんけれど(^^;))
エスペシャリーに関しては、結果を見ると小倉の芝1200mを選んだ陣営の作戦はハマりました。今回、人気薄の逃げにマンマとやられたのは残念ですが、スタートからゴールまで1200mを実に気持ちよさそうに走っていましたし、まずは1200mで勝ち上がり、チャンスがあれば距離を延ばしていく…みたいな道筋が見えてきたのは良かったです。
その上で、負けたとは言えレースセンス、スピードは未勝利馬のものではなかったですし、エスペシャリーはブルータス、アスゴッドとともに『近いうちに問題なく勝てそうなグループ』にはいってくれたと思います。
そして、今週出走見込みなのはエレガンシアとアスゴッドです。
エレガンシアは全くヤル気を見せずに大敗した7月の新馬戦以来、2度目のレースになります。前走後はチャンピオンヒルズを中心にみっちり鍛え直されてきましたし、ここで大きな変わり身を見せて、『近いうちに問題なく勝てそうなグループ』に入りたいところ。ただしトレセンの追い切りでは『やめグセ』的な部分が残っているようにも感じられますので、(無いと信じたいですが)結果次第で『課題は精神面』のグループに入っちゃう可能性もあるでしょう(^^;)
アスゴッドについては、気掛かりはやや急仕上げな点だけかなと。もっとも10日競馬を自在に使う矢作厩舎のことなので、今回いきなり勝てれば100点満点、一度叩いて次で勝つパターンなら90点、みたいなことは充分考えられているでしょう。あとは相手関係次第になりますが、そろそろ結果が欲しいのも事実ですし、勝利を期待したいと思います。
しかし、今週末はもう3月ですか…
今週、来週で10日解禁の18周年記念募集馬への態度も決めないといけませんし、何だかんだバタバタしているうちにアッという間に桜花賞、皐月賞が来てしまいます。そうなるとダービーだって目の前ですし、その頃には23年産馬の中で早期デビューを目指す組とじっくり進める組がハッキリしていることでしょう。
そう言えば、23年産馬の競争馬名決定がそろそろですよね。昨年も多分3月第一週に発表だったと思いますので、どの馬も格好良くて馴染みやすい、良い名前に決まってくれることを祈ります(^^)
**出資馬の状況**
**2025年総合成績**