吉澤ステーブルWEST在厩のアンジアンは、引き続き、おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター2本を消化。週2回、ハロン13~15秒ペースで乗り込まれています。11月初旬の馬体重は454kgです。
◇奥場長のコメント 「土曜日に13-13、水曜日に15-15の強めを消化。その後も飼葉喰いに問題はなく、一段と馬体の張り艶が良化され、体力を付けつつありますね。あとは後肢のボリュームアップが欲しいところ。前向きな気持ちが先に行きすぎて、まだ前駆で走っているような印象がありますので、意識的にトモを踏み込ませて後肢の筋力アップを推し進めています」
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前回近況で「この調子で良化が進むようなら、来月あたりでのトレセン入厩を考えたい」との藤原先生コメントが紹介されましたが、そこに関しては、まだ具体的なスケジュールになっていないようです。
と言いますか、「まだ前駆で走っているような印象があり、後肢の筋力アップを…」とのことなので、速めの調教を進めていく中で、多少物足りない部分が見えてきているのかもしれません。
もちろん、こういうケースは(特に藤原厩舎の場合は)よくある話ですし、外厩でできることは外厩でやり切ってから、できるだけ強い心身を作ってトレセンに入って欲しいと思っています。そうすることで、ゲート試験からデビューに至るまで、一連のハードトレーニングをストレートに乗り越えられるとしたら、その方が全然良いですから。
いずれにしても、速めを継続する中でも飼葉喰いに問題がないこと、馬体も減らさず、ますます張りツヤが良くなってきたのは心強い限りです。多少の前後はあるでしょうが、少なくとも年内入厩の線はキープできそうで良かったです。
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