先日、魚屋に就職している、東大の大学院卒業生がいると、テレビで、放送していました。
この中で、興味深かった事は、先輩から、魚の「さばき方」を習っていた際、メモを取りたいが、
紙が無いので、空のティシュの箱に、書き付けていました。
それを見た、親方(社長)が、「そんなのは、役に立たない。頭でなく、体で覚えなければ、だめだ」と
言う一言です。
私も、この「ブログ」で色々書いていますが、実際どの程度、役に立つのか、疑問に思っています。
親方の言う様に、電動ロクロも、「体で覚えなければ、身に付かない」と、思っているからです。
先日も、当教室の会員の方が、「先生の言っている意味が、ようやく解かる様になりました」と、
話しました。
その方は、7年以上在籍している人です。即ち頭では、理解していたのですが、それは本当の意味
での、理解ではなかったと言う事です。
昔から言う様に、「良く教える方法は、教えない事である。」と言うのも、一つの真理だと思います。
又、「芸は盗め」と言うのも、同じ事を述べた物です。
今日の本題に入ります。
土練りした粘土を、ロクロに据えます。
・ その際、ロクロ面が、濡れていない事です。
濡れていると、土がロクロに、密着せず、動いてしまいます。
・ 同様に、濡れた手で、土を触らないで下さい。特にロクロに接する面(土の底)は、濡らさない事。
・ 亀板を使う時は、逆に、きつく絞った、布やスポンジで拭き、濡らします。
板が乾いていると、土が密着しない為です。
1) 土を両手に持ち、ロクロ面(亀板)に打ちつける。
① ある程度、力を入れる。
② ロクロ面には、同心円状に、幾つかの円が、刻印されています。その円の中心に置く様にします。
打ち付けた際、中心にはいきません。そこで、土の底部を叩きながら、中心に来る様に
調整します。
・ ロクロ上の土で、作品1個を作る方法では、この作業は、重要です。
中心に来れば、土殺しが、容易に出来ます。
・ 多量の土を使い、上部より、1個ずつ作品を作る方法では、少々中心から「ずれ」ていても
影響有りません。
尚、亀板を使う時には、濃い鉛筆で、円を描いて下さい。
2) 土の裾野を、両手の小指の付け根で、ロクロ面に押し付けます。
・ ロクロは、別名「水挽き」と言われ、水を多量に使って作る、方法です。
それ故、水が、ロクロ面と、土の間に入らない様にします。
そして、手でロクロを回転させながら、両手で土を叩いて、表面の凸凹を、取ると同時に、
ロクロに密着させます。
土殺しは、次回に続きます。
電動轆轤で作る
土殺し
この中で、興味深かった事は、先輩から、魚の「さばき方」を習っていた際、メモを取りたいが、
紙が無いので、空のティシュの箱に、書き付けていました。
それを見た、親方(社長)が、「そんなのは、役に立たない。頭でなく、体で覚えなければ、だめだ」と
言う一言です。
私も、この「ブログ」で色々書いていますが、実際どの程度、役に立つのか、疑問に思っています。
親方の言う様に、電動ロクロも、「体で覚えなければ、身に付かない」と、思っているからです。
先日も、当教室の会員の方が、「先生の言っている意味が、ようやく解かる様になりました」と、
話しました。
その方は、7年以上在籍している人です。即ち頭では、理解していたのですが、それは本当の意味
での、理解ではなかったと言う事です。
昔から言う様に、「良く教える方法は、教えない事である。」と言うのも、一つの真理だと思います。
又、「芸は盗め」と言うのも、同じ事を述べた物です。
今日の本題に入ります。
土練りした粘土を、ロクロに据えます。
・ その際、ロクロ面が、濡れていない事です。
濡れていると、土がロクロに、密着せず、動いてしまいます。
・ 同様に、濡れた手で、土を触らないで下さい。特にロクロに接する面(土の底)は、濡らさない事。
・ 亀板を使う時は、逆に、きつく絞った、布やスポンジで拭き、濡らします。
板が乾いていると、土が密着しない為です。
1) 土を両手に持ち、ロクロ面(亀板)に打ちつける。
① ある程度、力を入れる。
② ロクロ面には、同心円状に、幾つかの円が、刻印されています。その円の中心に置く様にします。
打ち付けた際、中心にはいきません。そこで、土の底部を叩きながら、中心に来る様に
調整します。
・ ロクロ上の土で、作品1個を作る方法では、この作業は、重要です。
中心に来れば、土殺しが、容易に出来ます。
・ 多量の土を使い、上部より、1個ずつ作品を作る方法では、少々中心から「ずれ」ていても
影響有りません。
尚、亀板を使う時には、濃い鉛筆で、円を描いて下さい。
2) 土の裾野を、両手の小指の付け根で、ロクロ面に押し付けます。
・ ロクロは、別名「水挽き」と言われ、水を多量に使って作る、方法です。
それ故、水が、ロクロ面と、土の間に入らない様にします。
そして、手でロクロを回転させながら、両手で土を叩いて、表面の凸凹を、取ると同時に、
ロクロに密着させます。
土殺しは、次回に続きます。
電動轆轤で作る
土殺し