次のお湯は高砂湯です。
高砂湯は朝日町にあり、甲府駅から徒歩5~6分の場所で、城北の湯から高砂湯までは徒歩7~8分の距離です。
高砂湯は年季の入ったたたずまいでした。
(高砂湯)
履き物を脱いで中に入ります。
中は男湯の脱衣場で、昔ながらの、浴槽方向に向いた番台がありました。
また、脱衣場にあった籐製の脱衣籠も郷愁をさそいます。
(番台)
(籐製の籠)
脱衣場には他にコインロッカーとサンヨーの洗濯機に脱水機などがあり、これが今風でした。
(脱衣場)
浴室も昭和の様式が残っていました。
タイル張りの浴室には、浴室両サイドと中央にカランがあり、正面に浴槽が横に2槽並んでいました。この配置は定番スタイルです。
(メインの浴槽)
浴槽はやや深めでした。これも定石でしょう。
洗い場が広く、浴槽は小さめで、やや深いのです。
(洗い場)
お湯は残念ながらカルキ臭が強く、浴感も水道水に近く、温泉の感じがあまりしませんでしたが、お湯に浸かっていると子ども時代の東京の銭湯が思い出されて、懐かしさにしんみりしてしまいました。
お湯を出て、番台の老婦人に話を伺おうとすると、一月前から頼まれて座っているので、このお風呂のことは詳しく知らないとのことでした。
お風呂を出て甲府駅に向かうころには太陽はかなり傾いてきました。
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