善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

東鳴子温泉の旅(1)・勘七湯

2009年02月07日 | 温泉

鳴子らどん温泉でお神楽の奉納を見物した後、タクシーで東鳴子温泉に行きました。

鳴子温泉から約2キロ離れた場所にる東鳴子温泉は、ひなびた湯治宿が多い温泉郷です。

(勘七湯)

勘七湯は何年か前に一部をリニューアルしましたが旧館は昔のままのようでした。
古い旅館で現在のご主人は7代目だそうです。

温泉も、不老泉は昔の源泉で、伊達のお姫様が入浴されたということでした。

(不老泉)

不老泉の湯の色は透明ですが黒っぽい薄茶褐色で、入ると身体が包み込まれるような肌触りでした。
お湯は加水しなくても適温で、ややぬめり感があり、浴槽には白い湯の花が舞っていました。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)で「純重曹泉」とうたっています。

(大浴場)

大浴場は東鳴子の旅館の共同の源泉を使用しているそうです。
20人ほどが入れる浴槽で、浴槽の間に間仕切りがあり、同じ源泉が別々に流れ込むので若干湯温が異なるように配慮されています。
肌触りがなめらかなお湯で、不老泉をマイルドにしたような心地よいお風呂でした。
お湯は透明でやや薄黄色。味は温泉味?でほぼ無臭でした。
湯治には丁度よい加減のお湯といえると思います。

源泉は新井第2号泉と新井第5号線も混合で、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉(含食塩・芒硝・硫酸塩泉)とのことでした。

勘七湯のホームページ
勘七湯


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