「ロクロ作業のまとめ」
今まで色々述べて来ましたが、ロクロ挽きの要点を「まとめ」て見たいと思います。
(以前と重複して説明している部分も、多々有りますが、悪しからず御覧下さい。)
1) 姿勢に付いて
① 以前は、ロクロの前で、胡坐をかいて作業しましたが、現在の電動ロクロでは、
椅子に腰掛けて、足でペダルを操作し、回転をコントロールするスタイルが、大勢です。
② 以前程では有りませんが、ロクロ作業は、腰を痛め易い姿勢ですので、注意が必要です。
同じ姿勢で、長い時間作業し無い事です。
③ ロクロは、手先だけで挽くのでは無く、体全体で挽きます。
即ち、土が上に延びるに従い、背筋を伸ばして、体を起こし、目と土の間隔を、一定にします。
④ 体は、出来るだけロクロに近付ける位置に、椅子を置いて下さい。
体が前屈みになら無い様にします。
2) ロクロは目的意識を持って作業する事。
① 誰でも、早くロクロを自由に操り、自分の作品を作りたい物です。
② 繰り返し、練習する事も大事ですが、常に自分が何をしたいのか、目的意識を持つ事も
大切です。
③ 目的意識とは、難しく考えずに、単に形、大きさ(寸法)、作陶時の細工、釉薬などを、
予め考えてから、作業に掛かる事です。
予定と違った物になってしまっても、貴方任せ(ロクロ任せ)に成らない様に、したい物です。
3) 菊練り、土殺しは丁寧に(確実に)実行する。
① 土の種類を選ぶ
ロクロの挽き易い土と、挽き難い土が有ります。
最終的には、どんな土でもロクロが上手に、挽ける様にしたいですが、
初心者は、出来るだけ土が伸び、ロクロ挽きし易い土を、選んで下さい。
尚 ロクロ挽き難い土とは、荒目の土(ハゼ石が入った土)、粒子が細かい土
(手触りが滑らかな土)、その他、鍋土などです。
② 菊練で空気を完全に抜かないと、土がスムーズに延びません。
又、土の固さが一定していないと、ロクロ挽きは出来ません。(再生土を使う時に注意)
③ 土殺しは、ロクロ挽き前の、重要な作業です。
これが不十分ですと、作品が振ら付いたり、撚れが出たり、偏肉に成り易いです。
熟れた人は、土殺しも素早く出来ますが、初心者は丁寧に作業して下さい。
続きは次回に述べます。
今まで色々述べて来ましたが、ロクロ挽きの要点を「まとめ」て見たいと思います。
(以前と重複して説明している部分も、多々有りますが、悪しからず御覧下さい。)
1) 姿勢に付いて
① 以前は、ロクロの前で、胡坐をかいて作業しましたが、現在の電動ロクロでは、
椅子に腰掛けて、足でペダルを操作し、回転をコントロールするスタイルが、大勢です。
② 以前程では有りませんが、ロクロ作業は、腰を痛め易い姿勢ですので、注意が必要です。
同じ姿勢で、長い時間作業し無い事です。
③ ロクロは、手先だけで挽くのでは無く、体全体で挽きます。
即ち、土が上に延びるに従い、背筋を伸ばして、体を起こし、目と土の間隔を、一定にします。
④ 体は、出来るだけロクロに近付ける位置に、椅子を置いて下さい。
体が前屈みになら無い様にします。
2) ロクロは目的意識を持って作業する事。
① 誰でも、早くロクロを自由に操り、自分の作品を作りたい物です。
② 繰り返し、練習する事も大事ですが、常に自分が何をしたいのか、目的意識を持つ事も
大切です。
③ 目的意識とは、難しく考えずに、単に形、大きさ(寸法)、作陶時の細工、釉薬などを、
予め考えてから、作業に掛かる事です。
予定と違った物になってしまっても、貴方任せ(ロクロ任せ)に成らない様に、したい物です。
3) 菊練り、土殺しは丁寧に(確実に)実行する。
① 土の種類を選ぶ
ロクロの挽き易い土と、挽き難い土が有ります。
最終的には、どんな土でもロクロが上手に、挽ける様にしたいですが、
初心者は、出来るだけ土が伸び、ロクロ挽きし易い土を、選んで下さい。
尚 ロクロ挽き難い土とは、荒目の土(ハゼ石が入った土)、粒子が細かい土
(手触りが滑らかな土)、その他、鍋土などです。
② 菊練で空気を完全に抜かないと、土がスムーズに延びません。
又、土の固さが一定していないと、ロクロ挽きは出来ません。(再生土を使う時に注意)
③ 土殺しは、ロクロ挽き前の、重要な作業です。
これが不十分ですと、作品が振ら付いたり、撚れが出たり、偏肉に成り易いです。
熟れた人は、土殺しも素早く出来ますが、初心者は丁寧に作業して下さい。
続きは次回に述べます。
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