・ 青磁釉銅彩石榴文角皿(せいじゆ どうさい ざくろもん かくざら)
・ 白泥流し鉄絵壷(はくでいながし てつえ つぼ)
・ 糠白釉赤絵大皿(ぬかじろ あかえ おおざら) 以上 田村耕一氏の作品
・ ザムザ氏の散歩
・ 雲の記憶
・ 金環蝕(きんかんしょく) 以上 八木一夫氏の作品
・ 彩埏(さいえん)春日 花瓶
・ 彩埏 鉄線 佳日 花瓶
・ 彩埏 釉裏紅 桃果 透盂 以上 楠部彌弌(くすべ やいち)氏の作品
・ 子持つき彩文水差(こもちつき さいもん みずさし)
・ 人頭形把手つき壷 (じんとうかた とってつき つぼ)
・ 赤絵式壷 以上 古代ギリシャ
・ 柿右衛門 色絵 山水菊牡丹図深鉢(さんすい きくぼたんず ふかざら)
・ 柿右衛門 色絵 傘人物三方割大壷(かさじんぶつ さんぽうわり おおつぼ)
・ 柿右衛門 色絵 葡萄栗鼠文向付 (ぶどう りすもん むこうつけ)
以上 酒井田柿右衛門の作品。
上記は、当方で所持している書籍から適当に抜書きした作品の名前です。
陶芸に限らず美術品には名称(名前)が付けられています。有名な作品では、その名前を聞いた
だけで、その作品の形や色が思い出せる場合が多いです。ご自分で作った作品であっても、公募展、
展示会などに出品すれば、名札を付ける事が多く、場合によっては必須条件となります。
その名前は単に思い付きで付ける場合もあります。当然命名権は作者にあるのですが、古い時代で
作者が不明な場合などには、どなたかが付ける事になります。その名前が適していれば、以後その
名前で呼ばれる事が多いです。
特に茶道に於ける抹茶々碗類には、「銘」と呼ばれる物があり、著名な茶人などが名付け親になる
事も多いです。
・ ご自分の作品に名前を付ける際に、何らかの参考に成れば良いと思っています。
1) 名前の付け方。
一般に名前は漢字で表記する事が多いです。近年では、記号や横文字で表記する事も多くなって
きました。それ故、文字の種類については、適当でも何ら問題には成りません。
著名な作品の名前は単に思い付きで、漢字を羅列している訳ではなく、一定のルールの付け方が
有ると思われます。名前は単に呼び名(銘)だけでなく、その作品の特徴を現している場合が
多いです。 書籍(美術書)などを見ると、作品紹介は、名称(銘)、産地、釉の種類、文様の
種類、技法、作品の形、制作年代、作者(古い時代は無名)、蔵所(持ち主)等が主に記されて
います。当然ですが、名前を付ける際、この全てを網羅している必要はありません。
ご自分で制作した物も、公募展や個展などで世に発表する際には、名前を付ける必要があります。
どの様に名前を付けるかによって、作品のイメージも変化します。特に近頃は、陶芸に限らず、
全ての物にはネーミングが、その作品の価値を高める大切な役目を果たしています。
① 基本的な名前の付け方。
作品は、一般的には漢字を使っています。その文字をどの様な順序で並べるかは、はっきりした
基準はありませんが、慣例的におおむね次ぎの順序で記される場合が多いです。
) 産地: 作られた国(但し国内の場合は省きます)、窯場なども産地です。
外国の場合: 中国(唐、宋、)朝鮮(高麗、李朝)ペルシャ、ドイツ(マイセン)
国内の場合: 備前、信楽、伊賀、萩、唐津、九谷、志野、薩摩、益子、相馬などです。
・ 近年は、産地が分散し、容易に取り寄せる個人が人も多いですので、産地を表記しない
場合も多いです。
産地の違いは、素地(土)の違いでもあります。その産地特有の土を使っているはずです。
特に、現在の様に簡単に移動できなかった土ですので、確実にその産地の近くから採取されて
います。更に、土が違えばその制作方法にも差が出や易いです。その土に対応した作り方も
有るかも知れません。それ故、産地が判れば制作方法も判る事も多いです。
) 釉の種類、技法の種類。
以下次回に続きます。
