土の硬さの調整や、空気の除去の為の、土練りが終わったら、土をロクロの中心にすえます。
当然、初心者が、作品を作り出す前に、電動ロクロの、操作方法の説明が、必要になります。
ここでは、初めて、ロクロを使う、初心者を対象に、話を進めます。
電動ロクロは、複数のメーカーから、色々の大きさや、馬力の機械が、発売されています。
(馬力の小さなロクロは、大きな作品作りが、難しいです。)
アマからプロ向きまで、各種有りますが、そこでは、共通の事項について、説明したいと思います。
1) 電源を入れる (スイッチO N)
モーターと、ロクロ面(鏡)との間に、クラッチ(連結機)が存在します。
スイッチを入れる前に、クラッチが切れている事を、確認します。
(ロクロ面が、手で自由に回転できれば、切れている状態です。)
・ この確認を怠ると、スイッチを入れると、急にロクロが回転します。
2) ロクロの回転方向。
日本では一般的に、時計方向(右)回転で使います。西洋では逆に左回転が普通です。
勿論、電動ですから、左右どちらにも回転します。
(日本でも、左回転で作品を作られる方も、多いです。)
(右利き、左利きとは、関係有りません。慣れの問題で、どちらでもかまいません。
大抵は、最初に指導を受けた人の、影響が大きいです。)
・ 回転方向が違うと、左右の手の使い方が、逆に成ります。
・ 即ち、右回転では、基準に成る手(しっかり固定する手)は、左手です、土の外側を押さえ、
回転の遠心力を受け止め、その力の方向を、上に変更します。右手は、土の内側に添えます。
・ 左回転では、基準に成る手は、右手に成ります。
・ 両方の回転を習う(マスターする)必要は、有りません。
(上達した人は、土の撚れを直す為に、逆転して使う事も有ります。)
以上は、作品を作る際の、回転方向で、底削りなどでは、逆回転で作業する事も多いです。
3) 回転スピード
速度は好みによって、個人差が有りますが、一般的な事を述べます。
一般に、手又は、足の操作により、無段変則で、スピードが変えられます。
① 径の大きい物は、遅くする。径の小さい物は、早くする。
(即ち、手に当たるスピードを一定にします。)
② 土殺し(後で説明します)は、作品を作る時より、早く回転さたほうが、 上手くいきます。
土を上に伸ばす際にも、回転を早くし、遠心力を強くします。
③ 大事な事は、作品に気を取られ、足の方が、「おろそか」に成る事です。
速度が、段々早くなる人、逆に遅くなる人、速度が常に変動する人など、
色々なタイプが有りますが、作品の大きさなどに合わせて、速度を自由に、
調整出来るまでには、ある程度時間が掛かります。(練習有るのみです。)
4) スイッチOFFの際の注意
ロクロ作業を、終えた後、又は途中で、休止する場合、スイッチを切ります。
その際、クラッチを切ってから、スイッチをOFFにします。
この作業を怠ると、クラッチの「ゴム」が変形し、異常音が発生します。
電動轆轤で作る
電動轆轤とは 電動轆轤
当然、初心者が、作品を作り出す前に、電動ロクロの、操作方法の説明が、必要になります。
ここでは、初めて、ロクロを使う、初心者を対象に、話を進めます。
電動ロクロは、複数のメーカーから、色々の大きさや、馬力の機械が、発売されています。
(馬力の小さなロクロは、大きな作品作りが、難しいです。)
アマからプロ向きまで、各種有りますが、そこでは、共通の事項について、説明したいと思います。
1) 電源を入れる (スイッチO N)
モーターと、ロクロ面(鏡)との間に、クラッチ(連結機)が存在します。
スイッチを入れる前に、クラッチが切れている事を、確認します。
(ロクロ面が、手で自由に回転できれば、切れている状態です。)
・ この確認を怠ると、スイッチを入れると、急にロクロが回転します。
2) ロクロの回転方向。
日本では一般的に、時計方向(右)回転で使います。西洋では逆に左回転が普通です。
勿論、電動ですから、左右どちらにも回転します。
(日本でも、左回転で作品を作られる方も、多いです。)
(右利き、左利きとは、関係有りません。慣れの問題で、どちらでもかまいません。
大抵は、最初に指導を受けた人の、影響が大きいです。)
・ 回転方向が違うと、左右の手の使い方が、逆に成ります。
・ 即ち、右回転では、基準に成る手(しっかり固定する手)は、左手です、土の外側を押さえ、
回転の遠心力を受け止め、その力の方向を、上に変更します。右手は、土の内側に添えます。
・ 左回転では、基準に成る手は、右手に成ります。
・ 両方の回転を習う(マスターする)必要は、有りません。
(上達した人は、土の撚れを直す為に、逆転して使う事も有ります。)
以上は、作品を作る際の、回転方向で、底削りなどでは、逆回転で作業する事も多いです。
3) 回転スピード
速度は好みによって、個人差が有りますが、一般的な事を述べます。
一般に、手又は、足の操作により、無段変則で、スピードが変えられます。
① 径の大きい物は、遅くする。径の小さい物は、早くする。
(即ち、手に当たるスピードを一定にします。)
② 土殺し(後で説明します)は、作品を作る時より、早く回転さたほうが、 上手くいきます。
土を上に伸ばす際にも、回転を早くし、遠心力を強くします。
③ 大事な事は、作品に気を取られ、足の方が、「おろそか」に成る事です。
速度が、段々早くなる人、逆に遅くなる人、速度が常に変動する人など、
色々なタイプが有りますが、作品の大きさなどに合わせて、速度を自由に、
調整出来るまでには、ある程度時間が掛かります。(練習有るのみです。)
4) スイッチOFFの際の注意
ロクロ作業を、終えた後、又は途中で、休止する場合、スイッチを切ります。
その際、クラッチを切ってから、スイッチをOFFにします。
この作業を怠ると、クラッチの「ゴム」が変形し、異常音が発生します。
電動轆轤で作る
電動轆轤とは 電動轆轤