(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)
バス停十和田湖温泉郷で十和田市行きのバスに乗り十和田市で下ります。
(十和田市行き十和田観光電鉄バス)
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十和田市までおよそ30分です。
バスが十和田市の市街地に入ると形の良い松並木が高層建築の無い市の景観を引き立てます。
ほぼ市内の中心に十和田市現代美術館があります。
(バス停 十和田市現代美術館前)
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バスを降りると、美術館は多くの小さめの無機質の建物を回廊でつないだ構造になっています。
エントランスホールに入る前に、ホールの前にあるフラワーホースと呼ばれる作品の洗礼を受けます。
この馬は韓国生まれのチェ・ジョンファ作のアートで、主要展示物野中では例外的に撮影自由な作品の一つです。
十和田市現代美術館は一歩館内に入るとほとんど全てが撮影禁止で、この美術館をネットで紹介するのは至難の業ですが、この作品(フラワーホース)が内部の各展示物を象徴しているような感じを受けるのです。
また、エントランスホールで購入する入館料(¥500)は一度館外に出てまた入ることが出来ます。ですから、後で紹介する、道路の向こう側の作品群を見てもう一度入ることも出来るのです。
以下はほんの一部のみの紹介です。
(美術館前庭のフラワーホース-チェ・ジョンファ作)
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(別角度のフラワーホース-チェ・ジョンファ作)
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この展示場の外壁も撮影自由です。当初は「オクリア」だけだったそうですが、2012年に奈良美智の夜露死苦ガール2012が追加されたそうです。
(ポール・モリソンの「オクリア」 左側の壁面は奈良美智の「夜露死苦ガール2012」)
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(椿 昇 の「アッタ」)
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カフェのある建物(売店を兼ねる)の内部には休憩スペースとハスの花びらが動くアートがあります。
湖の花びらは羽ばたくように動き、ガラス張りの外からもよく見え、この美術館の名物の一つです。
(休憩所内のハスの花のオブジェ)
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一方、現代美術館をはさんで道路の反対側にも多くのアートが展示されており、無料で楽しめます。
このキノコのアートは「愛はとこしえ十和田でうたう」-作 草間彌生(日本)という呼び名で、昨日同じ旅館で一緒になった新潟からの家族がモデルになってくれました。
(愛はとこしえ十和田で歌う)
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こんなアートもあります。
(「ゴースト」 インゲス・イデー(ドイツ))
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館内で唯一撮影可能なのはエントランスホールです。
入場券を買ったり、ロッカーに荷物を入れたりして、何回でも出入りが出来ます。
エントランス・ホールの床を彩るイギリス生まれの ジム・ランビー の「ゾボップ」 も撮影自由でした。
カラフルな床に幼児が戯れていたのが印象的でした。
(エントランスホールの床-ジム・ランビー の「ゾボップ」)
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ともかく十和田市現代美術館は不思議な空間と不思議な世界を提案していました。
十和田市現代美術館へリンク
モダンアートとは何か?。
回答を得られないままかなりの時間を費やして見て回りました。
十和田市はこの投資に見合ったリターンがあったのかどうかわかりませんが、多くの観客を引き寄せていました。
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