・ 白泥流し鉄絵壷(はくでいながし てつえ つぼ)
・ 糠白釉赤絵大皿(ぬかじろ あかえ おおざら) 以上 田村耕一氏の作品
・ ザムザ氏の散歩
・ 雲の記憶
・ 金環蝕(きんかんしょく) 以上 八木一夫氏の作品
・ 彩埏(さいえん)春日 花瓶
・ 彩埏 鉄線 佳日 花瓶
・ 彩埏 釉裏紅 桃果 透盂 以上 楠部彌弌(くすべ やいち)氏の作品
・ 子持つき彩文水差(こもちつき さいもん みずさし)
・ 人頭形把手つき壷 (じんとうかた とってつき つぼ)
・ 赤絵式壷 以上 古代ギリシャ
・ 柿右衛門 色絵 山水菊牡丹図深鉢(さんすい きくぼたんず ふかざら)
・ 柿右衛門 色絵 傘人物三方割大壷(かさじんぶつ さんぽうわり おおつぼ)
・ 柿右衛門 色絵 葡萄栗鼠文向付 (ぶどう りすもん むこうつけ)
以上 酒井田柿右衛門の作品。
上記は、当方で所持している書籍から適当に抜書きした作品の名前です。
陶芸に限らず美術品には名称(名前)が付けられています。有名な作品では、その名前を聞いた
だけで、その作品の形や色が思い出せる場合が多いです。ご自分で作った作品であっても、公募展、
展示会などに出品すれば、名札を付ける事が多く、場合によっては必須条件となります。
その名前は単に思い付きで付ける場合もあります。当然命名権は作者にあるのですが、古い時代で
作者が不明な場合などには、どなたかが付ける事になります。その名前が適していれば、以後その
名前で呼ばれる事が多いです。
特に茶道に於ける抹茶々碗類には、「銘」と呼ばれる物があり、著名な茶人などが名付け親になる
事も多いです。
・ ご自分の作品に名前を付ける際に、何らかの参考に成れば良いと思っています。
1) 名前の付け方。
一般に名前は漢字で表記する事が多いです。近年では、記号や横文字で表記する事も多くなって
きました。それ故、文字の種類については、適当でも何ら問題には成りません。
著名な作品の名前は単に思い付きで、漢字を羅列している訳ではなく、一定のルールの付け方が
有ると思われます。名前は単に呼び名(銘)だけでなく、その作品の特徴を現している場合が
多いです。 書籍(美術書)などを見ると、作品紹介は、名称(銘)、産地、釉の種類、文様の
種類、技法、作品の形、制作年代、作者(古い時代は無名)、蔵所(持ち主)等が主に記されて
います。当然ですが、名前を付ける際、この全てを網羅している必要はありません。
ご自分で制作した物も、公募展や個展などで世に発表する際には、名前を付ける必要があります。
どの様に名前を付けるかによって、作品のイメージも変化します。特に近頃は、陶芸に限らず、
全ての物にはネーミングが、その作品の価値を高める大切な役目を果たしています。
① 基本的な名前の付け方。
作品は、一般的には漢字を使っています。その文字をどの様な順序で並べるかは、はっきりした
基準はありませんが、慣例的におおむね次ぎの順序で記される場合が多いです。
) 産地: 作られた国(但し国内の場合は省きます)、窯場なども産地です。
外国の場合: 中国(唐、宋、)朝鮮(高麗、李朝)ペルシャ、ドイツ(マイセン)
国内の場合: 備前、信楽、伊賀、萩、唐津、九谷、志野、薩摩、益子、相馬などです。
・ 近年は、産地が分散し、容易に取り寄せる個人が人も多いですので、産地を表記しない
場合も多いです。
産地の違いは、素地(土)の違いでもあります。その産地特有の土を使っているはずです。
特に、現在の様に簡単に移動できなかった土ですので、確実にその産地の近くから採取されて
います。更に、土が違えばその制作方法にも差が出や易いです。その土に対応した作り方も
有るかも知れません。それ故、産地が判れば制作方法も判る事も多いです。
) 釉の種類、技法の種類。
以下次回に続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます