昨今、再び陶芸が、静かにブームになって来た感じがします。
テレビで俳優、芸能人、タレントさん達が、陶芸をやっていると言う、言葉を聴きます。
又、年配者を中心にして、陶芸を習いたい人、実際に陶芸をしている人も、増えています。
陶芸体験を希望される、若い方も増加傾向にあると、思われます。
陶芸を始めようとする人の、関心事は幾つか有りますが、どの位の費用が掛かる物かと言う事
も大事な要素です。
陶芸に掛かる費用に付いて、何かの参考に成ればと思い、私なりの考えを、述べたいと思います。
尚 ここでは、「カルチャーセンター」や陶芸教室などに、通う事無く、自分で材料や用具を
調達した場合の、費用に付いて書いています。
費用を分類すると、以下の様に成ります。
1) 陶芸技術習得に掛かる費用
2) 材料(粘土)、釉薬などに掛かる費用
3) 道具(用具)、ロクロなどの費用
4) 焼成する為の窯に掛かる費用
5) その他の費用(作業する場所など)
2)、3)、1)、4)の順に説明したいと思います。
2) 材料に掛かる費用
① 粘土: 自分で土を探し、使う方法も有りますが、一般的には、陶芸材料店から、購入します。
粘土の種類(産地)等によって、価格は大きく変わりますが、1kg当たり50~200円
程度の物が多いです。(税込み、送料含まず)
初心者は、1回に1kgの土の量で十分です。 全部使い切る事は、少ないと思います。
② 釉薬: 釉薬も、自分で調合する方法も、有りますが、最初は、市販の釉薬を使うのが、
良いでしょう。 釉薬は粉末状の物と、水に溶かした物とが有りますが、何れも1kg当たり
1000円~2500円程度の物が多いです。
1kgの釉薬は、どんなに大きな作品でも、10個以上の作品に、施釉する事が出来ます。
それ故 1回分として、100~250円以下の費用に成ります。
③ 表面を装飾する、化粧土(1kg)や、絵付けの為の絵の具セット(下絵、上絵)なども
1000円~2000円程度の費用が掛かります。
(勿論、化粧土も絵の具も、絶対必要な物ではありません)
3) 道具(用具)、ロクロなどの費用
① 道具には、竹へら、カンナ、針(剣先)、皮、切糸、トンボ、絵筆、パレットなどが、
必要です。何れも、数百円の物です。
又、粘土を練る板や、土を板状に切る「タタラ板」やローラーなども、1000円以下の物です。
② ロクロ: 手回し、電動ロクロが有ります。蹴(り)ロクロも有りますが、初心者には、
不向き(使いこなせない)です。
・ 鉄製の手回しロクロは、3000円程度から有ります。 (大きさによる)
・ 電動ロクロは、10万円程度の物が一般的に使われています。
尚 初心者が直ぐに、電動ロクロを購入しても、使いこなす事は、困難です。
ロクロも、作品を作るのに、絶対必要な物では有りません。
・ 小さく切った、ダンボールの上に土を載せ、ダンボール毎、回転させれば、手回しロクロの
代用に成ります。
以下、次回に続来ます。
陶芸に掛かる費用
テレビで俳優、芸能人、タレントさん達が、陶芸をやっていると言う、言葉を聴きます。
又、年配者を中心にして、陶芸を習いたい人、実際に陶芸をしている人も、増えています。
陶芸体験を希望される、若い方も増加傾向にあると、思われます。
陶芸を始めようとする人の、関心事は幾つか有りますが、どの位の費用が掛かる物かと言う事
も大事な要素です。
陶芸に掛かる費用に付いて、何かの参考に成ればと思い、私なりの考えを、述べたいと思います。
尚 ここでは、「カルチャーセンター」や陶芸教室などに、通う事無く、自分で材料や用具を
調達した場合の、費用に付いて書いています。
費用を分類すると、以下の様に成ります。
1) 陶芸技術習得に掛かる費用
2) 材料(粘土)、釉薬などに掛かる費用
3) 道具(用具)、ロクロなどの費用
4) 焼成する為の窯に掛かる費用
5) その他の費用(作業する場所など)
2)、3)、1)、4)の順に説明したいと思います。
2) 材料に掛かる費用
① 粘土: 自分で土を探し、使う方法も有りますが、一般的には、陶芸材料店から、購入します。
粘土の種類(産地)等によって、価格は大きく変わりますが、1kg当たり50~200円
程度の物が多いです。(税込み、送料含まず)
初心者は、1回に1kgの土の量で十分です。 全部使い切る事は、少ないと思います。
② 釉薬: 釉薬も、自分で調合する方法も、有りますが、最初は、市販の釉薬を使うのが、
良いでしょう。 釉薬は粉末状の物と、水に溶かした物とが有りますが、何れも1kg当たり
1000円~2500円程度の物が多いです。
1kgの釉薬は、どんなに大きな作品でも、10個以上の作品に、施釉する事が出来ます。
それ故 1回分として、100~250円以下の費用に成ります。
③ 表面を装飾する、化粧土(1kg)や、絵付けの為の絵の具セット(下絵、上絵)なども
1000円~2000円程度の費用が掛かります。
(勿論、化粧土も絵の具も、絶対必要な物ではありません)
3) 道具(用具)、ロクロなどの費用
① 道具には、竹へら、カンナ、針(剣先)、皮、切糸、トンボ、絵筆、パレットなどが、
必要です。何れも、数百円の物です。
又、粘土を練る板や、土を板状に切る「タタラ板」やローラーなども、1000円以下の物です。
② ロクロ: 手回し、電動ロクロが有ります。蹴(り)ロクロも有りますが、初心者には、
不向き(使いこなせない)です。
・ 鉄製の手回しロクロは、3000円程度から有ります。 (大きさによる)
・ 電動ロクロは、10万円程度の物が一般的に使われています。
尚 初心者が直ぐに、電動ロクロを購入しても、使いこなす事は、困難です。
ロクロも、作品を作るのに、絶対必要な物では有りません。
・ 小さく切った、ダンボールの上に土を載せ、ダンボール毎、回転させれば、手回しロクロの
代用に成ります。
以下、次回に続来ます。
陶芸に掛かる費用