鎌倉市大船に多聞院という真言宗の古刹があります。
大船の鎮守様の熊野神社を背にしています。
1579年(天正7年)に小田原の北条氏の家臣、甘糟長俊が木造の神像を勧請したことが熊野神社の始まりといわれ、多聞院は、熊野神社の別当寺として山の内にあった観蓮寺をこの場所に移したとのことです。
多聞院のご本尊は毘沙門天で、別名多聞天とも言われておりこの多聞天がお寺の寺号となったそうです。
毎年梅が早めに咲く寺院なので1月末に取材にいったところ、白梅はまだまだで、紅梅が一本だけ咲いていました。
(多聞院)

(多聞院本堂)

(紅梅1)

(紅梅2)

(紅梅3)

(紅梅4)

多聞院から山裾をたどって、近くの甘粕屋敷に行ってみましたが10本以上ある梅は全く咲いていませんでした。