パンサラッサに関しては、サウジカップの一撃であり得ない配当を頂いており、今やプライスレスな領域に入っているわけですが、念の為の確認という意味で『出資馬が種牡馬になる場合の規約』を確認してみました。
24.当該出資馬が種牡馬となる場合について
(1)転用の可否、転用時期、繋養先等の決定者
当該出資馬の種牡馬への転用の可否、転用時期、繋養先等はクラブ法人が決定します。ただし種牡馬としての価格が比較的高額となる場合には売却する方法ではなく「24.(3)」に掲げる種牡馬賃貸契約を締結する方法をとることがあります。この場合クラブ法人は当該出資馬の所有権を愛馬会法人に返還するものとし、愛馬会法人が種牡馬賃貸に関する諸事項を決定します。
(2)繋養先ならびに売却価格等の決定方法
種牡馬転用時の評価(売却価格もしくは賃貸価格)は競走成績、血統背景、景気動向等による需要予測、過去の類似売買(もしくは賃貸)実例などを参考にして売却先または賃貸先(繋養種馬場)と協議の上決定します(無償で寄贈する場合があります)。種牡馬として売却できた場合(種牡馬転用前に売却先等の馬主名義にて競走出走を条件とする譲渡契約を締結した場合を含む)の売却代金についてはその売却代金(税込)の 40%を営業者報酬とし(前述「13.(2)営業者の報酬」を参照)、当該営業者報酬を除いた残額の 60%相当額(消費税控除後)が顧客に分配されます。繋養先については種付業務全般に関わる実績等を考慮のうえ、適宜判断します。
(3)種牡馬賃貸契約
種牡馬賃貸契約の契約内容については、個々によって一部異なる場合がありますが、概ね次の形式となります。
クラブ法人が競走馬登録を抹消した当該出資馬の所有権は愛馬会法人に返還されます。愛馬会法人は契約開始から複数年(最長 5 年)に渡り当該出資馬を第三者に賃貸します。得られた賃貸収入から繋養経費(預託料、保険料、種牡馬登録料等)を除いた純利益のうち 60%(消費税控除後)が顧客に対する獲得賞金等分配対象額となります。愛馬会法人は獲得賞金等分配対象額のうちから匿名組合契約に関わる源泉徴収所得税(20.42%)を控除の上、各年度の種付けシーズン終了後に出資口数に応じて顧客宛てに分配します。導入初年度に受胎率保険に加入するほか、その後の傷害や疾病による当該年度の種付け頭数減少、受胎率の低下、および種付け不能など不測の事態については一部の免責事項を除いて保険により補填される仕組みを採用しており、予定した賃貸収入が顧客に分配される内容が基本となります。賃貸期間終了後は残存簿価相当額(残存簿価が 10 万円以下の場合は 10 万円とします)で繋養先に譲渡されます。
規約によれば、要するに売却代金の4割が営業者報酬、6割が出資者への配当になるんですね。
パンサラッサの場合はYulong Groupが絡んでいることもあり、売却なのかリースなのか、そもそもいくらの評価なのかなど分からないことも多いですが、そういう諸々についてはクラブからの連絡を待ちたいと思います。
ちなみにyoutubeにパンサラッサに関する面白い動画が上がっていました。
思わず笑っちゃう…みたいな部分も含め、内容については様々な感想があるでしょうが、こうして取り上げてもらえるだけでもありがたいことですし、パンサラッサが素晴らしい経験を与えてくれたことに改めて感謝です。
そして、『まさき』さんからはYulong Groupとダイアトニックについての情報を提供頂きました。
まとめてくれてありがとうございます!(笑)
— Winning Horse Club🇨🇳🤝🇯🇵 (@yangminghan8901) November 17, 2023
基本的に数千万〜数億円の繁殖に自家種牡馬を付けること。
G1やダービーを穫るより、張さんは無名な種牡馬を種牡馬ランキングNo.1にする方が燃えるwww… https://t.co/oXOFIujw7n
昨日ダイアトニックは一日4頭の繁殖を付けた。Yulongの繁殖2頭と他の牧場から2頭ずつ。
— Winning Horse Club🇨🇳🤝🇯🇵 (@yangminghan8901) September 15, 2023
Yulongの2頭はいずれもG1馬。このレベルに近い繁殖を60頭を付ける予定。最終的にトータル150頭以上の繁殖牝馬は集めそう。
3年後、ビクトリア州のファーストシーズンサイアーはほぼ決まったと思う(笑) pic.twitter.com/qj6Ouw5xc4
どうやらYulong Groupの張さんは常識では計れない感性をお持ちのようです。
出資者の贔屓目込みで言わせて頂くと、キンカメ系ロードカナロア×サンデーのダイアトニックにパンサラッサは劣っていないと思いますし、本当に一流の繁殖を用意頂けるとしたら、きっと成功してくれるだろうと思います(^^)
いやはや。妄想の斜め上、昨日の自分にごめんなさいです。「あっさりではあるが、まずは会員に」との事だったんでしょうね。
そして、種牡馬としても遠足させてもらえるなんて、なかなかないですね!
