どの順番で報告するか迷った結果、まず最初に22年産馬(既走馬を含む)をまとめてしまうことにしました。
22年産馬については今現在も出資できる馬がハイアーラヴ’22のみで、すでに美浦近況に移動済みですからね。今回、見学した22年産馬はいずれも出資検討対象外ですから、混乱を避けるためにササッと報告してしまいます。
ということで、まずは二日目に見学をしたアスゴッドから行きます!
アスゴッドはシュウジデイファームで順調に乗り込み、30日に栗東に向かって出発する(した)そうです。
馬体重は503kgあるとのことでしたが、筋肉質の馬体はキリッと引き締まって見えましたし、皮膚が薄くて血管が浮き出ている様子は、昨年受けた印象からさらに迫力を増していました。シュウジデイの石川さんによれば、ソエの治療も無事に終わって今はすっかり落ち着いているそうなので、10月後半か11月前半には無事初勝利を飾ることができるのではと思います(^^ゞ
【アスゴッド・牡2(既走馬):シュウジデイファーム】
続いてはエレガンシアです。
馬体重はまだ430kg台とのことで、そんなに大きくなってはいないですが、馬体を見た限りでは以前より線の細さを感じませんでした。良くまとまった欠点のない馬体ですし、大人しくしていて気難しさは感じなかったんですけどねぇ…。
本馬の説明の際、石川さんはこんなことを仰っていまして(^^;)
「前走では途中で止めてしまうようなレースをしたので…。速めをやる時には後ろから他馬を追いかけさせる形でやるとか、いろいろ工夫しながらやっています。調教では出だしから行く気があるし、まさかあんなレースになるとは思っていなかったので…。最後まで集中力を維持するために、レースではガシガシ追えるジョッキーの方がイイのかなとか、いろいろ考えてしまいます」
オッ!!ここでまさかのレジェンド批判か!? みたいな大それた事を石川さんがするはずもありませんが、とにかく前走の不甲斐ないレースぶりはシュウジデイさんにとっても全く不本意だったようです。それだけに『申し訳ない』的なお気持ちもあったのでしょう、すごく苦しそうに、言葉を選びながら説明されていた姿が印象的でした。
次走がいつになるのか分かりませんが、巻き返し、リベンジのためにも引き続きバッチリ乗り込んで頂いて、今度こそ素質の高さを確認できるレースをして欲しいと思いますm(_ _)m (勝ち負けは別にシュウジデイさんの所為じゃないですから(^^ゞ)
【エレガンシア・牝2(既走馬):シュウジデイファーム在厩】
シュウジデイファーム3頭目の22年産馬はストームハート’22です。
今の馬体重は459kgとのこと。8月下旬には470kgと伝えられていましたが、脚元(深管の問題)で休んでいたところからの立ち上げで少し減った感じなのでしょう。
ということなのですが、石川さんによれば、「BTCで乗り出したところトモに疲れが出たので、今はまた場内で乗っています。休んでいる間に馬体は成長したので、とにかく脚元に問題が出なければ…と思っています」とのことでした。
そうですねぇ、馬体のバランス、雰囲気はとてもイイですし、牝馬にしてはしっかりした身体つきをしていると思いますので、石川さんが仰る通り、とにかく(深管に限らず)脚元さえ丈夫なら…でしょう。今のところ移動の具体的な予定はないようです。
【ストームハート’22・牝2(満口):シュウジデイファーム在厩】
22年産馬の最後は、初日に見学をしたスマートオランプ’22です。
チャンピオンズファームの鈴木さんによれば、「馬体重は482kg。4F58秒までの速めをこなしており、ゲート試験に合格できる状態まで進んでいることを報告しています。こちらでこれ以上やっても馬体を減らすだけなので、今は日ごとにメリハリをつけ、状態を維持する調教になっています」と、ここまでとても順調に来ているとのことでした。
移動や入厩については「厩舎の空き待ち」だそうで、今現在は、あえて長めを緩いペースで走らせて精度を高めたり、移動に備えて適度に楽をさせるといった段階に入っているようでした。
具体的なデビュー時期などについては移動してからになるでしょうが、482kgあっても重たさを感じさせませんし、スッキリしていてなかなかの仕上りに見えました。鈴木さんはゲート試験には絶対の(?)自信がおありのようでしたから、厩舎馬房の都合さえつけば、とんとん拍子にことが運んでいくのかもしれません。
【スマートオランプ’22・牡2:チャンピオンズファーム在厩】
以上、二日間の間に見学をした22年産馬たちの状況報告でした。
いずれももう買えない馬たちばかりですが、その分、(2戦目3戦目を含めて)実戦投入が近い馬たちですし、出資者にとっては切実な見学とも言えますからね。
私の場合はアスゴッドとエレガンシアに大きな期待をしているわけですが、全く不安を感じなかったアスゴッドに対し、エレガンシアには多少なりとも不安が残っておりまして…。
まあ、エレガンシアについては、あまりジタバタしても始まりませんし、当面はシュウジデイファームの皆さんにお任せするしかないですから、そのうちに本気を出してくれると信じて待ちたいと思います(^^;)
まぁ、ママが別嬪さんだからかなぁ(^.^)
綺麗です(^^)
やはり、遺伝は大事ですね!
まだ2歳ですから慌てず、最終的に勝ち上がってくれればそれでいいです^_^
次走かその次、あるいは、さらにその次くらいには変わってくるでしょう。
焦らず待っていればきっと大丈夫…のハズです(^^ゞ
ティルナノーグ!
スマートオランプ’22は結構仕上がっていましたが、チャンピオンヒルズ、トレセンスタッフの感触も早く聞いてみたいですよね。
あとは早めの移動あるのみ(^^)