私も気になってyulongのHPお邪魔しましたが、
種牡馬紹介には、それぞれの種牡馬にオリジナルのエンブレムがある様で、それが、なかなかかっこいいです。パンサラッサのエンブレム楽しみです。
昨夜、広尾のHPを覗いたところ凄いことになっていますねぇ。
一昔前なら(昭和くらい…)シャトル種牡馬といえば、ドサ回り(言い方が悪い?)
それが今ではシャトル種牡馬は世界中が求めていると過言ではありません。
広尾の初期のころを思い出すと、たぶんオーストラリア人のタバート氏(合っているかなぁ)が発端では?
ハーツクライ・オレハマッテルゼなどの産駒を広尾に。
◯台◯Sは上位の種牡馬はシャトル種牡馬にしませんね。(まるで種付けしたければ来い!)
実際にディープ・ハーツクライで各国のダービーや重賞レースを勝っています。
難しいことは分かりませんが、パンサラッサにとって遠足好きには良かったですなぁ。
いやいや、この展開までは予想できなかったです。
パンサラッサは種牡馬として(現役時代以上に)世界で名を売ることになりそうです(^^)
まあ、細かなことはどうでも良く、引退してもワクワクさせてくれる出資馬なんて、この趣味で最高の喜びです。
おはようございます!
はい、スゴイことになってます(^^)
ちなみにタバートさんは広尾の発端ではなく…
(説明がしにくい(^^;))
社台SSさんには日本でしっかり頑張ってもらって、我々は最初から世界を股にかけちゃうのです!
保険は種牡馬保険のことじゃなく、難しい交渉プロセスにおけるカモフラージュ…
という説が濃厚です。(ウソです)
とにかくこんなに楽しみな展開が待っていたとは驚きです(^^)
ルックオブラヴは大丈夫なのでしょうか…
濃すぎちゃうのかなぁ('_'?)
最初かどうかは別にして、エレナレジーナは可能性高いと思います。
Sadler's Wells=Fairy Kingの4×4によるRough Shod系強調なので、大師匠様のご意向に沿った配合になっていますし(^^)
ルックオブラヴはもっとストレートにSadler's WellsとKingmamboがともに3×4!
オマケにShirley Heightsの5×5でNasrullah、Princequilloてんこ盛りなので、ハマればガツンと一発あるかもしれません。
濃すぎると言いますか、イチかバチかな気はしますけれど(^^ゞ
推測で言うとアロースタッドがオーナーになる可能性は低いのかなと。おそらくこの交渉はおそらく相当早い時期からクラブサイドとYulongとの間で進められたんじゃないかと思います。ディメンシオンにロードカナロアを再度配合したというのもこれが影響していると思います。
アロースタッドは日本における預託先という位置づけかな。
クラブがオーナーでYulongとはリース契約だとすると我々は引き続きパンサラッサの出資者として楽しめるということになりますね。
詳細はいずれ発表があるでしょうが楽しみに待ちましょう。
Yulong Groupをパートナーとして…
ですから、売却して終わりじゃないんでしょうね。
どういう条件なのかは別にして、広尾、アロースタッド、Yulong Group3者がかかわっていくことになるような…
いずれにしても、形式はリース契約の可能性が高い気がします(^^)